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今月は展示作品全部が葛飾北斎の作品で並べている。デビュー作とされる20代の「瀬川菊乃丞の正宗娘おれん」から最晩年の90才の「扇面散図」の代表作を展示しています。1月17日まで。

 

北斎は役者絵・名所絵・相撲絵・生物絵など至る幅広く活動しています。弟子にとの北斎漫画、洒落本の挿絵、一点物の肉質画など。

 

まず20代の瀬川菊乃丞の正宗娘おれん、相撲絵「鬼面山谷五郎 出羽の海海金蔵」

信州諏訪湖御神渡り、雉子と蛇

富嶽三十六景凱風快晴、山下白雨、神奈川沖浪裏。

北斎漫画、扇面散図

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 毎回浮世絵がメインで近代の美術を見て帰るのですがもったいないので歩きながら見て歩きます。

 

2室国宝

観楓図屏風 紅葉の名所の京都の高尾の清滝川のほとりで紅葉狩を楽しむ人々を描いた屏風。狩野秀頼筆。

 

8室暮らしの調度

火事装束で大名、一般の装束

 

書画の展開

猿図 木下応受筆

 

師走の恒例の忠臣蔵、浅野家主君の無念を晴らす江戸庶民としては喝采の物語ですが幕府に遠慮して時代、物語も替えています。

 

勝川俊英の忠臣蔵初段から十一段目まで展示されています。

忠臣蔵ではおかる、寛平の悲恋や大石内蔵助ならぬ大星由良助がヒーロ。

歌川豊国、その弟子の国貞の三代目沢村宗十郎の大星由良助。


豊国の忠臣蔵やつし十一段目夜打の図


歌川派の始祖歌川豊春の十二月図の肉質画

師走になると恒例の忠臣蔵が浮世絵の世界も歌舞伎、映画同様毎度の出し物になります。

 

両国の本所若松町吉良邸から泉岳寺までの見事仇討を達成した話ですが、当時は幕府に遠慮して時代が南北朝時代に置き替えられ「大序」から「11段」にと歌舞伎の当たり狂言になりました。

 

葛飾北斎、初代歌川豊国、歌川国貞、歌川国芳などの比較を贅沢に見られます。また3枚つづりで全11段描いている豊国の忠臣蔵、国貞の11段目 夜討ちの義士23人衆、同じく追手組24人衆など。見ごたえがあります。

 

今年1年ありがとうございました。

 

川端龍子(18851966)大正から昭和にかけて活躍した日本画家。大田区馬込でアトリエを構え日本を代表する日本画家で特に会場主義という床の間主義に相対する言葉ですが個人も良いがもっと広くみんなで日本画を見ようと趣旨で7mを超える大作多く記念館では何点を展示できなかったが130周年記念で「筏流し」の1点だけが7m越で今回は屏風にしても2広のサイズの物です。

 

龍子の作品としては小品?44点が展示され、ほかに青龍会ポスター、天井画がコピーなども展示。

 

龍子の初期の油彩画も数点展示しています。個人的には梅の花でしょうか上から見ていて池の鯉が浮かぶ作品が良かった。

 たばこと塩の博物館では1213日まで上記の展覧会が開催しています。浮世絵は64点キセルや煙草入れを描いた浮世絵が展示。

  

たばこ盆では蒔絵仕立ての立派なたばこ盆で前田家伝来、紀州徳川家伝来、毛利家伝来、伝吉原花扇太夫使用、七代目市川團十郎愛用ななど。

 

煙草入れは8代目桂文楽コレクションの立派のものが展示、文楽のコレクションは渋谷の博物館時代にも見せて戴いた。今回は会場が広く見やすい。この他に常設のタバコ展示室、塩展示室がある。


 

入場料は100円ですが65歳以上は50円です。何だか申し訳ない気がしてきました。今回墨田区に移り東京スカイツリーに近く帰りにソラマチの9階にある郵政博物館に寄りましたが此処では浮世絵の展示は無かった。

 

 

 

 

ゴーギャン、ポスト印象派で株式仲買人で余暇で絵を描いていたが1882年のパリの株式市場が大暴落になり絵の道に生きる決意をする。

 

1886年ブルターニュ地方でポン=タヴァンの小さな町で芸術家たちが多く訪れています。ゴーギャンも何度か訪れています。エミール・ベルナール、シャルル・フィリジエ、モーリス・ド二など。

 

実はゴーギャンはそんなん好きは無いのですが招待券を戴いた関係で汐留に来ました。「玉ねぎと日本の版画のある静物」とってつけたジャポニスムがプンプン。

 

この展覧会は大半がこの地方に訪れた画家達でゴーギャンの作品は10点余りです。印象派、総合主義、ナビ派、象徴主義など流れに流されて行った。

 

フェルディナンロウイアン・デュイゴトという聞いたことがない画家の「藁葺家のある風景」が良かった。もう一点と言えばモーリス・ド二の「プレストの港」位です。

 

                                          

 此方は12月20日まで展示。

横山大観の有名な「無我」、青木繁「日本武尊」

岸田劉生「麗子像」安井曽太郎「深井英五氏像」


浅井忠の作品「諏訪湖湖畔」、「木曽福島」
今回浅井忠の作品が沢山展示されています。

東京国立博物館本館 27年11月 浮世絵コーナー

今月のテーマは、特になく肉質画、紅摺絵、サイズの違い柱絵、そして鈴木春信の錦絵、喜多川歌麿、豊国、国貞、広重と続く。23日までで入れ替えで滑り込みセーフ。

 

肉質画は菱川師宣の見返り美人図、魚屋北溪の玉川布晒し図


鈴木春信の作品が多いが見立て恵比寿、見立て大黒天
                


国貞の江戸百人美女三田聖坂、駒形


広重江戸名所百景シリーズ


品川の海案(アン)寺紅葉の図

 

 

毎月お邪魔している川崎・砂子の里資料館では21日まで開催中で滑り込みセーフでした。
 

北斎に春興五十三駄之内シリーズや広重の本朝名所シリーズ、曽我物語図絵シリーズ、国芳の高祖御一代記略図、国貞の本朝高名鑑シリーズなど私は初めて見る作品です。

 

63点今日限りですから2周見てもう一度見たいものとして数点見ました。

 

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