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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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2月4日から21日まで開催中。招待券を戴いたが院展は春で三越で展示していたと思ったら此れは巡回展示だそうです。入り口には個人的には好きな作品ではないが内閣総理大臣賞、文科省大臣賞が迎えてくれる。

 

日本画だけで大きな作品が90点近く展示されている。同人と一般作家と分かれている。やはり個人的には好きな作品は同人の作品が多い。

 

鎌倉秀雄氏の「梅花早春」梅に猫で何処かで見た感じ。福井爽夫氏「影映」幻想的、田淵俊夫氏「飛鳥川心象 春萌ゆ」白と黒で白の点で花が沢山咲いている。手塚雄二氏「冬の川」雪に覆われた熊笹が静けさな風景。

梅原正明氏「雪夜
(鬼の凄む画室)」曽我漂白を思うと書かれていたが画材が置かれ肉筆画や屏風絵などが描かれ女性が寝ていたり覗きこむ女性が描かれて怪奇な雰囲気の作品。宮廻正明「閑心遠目」小船から投網をしている図ですが点描画。

 

好きな絵は沢山あった。勿論立派な先生の作品だから買えないし号数も大きく家に置けない。此れだけ気に入った作品があると時間を忘れて仕舞う。

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写真は博物館内にある表慶館 明治42年大正天皇の御成婚を祝う目的で開館。博物館ではたまに展覧会を行う。

近代のコーナーは明治大正の絵画、彫刻、工芸品を展示していますが私は此処では絵画を中心に見ています。写真は撮っていませんが聖心女子大の障壁画が今回沢山展示しています。(横山大観、小川芋銭、川端龍子、速水御舟、下山観山など)

 

日本画は前田青邨、狩野芳崖、橋本雅邦、下山観山など洋画は浅井忠の作品が展示されています。

 

前田青邨の切支丹と仏徒狩野芳崖の春庭、

竹林図橋本雅邦
 下山観山の豊太閤


浅井忠の少女と犬、婦人像

浅井忠のパリでの風景画は印象派の影響か。

 

29年2月東京国立博物館本館その他

博物館は毎月行っているが浮世絵がメインで近代の美術くらいで広いので歩き見をして気になった作品を見る程度です。

書画の展開コーナー

此処は安土桃山から江戸の絵画書などを展示している。

英一蝶の富士山図

狩野探幽の新三十六歌仙図

丸山応挙の雪中老松図、雪景山水図

その他


一行書 一休宗純筆 真の仏教の教えは言葉の外にあるという禅の根本を解いた八文字だそうです。

具足

岩村城主松平家乗氏の所用の具足 大河の女城主でないが岩村城と言えばおつやの方が遠山氏の幼少の養子を後見人としての女城主で有名。松平氏は江戸時代。

今月は天神信仰、雪、梅など二月らしい浮世絵が展示されていま す。
相変わらずボケピンですみません。


浮絵天神講奥村政信

床の間に天神様を飾り書道の上達や学業成就を祈願する。また碁を打つ三人の衣装には松竹梅が配され菅原伝授手鑑寺子屋の場面の見立てです。


鈴木春信の臥龍梅、下駄の雪取り 雪は摺りの素晴らしさで立体的に摺り上がっている。


勝川春草の大谷光次の雪中侍、勝川春好の市川八百蔵・雪中傘さし侍、白黒の写真が良いように浮世絵も錦絵から墨の昔の絵が粋だった。


鳥居清長の雪中梅花二美人、喜多川歌麿の雪中屋根船の男女、屋根のないチョキ船はこの時期は吉原に行くには粋でない。

栄松斎長喜の雪中美人と下男、雲母で作った胡粉の雪。

北斎と広重の信州諏訪湖を描いている。北斎は雪中人馬、広重は諏訪湖の氷渡り。広重は本当に諏訪湖へ行ったのだろうか。浪曲師見てきたような嘘を言い、浮世絵師も行かないで図絵を参考にして描いていたりしている。

 

歌川広重の亀戸梅園、風景画はいいが人物画は?


歌川国芳の山海愛度図会・つづきが見たい、駒絵は白魚つりの図


国貞・国芳の師匠歌川豊国の雪こかし


菊川英山の絵馬筑紫大宰府天満宮ノ図

 

大田区立龍子記念館では2月1日から6月11日まで表記の展覧会が行われています。川端龍子は酉年生まれの守り本尊である不動明王を信奉し多くの作品を描いていますし南方で戦死した息子の冥福の為にも描いています。

 

川端龍子の絵はどこからでも見えるという大きな作品が特徴ですが今回もダイナミックな作品に小さめな作品(他の作品との比較で)トコントラスを考えたような展示から始まります。

 

最初の吾が持仏堂と言うタイトルで昭和33年73才の作で7点の連作です。29回イタリアベネチアピエンナーレの出品作品で般若心経の文字から始まり最後は観音経で終わり。途中に不動尊、11面観音像、多聞天などの仏像の絵。

晩年龍子は息子、奥さんの冥府を祈るように坂東、四国などを巡礼をして多くの仏像を描いています。

この博物館は5階、6階が常設展でその中に企画展もやっています。

1階はそのものの企画展をやっています。今回は戦国時代展です。

常設展内の企画展は徳川将軍家の婚礼という企画展です。徳川将軍家の婚礼と将軍家へ嫁ぐ両方があります。将軍家の婚礼には使用の統一の仕上げの為幕府の細工所で製作していました。

 

梨子地、黒漆地などの蒔地など華麗な豪華な品々が準備されたようです。有名どころでは13代14代の将軍に嫁いだ篤姫、和宮の婚礼道具を中心に展示されています。


 

また常設展の中でも季節・行事によっても当時は写真は無いですから説明は浮世絵を使っています。正月らしい浮世絵が沢山展示解説に使用されています。

江戸東京博物館の企画展は個人的にあまり好きな物がなく好きなお城の展覧会でもがっかりした。今日は相撲の千秋楽で会場が江戸東京博物館と国技館の裏のホテルの為時間つぶしで見学した。

 

今日は企画展と常設共通券を購入。最初に1階の企画展に入場。迎えてくれるのが六文銭の旗、戦国時代と言えば学校で習った記憶では室町幕府の衰退によって上杉謙信、武田信玄、毛利元就、織田信長などの群雄割拠した時代。始まりは関東で始まった享徳の乱、京都での応仁の乱がきっかけ。

 

国宝、重文などが多数出展していますが古文書は解らず、花押も良く解らず、多くの人が並んで見ている刀がありますが刀もあまり興味がなく鎧もそんなに興味がない。

 

しいて言えば合戦図、肖像画などですが多くの人で前に進まない。こういう状態は疲れるので後ろから見乍ら歩く状態にしたらあっという間に終わったのでもう一度見たいものだけ戻り見学をした。

 

いつも思うのが何処に行っても大きな展覧会は凄い人出だ。

 

岩佐又兵衛は生まれは有岡城主荒木村重の子で村重は織田信長の家臣であったが謀反を起こす。その説得に黒田官兵衛が行くが土牢に1年間閉じ込められる。この謀反は失敗に終わり一族は殆どが惨殺されるが又兵衛は乳母に救い出され石山本願寺に保護される。

 

俵屋宗達と並ぶ江戸初期を代表する絵師になりやまと絵を中心とした作風で狩野派、土佐派の流派を学び独自の様式を作り上げた。初期の風俗画は浮世絵の先駆者として良く菱川師宣と比較される。

 

京都時代、福井時代、江戸在住時代と工房をかまえ当時の権力の中枢の中での活動をしていた。今回は源氏絵を中心とした展覧会です。

 

源氏物語はおおよそしか解らなく今回は沢山の源氏物語の屏風、画帳を初めて見た。この手は東京国立博物館、五島美術館、泉屋博古館程度しか見ていない。

 

出光美術館は数年前に1度来ただけでその時も確か屏風だったような気がする。出光と言うと焼き物のイメージだが沢山の今回の多くの作品を館蔵しているのを知った。ブリジストンと同じように東京だけでなく自分の故郷にも美術館(門司)を持っているのが良い。


最上階ですので前は皇居、無料のお茶と休憩所のソファーで暫くお休み。緑の森と堀の石垣をのんびりと。

黒田記念館は黒田清輝の遺言により昭和3年に竣工した。展示室は常設室と年三回だけ開放する特別室がある。

 

特別室は4点の作品が展示されている。

智・感・情という3点の作品、身体の骨格などが描かれている。

舞妓 湖畔の三点が重要文化財。この他に読書がある。

  
 

常設展は焼失した昔語りのデッサンや下絵

その他フランス留学時の作品などが展示している。入場無料、月曜休館。

基本的にはこの施設では浮世絵をメインに見に毎月お邪魔している。東洋館、法隆寺宝物館など国宝・重要文化財が多い施設でも年に1階も見に行かない。本館でもざっと歩き見をして2階から1階を歩く。そこで気になった作品を。

 

丸山応挙の雪中老松図 池大雅の竹図

 
黒川亀玉の芭蕉狐鶴図

黙隠の屏風

赤坂離宮の七宝の下絵 渡邊省亭

北斎の清少納言 魚屋北溪(ととや。ほっけい)鶏に美人

小林永擢の美人愛猫 小林古径の阿弥陀堂

菱田春草 梨に双鳩

前田青邨 湯治場3幅
新三十六歌仙図貼

この他に国宝室では毎年正月は長谷川等伯の松林図屏風ですが安土桃山時代だからか墨一色でも何となくこの絵は私には解らない。

 

今月のモチーフは福神、正月の羽根つき、万歳、小松引きなどのふうぞくを描いた作品、干支にちなんだ作品、毎月連続として展示している木曽街道六十九次4点を展示しています。

 

他の施設と違うのが江戸の衣装の展示、かんざし、櫛、印籠、根付なども一緒に展示しています。

 


鳥居清広の見立尉と姥島台 

勝川春好の江戸三幅対・谷風・六代目市川團十郎・扇屋花扇 江戸の三大娯楽の主人公。鳥文斎栄之の風流五節句・元旦 
筆者不詳江戸の正月
柳々居辰斎 喜多川歌麿 浮世七ツ目合・卯酉

 歌川広重の名所江戸百景・日本橋雪晴

礒田湖龍斎の羽根つき図

広重の師匠歌川豊広小松引図

歌川広重の木曽街道上ケ松 須原

鳥文斎栄之の隅田川図巻 恵比寿、大黒天、福禄寿が隅田川から船に乗って吉原に向かう図、途中隅田川の景色も描かれている。

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