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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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東京芸大の館蔵、ボストン美術館の館蔵と2つの美術館から見た開国、明治維新後の日本が受けた西洋の影響そしてフェノロサ、ピゲローなど西洋人が受けた衝撃を西洋と日本と言う二つの視点から「明治ニッポンの美」に迫る展覧会。

 

前半はピゲローが収集したボストン美術館の浮世絵が展示されていますが今回の展示浮世絵は横浜絵などが中心ですが今、摺り出したというような上質の浮世絵です。ピゲローは浮世絵34000点、肉質画、日本画4000点以上を収集しボストン美術館に寄贈、それがボストン美術館の浮世絵収蔵の中心になっています。

 

何度かボストン美術館の浮世絵展を日本で開催して見に行っていますが毎回綺麗な上質の保存された作品に驚く。残念ながら日本での収集では旧平木浮世絵美術館所蔵を超えているような気がする。

 

幕末明治の画家高橋由一、五姓田義松から黒田清輝、久米桂一郎、その弟子の岡田三郎助、藤島武二までの絵画が出展。140点を超える展示は途中から付けれ出す迫力があります。

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先月に続き浮世絵の開花期、黄金期を飾った礒田湖龍斎、勝川春章、鳥居清長、鳥文斎栄之、喜多川歌麿、東洲斎写楽、歌川国政、初代歌川豊国など全70点。

 

展示は圧倒的に歌麿の作品が多い。そして前期に続いて写楽の作品も展示されています。一点歌麿の作品と書かれている作品はパッと見歌麿の美人画ではないような気がしたが若き日の作品との事。

 

歌麿の女職蚕手業草の最後の6点も展示。残念ながらもう先月の6点は忘れている。同じように青楼十二時も今回6点展示、先月の6点はもう忘れている。次回は6月8日から27日文化文政・天保初期に活躍した浮世絵師、豊国、国貞、栄泉、北斎など。

 

昭和60年開館から今年で30年が経つ両国国技館、初場所、五月、九月場所と年3場所開催の大相撲の中で活躍した力士たちの化粧まわしが展示されています。

 

現在34回優勝の白鵬が東京でも16回で1位、2位が貴乃花15回(22回)、3位が朝青龍の13回(25回)と続いています。31回の優勝の千代の富士は東京では11回、全12回の武蔵丸は6回で5位となっています。

 

今回の展示は個人的には化粧まわしばかりで浮世絵がないのが少し寂しい。6月19日まで。

 

六本木にあります新国立美術館、現在はベルギーの20世紀前半のマグリットの回顧展とルーブル美術館展、そして幾つかの公募展が開催されています。たまたま、マグリット展の招待券を戴いたので見に行きましたが本来はルーブル美術館展のフェルメールの天文学者を見たかった。

 

久しぶりの六本木、地下鉄大江戸線で六本木に出ましたが真上は東京ミッドタウンで中庭には何故か怪獣が?美術館までの間の雑貨屋さんには額無しの油絵の小品が8000円で販売。そそられたがまずは美術館へ。

 

マグリットやダリ、キリコなどは全く良く解らない。シュルレアリスム(超現実主義)の代表的な作家だそうですがそう言われても?まして同じ建物でルーブルの風俗画展が展示されていれば余計心は向かない。

 

チラシにある男性が沢山描かれている絵は良く見るとみんな顔が違い、窓からの借景の絵などもあるが絵は詳細に描かれている。いつも思うのだがその時期の流行と言うのか〇○主義と言ってわざわざ抽象的に描いたりしている。写真とは別に私は写実的な絵が好きでこの人たちもその実力は充分あるのに作家によっては子供が描いたのかと言った絵にしていたりする。

 

会場はゆっくり見られる程度の混みようで何点か好きな、良いなぁと思える作品があった。

ミッドタウンにはサントリー美術館、ヒルズには森美術館などこの周辺は美術館が多い。

 

西武池袋線中村橋近くの練馬区立美術館では小林清親没後100年記念展を517日まで開催中です。

 

久しぶりに西武鉄道に乗りました。当日は秩父の羊山公園の芝桜見学のお客様で特急は予約満員。私は中村橋駅ですから普通しか停まりませんのでのんびり電車に揺られ中村橋で下車。

 

徳川幕府御蔵方の家に生まれた小林清親は「恭順」する15代将軍慶喜について駿府まで伴をするが絵描きを志望して上京。明治9年から東京名所の風景を光と影、明暗のはっきりした洋画調の「光線画」で大評判を得る。

 

明治14年自室の火災に洋風排除の風潮に江戸復古調に戻る。その後は江戸浮世絵調の風景、美人、戦争、ポンチ絵などを手掛け晩年は肉筆画を描いた。大正469歳で死去。弟子には井上安治など。
原宿の太田記念美術館でも広重と清親展を5月28日まで開催中。

 

421日から430日まで銀座3丁目のギャラリー枝香庵にて開催中。今回は長年毎日新聞木曜日夕刊、及び神戸新聞毎週土曜日夕刊に掲載していた挿絵の原画展です。

 

毎日新聞夕刊は各作家が自分の生まれた懐かしいふるさとへの思いを綴った作家たちの原風景を須飼さんがその風景、想い出を絵にしたものです。

 

ほのぼのとした何となく谷口六郎さん的なタッチの絵で私は好きで彼のフアンでもあります。昨年から今回の展示会は知っていたので初日から見に行きたかったんですがたまたまボランティアがありその終了の翌日にお邪魔しました。

 

活動の拠点が神戸方面なのか東京では知名度はイマイチなのか展示作品は意外に予約マークがない。神戸では展示作品全点完売もある人のようですが。

 

事前に見せていただいていた作品の中で数点は戴くことが出来ました。此れで彼の作品が私の所蔵の中では浮世絵・版画を除けば一番多くなります。

 

久しぶりの銀座ですがソニービルのイベントをやる所が囲いが掛かっています。このビルももう50年は経っているので建て替えかと思いましたが違うようでした。

 

銀座通りは日曜日で歩行者天国になっています。相変わらず人出が凄くわき道を歩き駅に向かう。

 

 

 

 

 

 

エセナおおたで430日まで1階展示室で開催中。たまたま散策中トイレをお借りして展示中で見学させていただきました。

 

以前もここで同じような折り紙の源氏物語を見ました。此処では折り紙教室もやっているようです。源氏物語と言うと紫式部、光源氏と言う程度で原作は読んではいません。

いい加減な概略で合っているかも知りませんがどうもきれい毎でいえば沢山の恋、愛となるんでしょうが性格的に不倫などはどうも性に合いません。

 

折り紙は顔がないのはしょうがないですがちょっと迫力に欠けるような気もしますがデザイン的には良いですね。ほんの短時間での感想です。

渋谷Bunkamuraザ・ミュージアムでは628日まで上記15世紀後半を代表するフィレンツェを代表する画家の展覧会が開催されています。

 

この時代のイタリア辺りでは宗教画が当然多く、作家も知らず宗教画にもあまり興味がなく招待券はあるのですが行こうか止めようか、友人にでもあげようかと考えていた展覧会です。

 

渋谷に用があり早めについたので時間つぶしにでもと入場。聖母子像を沢山描いた画家のようです。会場に毎日小学生新聞がこの展覧会を取り上げている新聞があり、会場のソファで読ませてもらいました。

 

それが実に何も知らない私には丁度良い解説になりました。宗教画は聖書が読めない人に絵によって解るようにしてある程度の知識です。

 

当然そこにはルールがあるようで赤い服に青い上着を着ているのがマリア様、毛皮の衣に十字架が洗礼者ヨハネだそうでこんなことも知りません。考えてみたら確かに青い上着を着ています。

 

この新聞を見てから見ると確かに納得して解りやすかった。そして多くの展覧会の会場にはビデオルームがあり解説をしていますが大体が終了間際のお部屋で此れを見てお帰り下さいと言う順序になっていますが本来は最初の方にあった方が作品は理解しやすい。

 

徳川家康没後400年を記念した特別展。全国家康ゆかりの地では家康没後400年を記念した催しが行われています。個人的にはゆかりのお城の方が良いのですがタイトルに惹かれ久しぶりに見学しました。

 

江戸東京博物館は企画展は1階、常設展は6階と分かれています。先月江戸百を見るために常設展を見ました。その時は企画展は物凄いチケットを求める行列で諦め、今回は平日だからと思いましたがやはり買うまでに5分は並びました。

 

会場は入るとすぐ関ケ原合戦図屏風が3種類ど~んと飾られています。細かく描く陣地が描かれていますが大勢の人で見る時間もない。

   

書状、絵巻、各殿様を描いた肖像画、甲冑などと展示されています。書状は全く読めず、絵巻きも何処の何なのか解らずと言った私の知識のなさの体。

 

久能山でも見た家康の所蔵品、初めて見た合戦に飾った大きな金の扇位しか頭に残らず、次の常設展へと向かう消化不良の展覧会見学でした。

 

江戸東京博物館ではリニューアル記念として幕末の人形師・安本亀八制作の「相撲生人形」が5月17日まで展示されています。

 

生人形は名前だけは聞いたことがありますが見るのは初めてです。当初は気が付かずご婦人たちが怖い、気持ち悪いと言っていたので何だと気が付きました。

 

説明がないので解りませんがこの構図は相撲の始祖と言われる野見の宿祢と当麻の蹴速の相撲か?それにしても迫力があり確かに生きているような気配を感じる作品です。

 

生人形は江戸時代の見世物小屋で行われていたもので幕末から明治にかけて人気を博したようです。この作品は第3回国内勧業博覧会に出展するために制作をしましたが期日に間に合わず完成後に浅草の境内に飾られていたそうです。(所蔵は熊本市現代美術館)

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