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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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読売新聞の元旦には毎年のように大量の新聞が入っている。本誌以外にスポーツ、芸能、展覧会などの案内の数ページの新聞がある。

 

上野の国立西洋美術館で北斎とジャポニズム展が10月21日から1月28日までと出ていた。可笑しいなぁ西洋美術館は宗教画の展覧会をやっていたのだが。

 

もう一度よく見ると今年の10月21日から来年の1月28日の予定でした。まだ今年が始まったばかりで秋の予定を大きく載せていたようです。

 

慌て者の私はぬか喜びで東京国立博物館と一緒に見ようと出かける予定でした。まぁ印象派と浮世絵をコラボする展覧会は多くてっきり今月までの展覧会と勘違いして居ました。残念。

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東郷青児記念損保ジャパン日本興和美術館で12月25日まで開催。新宿に用があり久々に旧安田火災ビルの42階の超高層の美術館にお邪魔。行った日は雨が降っていて残念ながら東京の風景は良く見えない。

 

普段は個人的に好きな絵ではない展示なのであまり行かない。今回も普段行く美術館はもう休館に入っていたりしている。風景画なので好きなジャンルで見に行きました。

 

1章から8章まで分かれていて最後は常設展の東郷青児の独特な絵画とゴッホのひまわり、セザンヌの静物画が飾られています。

 

1章フランスのエスプリと言うタイトルでユトリロやロラン・ウドなど作品が展示。2章は東郷青児のフランスでの作品、スケッチなど。個人的には古城のモンサンミッシェルのような絵で全体が黒で纏まっている。若い頃の作品でムードンの風景などは好きな作品でした。

 

3章は日本の画家で岸田劉生、有馬生馬などで初めて聞いた名前ですが大渕洋一の写実絵、動物画の山口華楊のきつねなど好きな作品が並んでいます。

 

大きな国絵図と浮世絵、画材などが展示している。

国絵図は慶長・正保・元禄・天保に江戸幕府の命により各大名が国ごとに地図と土地台帳の郷帳の提出をさせたもの。国絵図は極彩色で巨大な畳二枚程度のもので各国の領内が細かく描かれている。(顔料) 基本的な事だが明治になって天領に対する大名領を藩と言う言葉が一般的になりその以前は国と言う言葉で処理をしていた。

 

浮世絵は春信、国貞、国芳、歌麿、清長、広重、英泉、北斎などの浮世絵作品が展示している。今回は作品の展示だけでなく色材などの展覧会で立原位貫と言う人が脱色している浮世絵を自刻、自摺をして色材を研究して各絵師の作品を復刻させている。

 

紅、藍、青花など浮世絵は植物からの染料が中心でその復活には苦労したようです。また現在は非破壊分析などの技術も使っているようです。

 

目黒区美術館は目黒駅前から権之助坂をだらだら下って目黒川沿いの施設です。庭園の中に長崎原爆の被爆した柿の木がある。燃えていたがそんな木から2,3つの実が出来、目黒区に住む被爆者がその種を貰って育てた被爆2世の木だそうです。実は今年は出来たのか?

 

見学後来た坂道を登り目黒駅前に到着。近くの500羅漢の大円寺に御朱印を貰いに向かう。行人坂と言って急な坂で雪が降ったら歩けないだろうと言う坂です。

   

ホリプロ本社前のお寺で当日はきのえの日大黒天の御縁日でした。境内には500を超える石仏群があり左右に文殊、普賢像、正面に釈迦三尊、周りには十六羅漢像が並んでいます。

 

江戸三大火事(振袖火事、車町火事)のひとつ行人坂の火事でこの大円寺から出火、この大火で亡くなった人の供養をするために作ったようです。

 

この坂の登りはもう息絶え絶えで上がってきました。高校時代の親友と東急線の荏原中延駅近くで楽しく久々に旧交を温めた。

 

 

 

この美術館は1122日オープンしたばかりで地元の人が大挙押し寄せているだろうから来年にしようと思っていたが開館目玉の長年行方が分からなかった幻の絵巻「隅田川両岸景色絵巻」14900万円で購入の絵巻は115日で終わってしまうので平日ならと出かけた。

 

葛飾北斎は数えで90歳までの当時としては長寿で作画活動は70年に及び作品数も膨大にある。また90回余りに及ぶ転居,30回以上の改名、自分の名前を売ってしまう。護国寺の境内での120畳の達磨絵を描いたりのパホーマンスなど変わった一面もある。

 

当初は勝川派の春草に入門、春朗に春草没後継がず、江戸琳派の俵屋宗理に、二代目宗理襲名。代表作富嶽三十六景は70を超えてから作画。三十代の広重に大いに刺激を。広重ブルーと言われるが当初は北斎が使っていた。

 

モネ、ゴッホなど印象派の画家に刺激・影響を与え作曲家ドビッシーも神奈川沖浪裏に刺激され「海」という交響詩を。アメリカのライフ誌にこの千年の間に文化に貢献した人物100名に日本人として唯一選出されている。知ったかぶりに書けば一杯かける北斎です。

 

大江戸線両国駅から数分の公園の中に近代的な地上4階地下1階の立派な建物、常設展と企画展が展示している。北斎は現墨田区亀沢(江戸本所割下水)に生まれ大半を墨田区で過ごす。

 

65歳以上なので開館記念展・常設展で900円。常設展と企画展が交差している3階は4階で見せてもう一度入場券を見せなくてはならない。大きな公園の中にあるし34億もかけたのなら常設展を別途フロアーにすべきだっただろうと素人は思う。

 

 

大田区在住90年・大田区制70周年記念をして昭和22年以降の作品をスケッチ、下書き、試し摺りなど82点を1225日まで館蔵作品を展示しています。


池上の雪

芝公園の雪

箱根宮ノ下富士屋ホテル 

好きな版画作家で今回は2回目の訪問。南馬込は坂の多い場所で今回も自転車では登り切れないと思い大田文化の森の自転車を置き臼田坂を上って向かう。土曜日だったが空いていてゆっくり拝見できました。65歳以上入場無料。

 

博物館の近くに曹洞宗別格本山の萬福寺があり此処を散策、有名な方のお墓がありますが何と言っても梶原景時のお墓があります。景時は源頼朝が伊豆石橋山の戦いで敗れ敗走。

 

山中に隠れていた頼朝を見て見ぬふりをして一命を救いその後家来になった人で頼朝からもらった子の景季の名馬するすみと佐々木高綱のやはり頼朝からもらった名馬池月の宇治川の先陣争いが有名。

 

坂を下りたり登ったりと結構疲れたが心地よい汗で帰りはいつもの銭湯でリラックスした。

近代コーナー

 今回は絵画でなく仁清、伊万里、鍋島を久しぶりに見た。特に四代道八の作品。香蘭社の作品、鈴木長吉のわしなどは超絶技巧。

暮らしの調度コーナーでは初代仁阿弥道八の作品

 

武士の装いコーナーでは伝小早川秀秋の陣羽織、

 

今月のメインテーマは忠臣蔵です。もう内容は有名な話ですが浄瑠璃や歌舞伎で何度も上演されこの時期には必ず現代でも取り上げられ何度見ても評判になり略称として忠臣蔵と呼ばれています。

 
初段

江戸時代は幕府に遠慮して浅野家などと言ってはならず仮名手本と言う形で赤穂四十七士をいろは四十七文字になぞらえ仮名手本と言います。

 
十一段

話は塩路判官高定は足利尊氏の代参として鎌倉鶴岡八幡宮の参詣する足利直義の饗応役を命ぜられる。指南役として高師直からいわれのない侮辱を受け、それに耐えきれず判官は殿中で師直に切りつける。その結果節婦を命じられお家は断絶。

高名美人見立忠臣蔵 喜多川歌麿   忠臣蔵七段目 礒田湖龍斎 

判官切腹の際に高師直を討てとの遺命を受けた家老大星由良之助

浪士となった塩路家の侍と共に師直の復讐を誓い計画実行をする。話の中には早野勘平、おかる、加古川本蔵などのエピソードが入る。

 

初段は鶴岡八幡宮で新田義貞の兜改めを行った塩路判官の妻顔世の高師直が付文をして言い寄る。此れを見た桃井若狭之助が止めに入った事で師直の恨みをかうというはじまり。

武家煤払いの図 喜多川歌麿

5枚綴りの浮世絵ですが右端の絵は 忠臣蔵の松の廊下、左端は鼠を捕まえている図で暮れの大掃除に掛けて忠臣蔵も描いています。

浮世絵においても役者絵、十一段の場面を描いた物、武者絵、見立て絵などと様々な絵師により描かれています。今回此方では葛飾北斎の仮名手本忠臣蔵全十一段、勝川春英、喜多川歌麿、礒田湖龍斎、鳥文斎栄之、歌川豊国、窪俊満などの絵師の作品が展示しています。

 

またシリーズ物として木曽街道も展示しています。

旧新橋停車場鉄道歴史展示室では来年2月26日まで蒸気機関車の動く仕組みやメンテナンスなどを写真、ビデオで展示しています。入場無料、月曜休館。

 

SLは窓を開ければ煤が入り顔が汚れたりして時代と共に消えて行った。明治5年新橋、横浜間も当然蒸気機関車でした。ノスタルジアを求める人、初めての人はずうたいの大きな黒い鉄の塊で煙突から煙を出す機関車に憧れるのか人気は高い。北海道から九州まで走っています。

 

現在名前はそのつど変わっているが土日を中心にJR北海道では冬の湿原号、JR東日本ではSL銀河、ばんえつ物語、みなかみ碓水号、JR西日本は北びわこ号、やまぐち号、JR九州は人吉、真岡鉄道はもおか、秩父鉄道はバイオエクスプレス、大井川鉄道は4台のSLがほぼ毎日運行。きかんしゃトーマスまである。

 

個人的には機関車の絵のきっぷ、なグッズなども展示しているかと思ったがナンバープレート位でした。ちょっと寂しかった。https://www.tetsudo.com/

 

駅でいうと辻堂でこの駅は私は初めて降りた。今日は駅開通百年と言う事で駅でグッズの販売、浮世絵館の前の公園では駅百年の記念のイベントが行われていた。

 

駅前は新しい商業施設が出来て新興都市の雰囲気が出ている。浮世絵館は市制40周年から藤沢・江ノ島関連の浮世絵を収集したようです。自前の浮世絵コレクションのようです。

  

館内は東海道五十三次コーナー、藤沢宿コーナー、江ノ島コーナー、企画展コーナーの4つのゾーンに分かれています。ゆっくりした展示スペースで見やすい。

 

東海道五十三次は国貞の見立て役者五十三次で今回は土山までの22枚、藤沢宿コーナーは広重の張り交ぜ図東海道五十三次の日本橋から藤沢まで、その他に葛飾北斎、溪斎栄泉、河鍋暁斎など12点。

 

江ノ島は勝川春草、北尾重政、北尾政美、二代目勝川春好など。企画コーナーは富士山の浮世絵や吉田初三郎の名所案内図など。全59点。入場は無料。休館月曜日。ココテラス7階。

 

せっかくここまで来たので最近リニューアルした小田原城でも見ようと向かう。

 

太田記念美術館を訪れたので原宿駅の反対側は広大な明治神宮で久々に参拝して御朱印を戴こうと向かいました。原宿駅はオリンピックの為に改良をするようです。

 

この駅は都内で現存する最古の木造駅舎で階段には廃レールが使用されています。また駅としては皇室専用ホーム(宮廷ホーム)があり正月には明治神宮側に臨時ホームもあります。

 

この森に入ると霊気なのかひやっとします。途中には菊花展、奉納の酒樽が飾られています。いつも見ると少しづつ試飲できたらと思ってしまう。3つの鳥居で頭を下げる人は少なく、修学旅行、外国人も多い。

 

新嘗祭の奉納品が沢山飾られ大漁船に白菜や葱、大根などの野菜船が沢山奉納されています。

 

宝物展示室は明治天皇の軍服、馬具、日本画、そして浮世絵などが展示されています。もう1つ明治神宮宝物殿もあり此方は土日祭日しか開館していないようで1ゖ月の有効期間の券をもらったが。

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