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我々は、ほとんどの情報を新聞やテレビ等によって得ている。
その新聞が毎日毎日、衆院解散はいつか、某幹部は言っているといったつまらない記事が多い。もっと政策や国のあり方についての論調をそして各委員会からの情報を出してほしいと思っていた。新聞を読む人が少なくなったのは新聞の極端な現行政府批判が多いのも読者からあきられた原因になっているような気がする。
日本財団笹川会長のブログでも新聞に対する苦言があり同調できるので長いですが掲載させていただいた。平成21年4月15日付きの新聞へのお願い

新聞に対する苦言
>麻生内閣誕生以来、特に政治欄は、首相への批判と衆議院解散を煽る記事が掲載されなかった日はない。

新聞の政治部記者は、毎日毎日、よくも飽きずに政局記事を書けるものだと呆れてしまう。国家の基本問題、政策、政党政治のあり方等は職掌外の仕事と考えておられるのだろうか。あるいは極端な話、書く能力がないのではと思うほど、政治家の井戸端会議から得た情報を日々、記事化している。

衆議院解散時期をめぐる予想的記事が毎日のように掲載される。更には、政治家の発言が揚げ足取り的に「問題発言」として大きな記事になる。政治家は萎縮して言語明瞭、意味不明発言をくり返し、国民に対する説得力を失う。こうして政治不信は増殖されていく。

庶民は常に正義に立った正論を述べるとの立場から「小さな正義」擁護の記事の連続は、自信をなくした政治家を生み、政治家の人材不足を嘆く結果となる。政治家は育てるものである。将来への可能性のある政治家を「小さな正義」を優先させることで潰してきたことはないだろうか・・・。

新聞は読者があって成り立っていることを忘れないで欲しい。新聞離れが叫ばれて久しいが、何時の時代も良い商品は売れるのである。新聞離れは、商品として賞味期限が切れた品物の悪さにも一因があるのではなかろうか。

麻生総理は署名記事以外は読まないといって物議を醸した。私も昨年来、政治欄は署名記事以外は読んでいない。言論の自由が謳歌されている今日、読者には読まない自由もあるのだ。政治部記者諸君には、昨年来の自社縮刷版の政治欄の再読をお勧めする。

ともあれ、いくら政治家の資質を嘆いてみても、国民の資質以上の政治家が出現する可能性の少ないことも事実である。

 笹川会長のブログ全文は 
http://blog.canpan.info/sasakawa/

皆さんは、どう感じますか。特殊な立場の人だからですか?そうではないような気が私にはします。ごもっともと感じます。

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政治家の資質と国民の資質
>いくら政治家の資質を嘆いてみても、国民の資質以上の政治家が出現する可能性の少ないことも事実である(笹川会長のブログより)。

確かに笹川会長のご指摘の通りかもしれないですね。だが、米国民の資質が日本国民の資質と比べてそれほど優れているとは思えません。ただ、日本の地方のように政治家に対する「たかり」根性はないと思います。その代り、個人の浄財で政治家を支援するというカルチャーがあると思います。大事なのは、国民自体が理想、志を持つ政治家を支援するという意識を持つことかもしれません。

それと、日本の間接的なトップの選び方では、党の序列などに左右されてリーダーシップのあるトップは生まれそうもないような気がします。若手で首相をやらせてみたい人は何人かいますが、今のシステムでは当分その人たちの目はないでしょうね。
asktaka URL 2009/04/18(Sat)14:59:29 編集
Re:政治家の資質と国民の資質
>asktaka様
日本は、総理大臣を間接選挙で選んでいます。私は、それでよいと思います。そんなことは、ないと思いますが選ばれた人が独裁者、宗教者、永い間築いた例えば日米安保を破棄、独自の戦力を持つとか田中組三代目も実は何をするか?と心配をします。日本は、政党政治の中でバランス感覚が良く、社会党になっても、細川総理でも国民から拒否をしてきました。但し、今まではです。直接選挙は、人気取りになりかねません。東京都知事にもいました。個人的には今でも悔やんでいます。どうしようもありませんが。

>若手で首相をやらせてみたい人は何人かいます。
そうですね。でも、総理は想像ですが大変な仕事だと思います。たっぷり経験してからでも良いのではと思っています。総理が全部を決めているわけではないのですから。党の役員、大臣等を充分経験してからでは遅いでしょうか。
そして、残念ながら日本では総理大臣が普通の人なら官僚がいますからそのシナリオで動いているようにみえます。
そんなことありませんか。ダメかなぁ。
【2009/04/18 17:32】
御神輿
他のブログではたまに政治談議をやるのですが、あまりこの手の話をしても所詮熊さん、八さんの床屋談義になるので避けています。でも、つい反応してごめんなさい!

戦国時代はトップの力量がものをいったのでしょうが、それ以前も以後も世の中が安定してくると、トップはいわゆる「御神輿」に担がれる人になるようですね。企業も同じでしょうが、やはり大きな歴史の節目には卓越したリーダーの存在が求められると思います。

>直接選挙は、人気取りになりかねません。

昨今の首長選挙をみてもその通りだと思います。古くは1968年(S43)のタレント議員大量当選の時代から、忌わしいことだと思っていました(現都知事もこの時当選しました)。ご指摘の通り、首長レベルではなく、国のトップとなれば単なる直接選挙では問題があると思います。米国方式も一案ですが、日本なりのベストな方法を模索すべきではないでしょうか。決して今の状況がよいとは思いません。

小泉政権の評価は現在のところ二分しているかもしれません。だが、世界に現在の日本にもリーダーらしい首相がいることを認識させた功績は大だと思います。行政も企業も同じですが、大きく流れが変わる時には優れたリーダーがいました。

世界における日本のプレゼンスが低下する今、過去に囚われない発想で日本をリードし、世界に発信できる指導者が求められていると思います。この意味では、経験や年功だけで人を選ぶことには疑問があると思います。現に政策経験の豊富だといわれている某大臣ですら、昨年9月にリーマン・ブラザーズが破綻した際、日本経済への影響は「蜂に刺されたぐらいだ」とか言っていたわけですから。政治家の感覚とはこんなものかと驚きました。それゆえ、政治家の経験をそれほど評価する気にはなれません。

どうも政治向きの話は苦手で、他人事の評論家のような話になりますね。失礼しました。


asktaka URL 2009/04/18(Sat)19:04:14 編集
Re:御神輿
>asktaka様
おっしゃるとおりですね。
ただ、小泉さんは、外交に関してはどうでしたでしょうか。頼りにしているアメリカに頭越しに米中強調をされてしまいました。選挙に関しては上手に二者択一でせまり勝ちました。ちょっと痛みの方がきつくなったように思います。
でも、総理大臣だけの話でなく政党として今回も二者択一になります。極端な例として政治家でなく自民か民主かという政党を選ぶことになります。
その時のボスが総理になります。各政党の代表になれない人は総理大臣になれないシステムです。
【2009/04/18 22:16】
党内論理
>小泉さんは、外交に関してはどうでしたでしょうか。

外交も小泉時代は拉致問題をはじめ少しは進展しました。短命内閣が続いたせいもあるでしょうが、それ以後外交は停滞していますね。

>各政党の代表になれない人は総理大臣になれないシステムです。

ですから、日本のこのシステムが問題だと思うのです。党内論理で各党のトップが決まれば、内向きの思考になるのではないでしょうか。もし米国型のトップの選び方をすれば、二大政党でも全国的に何度も公開の議論を経るわけですから、年功や経験に関わらずその時々で相手の候補を凌駕するような人材を選ぶはずです。

今、日本が世界の中でプレゼンスが低下していますが、その主因はリーダーが不在な点です。この点を最も認識しているのは、中曽根元首相ぐらいでしょうか。中曽根氏はかつて首相公選や大統領型政治を志向していました。

企業であれば、海外企業と競争したり、市場の変化が激しい業界では、おのずとトップの選び方を考えますけどね。政治家は気楽でいいですね。
asktaka URL 2009/04/18(Sat)23:25:42 編集
Re:党内論理
>asktaka様
今の選挙制度、党首選出、総理大臣というシステムは、個人的に問題ないように思っています。県知事、市長、区長は公選です。やはりその時の与党からの支持がないと有能なリーダーでも中々進みません。公選ですと任期一杯の期間特別なことがない限り下ろすこともできません。今の衆院で任期一杯は少なく民意を問うという形で選挙になります。平和ボケかもしれませんが国民は、何処かでバランスをとったお仕置きをしています。ただ、参院は、6年(3年)変わりませんので前回のお仕置きはまずかったと私は思っています。郵政民営化選挙であれだけ入れてしまった反省もあります。極端すぎるのは。中途半端といわれますが中道的バランスの中から選出で良いと思っています。
【2009/04/19 09:40】
バランス
確かにバランスというのは重要な概念だと思いますね。超極端は、政治でもなんでもどの国でも問題です。パパリンさんのスタンスも含めて、いろいろな考え方があるのは民主主義の国では当然ですよね。

ノーベル経済学賞を受賞したアロー教授の「投票のパラドックス」という有名な話があります。たとえば、美人投票の場合を考えてみると、人々の嗜好がバラバラであればミスが決まらないという話です。つまり、人々の嗜好、選考行動がある程度似ていて、いくつかの大きなグループになっていれば一意にトップが決まるわけです。あとは独裁者がいるとか面白い話もありますが。

十人十色では何も決まらないわけで、ある程度まとまりのあるグループが必要なわけです。この意味では二大政党では日本国民の民意を十分に反映しないかもしれません。ただ、ある党の長期政権が続くことの弊害は国民は分かっているはずです。この辺の兼ね合いが難しいところでしょうが、まだ最適解はないですね。永久に見つからないかもしれませんけどね(笑)。
asktaka URL 2009/04/19(Sun)10:25:35 編集
Re:バランス
>asktaka様
今日が最終日なので東京駅大丸へ第20回日本陶芸展へ行ってきました。
入賞作品、日本の代表作家の招待作品がたくさんありました。帰りに三井記念美術館でも三井家伝来茶の湯の名品展も見ようと思いましたがこちらは6月までやっていますから歩き疲れとタバコで帰ってきました。

>ノーベル経済学賞を受賞したアロー教授の「投票のパラドックス」という有名な話があります。たとえば、美人投票の場合を考えてみると、人々の嗜好がバラバラであればミスが決まらないという話です。つまり、人々の嗜好、選考行動がある・・・・
そうですよね。政治行動は趣味でないですが、大きな塊が政党なら。個人的には区議、都議を応援しています。生意気な言い方をすれば育てている気持ちで役員もやっています。地域の利益を頼むこともあります。それが出来ない、区議、都議ではダメです。昔の代議士は中選挙区で私の選挙区は各党の代表選手でした。今の都知事も出ていました。あの人は、残念ながら天下国家で地域にはあまり振り向いてはくれなかったようです。地域には他の先生の方が良かったようです。
【2009/04/19 13:42】
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