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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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8月21日まで相撲博物館では東海四県と大相撲というタイトルで展示が行われています。

 

現在大相撲は名古屋場所でそれに因んだ展示で静岡、三重、愛知、岐阜出身の力士、名古屋場所での優勝力士などの写真、化粧まわしなどが展示されています。

 

私は知りませんでしたが愛知県体育館の前は金山体育館で開催され暑い中この会場には冷房設備がなく氷柱を置いたり団扇で凌いでいたようです。さぞや暑かったでしょう。

 

今回は国貞の浮世絵などがかなり展示されています。

 

現在は愛知県体育館は当然冷房設備は完備していますがテレビではやはり団扇を使っている方が目につきます。そして愛知県体育館は今年開館50周年だそうです。名古屋城の隣にありちょん髷、浴衣の力士が石垣をバックに歩く姿は4場所の中で一番絵になっています。

 

昨年も行きましたが今年も高砂部屋千秋楽Pに行こうと思っています。関取が目の前になった朝弁慶3連勝中、昨日の対戦は先場所負けた旭大星を圧倒、この勢いであと3つは勝ってほしいものです。



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白金台にある松岡美術館では7月7日から9月26日まで開館40周年企画の第三弾「もう一度会いたい、松岡コレクション」として長年のアンケートによる順位を付けて展示。

 

藤田嗣治、ピカソ、モネ、ユトリロ、ローランサン、ルノアール、シャガール、ピサロなどの館蔵品を展示されています。

 

大体が今まで見た事のある作品ですが個人的にはポインターと言う人の「小さな災難」神話画でしょうか写実的で絵自体も立体的に見えます。額も作品に合った立派なもの。

 

もう一点これも初めてかもしれません英国のパーチと言う作家の風景画で三分の二は入道雲、青空で下には奥域が広く感じる草原などの風景が広がっている立体的に見える作品。この2点が好きな作品でした。

 

小さな美術館ですがのんび鑑賞できる会場です。帰りにはドン・キホーテが白金に合わせちょっと高級??なお店?がオープンしていて何故か牛肉を買ってしまった。

JR蒲田駅前にある大田区民プラザアプリコの地下で昨日午後からマザーテレサの写真展が開催していますがこの写真展の展示手伝いをと前日夜に相撲関係でお世話になっている大先輩からTEL

 

1時間程度という事でのこのこ会場に向かう。入場無料で全国を巡回しているようで内容的には良く解らなかったがサンデー毎日の身ですからお手伝いをした。

 

今週は雨の日が多く、トレーニングも月曜だけしかやってなく殆どは家にいたので一寸した運動になり心地よかった。

 

終了後は折角外出したので蒲田駅から浜松町へそこから大江戸線で清澄白河へ駅近くの深川江戸資料館で「相撲の歴史と本所・深川展」を見に行きました。

 

期待した浮世絵は殆どなくパネルや写真で一寸がっかり。1時過ぎになり深川へ来ると「深川めし」をこの所戴いています。お店が何軒かあり今回は3軒目で店によって皆違う。浅利が好きなので何処も美味しい。帰りは浅利の佃煮がいつも定番。今月11日から大鵬展が始まるようです。

 

近くに東京都現代美術館があるので食後に蒸し暑い中向かうが残念ながら休館になっていた。途中に道案内が何ヶ所もあるのに17日までの長期の休館だから休館案内を貼ってくれればと汗をかいていっただけにお役所仕事に腹が立ったがしょうがなく帰宅。

 

錦絵誕生250年春信一番写楽二番と言うタイトルで620日から816日まで日本橋の三井記念美術館で開催中。

 

春信一番写楽二番というからタイトルは兎も角写楽作品が沢山展示かと思いノコノコ出かけました。フィラデルフィア美術館から来ているのは11枚だそうで前期は6枚展示されていました。保存状態はそれほどでもないが今年は東京国立博物館、ボストン美術館、川崎砂子の里資料館、三鷹市美術ギャラリー以来かも。

 

春信、写楽かと思えば展示は浮世絵の歴史に沿って展示されています。最初には鳥居清信、清倍、奥村政信などから始まります。

 

錦絵の誕生として鈴木春信作品が多数展示されています。尤も浮世絵は絵師が描く一点物の肉筆画から多くの人に渡るために版画として墨絵、紅絵、漆絵、そして紅摺絵となり数寄者の集まりの暦交歓会から鈴木春信らから木版多色摺りが出来、彫師、摺師の技術発達と相まって錦絵と呼ばれる世界的にも素晴らしい浮世絵が誕生。

 

八頭身美人の鳥居清長、大首絵の美人画喜多川歌麿、突然出現すぐ消えるデフォルメされた役者絵の写楽など個性豊かな絵師が登場。

 

天保期に入ると美人画、役者絵に風景画が加わり北斎、広重のシリーズ物が大好評を博す。また武者絵、戯画、風刺画なども人気になる。といった流れが良く解ります。

 

今回初めて見たのが上方の浮世絵で墨絵に着色したい部分に合わせ渋紙を切り刷毛で塗ると言う合羽摺と言う技法だそうです。後期は722日からだそうで時間があれば見に行きたいと思う。

 

明治に入り岡倉天心などの活動、西洋の人の感心により多くの日本美術が浮世絵に限らず海を渡っているが今では戦災で焼けなかったので良かったと思うようにしています。今回のフィラデルフィア美術館には浮世絵が4000点以上収蔵されているようです。

 博物館までの小道はとても気持ちが良い風が吹いています。  
  
本館10室は浮世絵と衣装が展示されています。6月9日から7月5日までです。今月は季節ものと言うよりかわらけ投げ、洗濯の図、芸者、遊女などの歌麿の美人画、江戸近郊の広重の風景画などです。

 

未だに礒田湖龍斎と鈴木春信の描く女性の顔が区別が出来ない。国貞の江戸名所百景の内藤新宿の摺りも素晴らしい。また鳥居清長の隅田川舟遊びの3枚続き、歌麿の蛍狩りなどは時期的な作品かも。

 

18室の近代美術には川瀬巴水の東京十二題が全作品展示されています。下の大きい掛け軸は川合玉堂の「家鴨」


川瀬巴水の版画はいつ見てもきれいだ。

川崎・砂子の里資料館では文化文政に活躍した絵師たちの作品を展示しています。627日まで開催、入場無料。

此処の館長は当初川崎が描かれた浮世絵から収集し神奈川それから各絵師を収集した経緯があり川崎、神奈川の作品が多い。

今回も玉川、江ノ島の図が目立つ。そんな中豊国の5枚綴りの江戸両国すゞみの図は非常に細かく多くの人が描かれています。土手では馬が走り、川面では涼み、橋の上には多くの人が。そしてこの版木は何枚使っているのだろうかと気になった。

6枚綴りの両国花火の図もとても多くの人が描かれ花火を楽しんでいます。この図は初めて見たのは江戸博だったと思うが人数を数えてしまったことがある。

 昇亭北寿の作品はシリーズものなのか墨絵に色を載せたような遠目からは水彩画のように見える。中々バラエティーに展示されています。

鳥居清長の墓は回向院にある事になっていますが過去帳だけで関東大震災、東京大空襲だか解らないそうですが墓が無くなっていて平成25年に清長の墓碑が再建されました。

 

その時に建立記念として清長展が開催されました。昨年はお邪魔しませんでしたが今年も開催との事で見学に。66日、7日の二日間だけの会期です。

 

鳥居清長は4代目の鳥居派の当主で鳥居派は未だに役者絵を描いている長い伝統ある集団です。ただ私は鳥居清長と言うと美人画の方が先にイメージします。

 

今回は回向院所蔵の作品を中心に数年前に展示会場がなくなり貸出専門になっている平木浮世絵美術館、毎月お邪魔する川崎・砂子の里資料館の作品で展示しています。入るとすぐ目に入ったのが象、孔雀ラクダと言った絵でした。

 

あれっ、清長は動物の絵も描いていたのか?と思いましたが此れは谷文晁、河鍋暁斎などのお江戸両国広小路見世物珍獣として展示されています。本来の両国広小路は回向院側でなく橋の反対側だった。

 

展示の目玉は大絵馬として双蝶々曲輪のという相撲話の場面のまだ綺麗な絵馬は見ごたえがあります。

 

回向院は先々週に来たばかりですが此処は明暦の大火で無縁になった人を葬るために出来たお寺ですが此処では長く勧進相撲も行われたり動物も葬られています。猫、犬、小鳥などの合碑があります。

 

猫も安心して寝ていますがその左先は猫の葬られた碑があります。またねずみの墓、ねずみ小僧の墓もあります。

 

近くに両国花火資料館もあり時期的に何かあるかなぁと覗いて帰宅。

 

 

健剛と言うタイトルで7月26日まで開催中。龍子の絵は大きさだけでなく小品でもやはり剛健を感じます。やはり会場狭しと展示されている作品は7mを超える作品が多い。

 

今回展示ではチラシにもなっている黒地に金での「一天護持」は迫力のあるそれこそ剛健という作品。小品の「宮城の灯」と言う作品は二重橋のライトを描いた作品ですが黒一色なのに何故か私には明るく色が見える。

 

65歳以上は無料で何となく申し訳ないと感じる美術館です。

世田谷上野毛の五島美術館へ

明治から昭和にかけての五島美術館館蔵の近代日本画コレクションのの中から風景画を中心に約
40点を展示。

 

最初に川端玉章の素晴らしい絵が迎えてくれます。そして横山大観の作品が15点と続き狩野芳崖、橋本雅邦、川合玉堂、小川芋銭、小杉未醒、小林古径、川端龍子、安田靫彦、小茂田青樹、堂本印象といったビッグネームの展示です。

 

何度か此処の日本画は見ていますが保存状態も良く作家の代表作でなくても素晴らしい作品群です。個人的には狩野芳崖、大観の霊峰富士の秋、水温む、橋本雅邦の作品が好きな絵です。

 

久しぶりに庭園に降りました。此処は旧五島慶太氏の自宅で傾斜面を歩道を設け散策が出来るようになっています。中には沢山の灯籠、お地蔵さん、なぜか関西の道標、茶室2棟、池、古墳などがあります。

 

今は桜も散りツツジも終わり青葉が美しく渡る風も清々しかった。此処から隣の東急の開発している二子玉川の高層ビルが見える。

512日~67日まで本館10室では礒田湖龍斎の雛形若菜の初模様・旭丸屋のはやま、丁字屋内唐

 

二十四孝童子鑑・唐夫人など、勝川春草の読書手習美人図、豊広、豊国両画十二候・五月、鈴木春信の見立伊勢物語(八つ橋)など5月らしい絵を展示しています。

 

東京芸大のダブルインパクトでボストン美術館の浮世絵を見てしまったので博物館の浮世絵の質の問題などかなりの差を感じてしまった。

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