八日目の蝉

GWに始まった角田光代原作の「八日目の蝉」を実は時間調整で市場の塚ちゃんと見ました。結果は大変感動してその後のトレーニングは調子が出ませんでした。この小説はテレビでも上映されたようです。私は小説もテレビも見ていませんでした。

映画のクレジットでは「女として生まれたことの痛ましいまでの哀しみとそれを生き抜く強さを描くヒューマンサスペンス。」「私を誘拐したのは私の母」「私はもう今までの私とは違う、私はこの子の母なのだ。」「不実な男と実らない愛、男は女が母になる事を否定し妻は子をもうける。」

話の内容は２部構成で１部は愛人が不倫相手の夫婦に生まれた子供を誘拐、３年半の逃亡劇。２部はその子供は４歳で戻るが家庭は壊れ１７年後の大学生になってその子も不倫をして子を身ごもる。そして子供時代に遊んだ子がいきなり現れ過去の場所へと行きだんだん昔を思い出してくる。（蝉は地中に3～17年というがこれも掛けているのだろうか）

永作博美が好演，午後のトレーニング前の時間調整にと大変失礼な事をしてしまいました。非常に映画として面白かったし画面がきれいだった。やはり正座をして見なければ。特に小豆島や瀬戸内の海の風景、なぜかまた涙ぐんでしまった。どうも涙腺が緩い。

蝉は７日で死ぬ。８日生きる蝉は本当に幸せなのか？私は皆と同じ７日の方が幸せだと思うが。

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ねこばん３Ｄ とび出すにゃんこ

昨日はかみさんと新宿のシネマート新宿で「ねこばん３Ｄ　とび出すにゃんこ」を見ました。このところ週一で一緒に映画に行っています。

我が家にも猫がいます。昨年私が一週間近く四国のお城めぐりの間に子供とかみさんで勝手に多数決で決めて猫を買ってきました。まぁ飼えば可愛いのは可愛いのですが未だ生き物を飼う事に抵抗はあります。

今回の映画はそのものずばり猫です。出演者たった４名、猫８匹で１週間でクランクアップした３Ｄ映画です。主人公は電車の運転手を定年退職した無趣味、頑固者と言う設定です。主演は伊武雅刀。素晴らしい演技です。一人舞台といっても良い映画です。

主人公の退職後代わって奥さんは習い事を始めて留守がちに。趣味も無いため時間を持て余す。そんな主人公の家に猫だけが訪ねてくる。ある日、孫の世話を任され妻からの布団干し、風呂場清掃、電球代えなど色々指示が出て悪戦苦闘する、、、、、、というプロローグから始まります。

内容は兎も角とび出す猫は可愛い。とび出すオヤジは？猫好きな方にはお勧めです。

観覧後は駅近くのホテルセンチュリーサザンタワーでちょっとリッチに。今日は横浜散歩と違いアルコールはパスしました。昼間のお酒は一日駄目にしてしまいます。酒は無かったけど眼下の新宿御苑等を見ながらのんびりしました。

ねこばんオフィシャル
http://nekoban.net/

それにしてもこの所一緒が多い。明日も掛川にお城と花鳥園を見に一緒し温泉で一泊です。

この冬の映画

暮れに見た「ノルウェーの森」は余り良く解らなかったが「バーレスク」は昨年見た映画の中でも個人的にはナンバーワンだと思っています。

今月も２度目の「バーレスク」、「僕と妻の１７７８の物語」「ソーシャルネットワーク」「わが心の歌舞伎座」今のところ今月は４本。（但し２度目含む）かみさんと一緒の映画もあります。また、バーレスクやソシャルネットワークのように見てきたと言ったら、「えぇ、解った？」と自分勝手に私には向かないと決めていたようです。

予告編では何度もみせられるのでいつからか解らなくなってしまうことがある。また、見たような気がしてしまう事もある。

これから時間が旨く合えば見たい映画は２月の「ヒアアフター」「ウォール・ストリート」３月は｢落語物語」「ツーリスト」何かが見たい映画ですね。「のぼうの城」は何時なのか。しかし時間が経てばコロっと変わったりします。いきなりスバル座や浅草で２本立てを見たりしますから。

ツーリストはかみさんも言っていましたので一緒に見ようと思っています。昨日ハワイへ行かない？と誘われたがすぐ行かない。と言ってかみさんにもう誘わないとプンプンされています。中々難しい。

バーレスク

今年は何本映画を見たんだろうか。月に１本か２本位でしょうか。還暦を越えるといつでも１０００円是が良いですね。本当の映画フアンには失礼かも知れませんが大体時間つぶしで見るのが好きです。

今週見た「バーレスク」個人的にはこの映画が今年一番。デイスイズアメリカンシネマだと思います。ストーリーは別にしてどっちが主人公なのか解らないですが女経営者なのか田舎から出てきたアリなのか？

どちらにしても殺戮も無くハッピーエンドのミュージカルドラマ。こういう世の中にそして知り合いも皆ハッピーエンドに。映画館を出る時もスッキリしています。

今年最後に良い映画を見た。来年も良い事があるように。
そして、もう１つ今日の高砂部屋におかみさんから力士達にケーキとプレゼントがあったと書いてあった。幾つになってもお部屋ではおかみさんの子供達です。馬鹿な金親のニュースを聞いた後だから、何となくほのぼのした話だ。

ソルト

昨日は立秋だったんですが何処に秋らしい気配があるんだろうとうちわ片手にふうふう云っていました。

かなり骨董品のほとんど使わないエアコン、前に使ったのは何時だっただろうか。これも骨董品の扇風機、これは現在も活躍しています。我が隠れ家は窓を2ヶ所開けて置けば大体風が入ってきます。風が無い時で暑い場合は外に置いて室内に風を送ります。夏に数回しかやりませんが何とか快適に過ごせます。

この所休日も休日らしくなく過ごしていましたが今日は夕方まで時間があり隠れ家での読書では暑く読み進めません。

家は暑いので涼しい電車に乗りたく、涼しい映画館で過ごそうと思いました。この所仕事での短時間の電車しか乗っていません。まず何処まで行くか小田原か北なら宇都宮かと思いましたが結局新宿にしました。映画は何処へ行ってもシニア割引1000円です。

大分前から予告編を何度も見せられた「ソルト」にしました。2時間涼しく過ごせます。なぜソルトかは今やっている映画で見たいものが無くまぁ良いかといった程度です。

品川から外回りで新宿へ当然帰りは田端経由で品川までで1時間山手線が乗れます。久しぶりの山の手線１周です。これが車窓からの眺めがいいんだなぁ。

ソルトはＣＩＡのソルト(女性）がＷスパイの容疑をかけられ挙句に最愛の夫まで殺されてしまう、ハードボイルドでありながら主人公が女性ですから愛、恋をからませただ単なるスナイパーでなくロシア、アメリカ大統領を狙うどんでん返しのどんでん返しのお話で多分ソルト２があるんでしょう。

個人的にはどんでん返しが多すぎて頭が追いつかず女ジャッキーチェンとしては楽しめました。そして２時間涼しかったしトータル１時間の山手線も涼しかった。

映画鑑賞 ＳＥＸ ＡＮＤ ＴＨＥ ＣＩＴＹ ２

今日は話題の「セックス　アンド　ザ・シティ２」を平和島シネマサンシャインで見ました。さすがに昨日が封切りですので女性を中心に今までよりお客さんはいました。それでも真ん中だけのお客さんです。映画内容は前作に続き肩がこらない面白い内容です。

小さい頃親に連れられ映画をよくみた記憶があります。その当時は映画や観劇が娯楽の中心だったのでしょう。私の住む町は撮影所があったところですから映画街として沢山の映画館がありました。また家の近くにも映画館が何館か点在していました。

３本立、２本立が中心の映画館だった記憶です。途中から入れますしまた見たところになれば途中出て行けます。そして途中からは座るところも無く立ち見が当たり前でした。それだけ入っていました。

学生の頃の映画は洋画が中心になりました。それもアメリカ、フランス映画を良く見ました。映画の内容もそうですがそこに出てくる風景にも今だ行ったことの無い憧れのアメリカ、フランスの建物などを興味深く見ていました。憧れの外国でした。

今はそうゆう事もなく娯楽も沢山あり映画はそんなに見る人がいないようです。変な言い方をすればプライベートの大きなビデオルームで見ているようです。６０歳を過ぎればいつでも１０００円です。２時間を楽しんで１０００円ですから今の時代、時間消費としては大変安いものです。

家の近くにあった映画館は、銭湯と同じようにマンションになっています。営業的には坪効率を考えれば合わない時代になったようです。でも個人的にはのんびり時間を潰すのには好きです。

railways ４９歳で電車の運転手になった男の物語

映画クレジットから
ただ、がむしゃらにいきてきた。
しかし、気がつくと、家族はいつしか家族ではなくなった。
妻の気持ちも娘の気持ちも分からない。自分の気持ちさえも、、
だから、私は決意した。
自分らしさを取り戻し、私らしく生きるために。

ＲＡＩＬＷＡＹＳは一流会社のサラリーマンが４９歳から自分の夢を実現すべく故郷の島根の一畑電車の運転手になり誇りをもった仕事に打ち込むこと、家族を大事に思う気持ち、大人になっても人は前に進むことができる。自分の人生にとって本当に大切なものは。

あまり書いてはいけませんので、自分の夢、家族がメインテーマでしょうがふるさとに残した一人っ子の主人公の親孝行？介護もある意味隠されたテーマでもあると思います。

ちょっとほろっとしますが鉄の私としては昨年に引退したデハニ５０系が走っていますし空中からの宍道湖辺りの農村を走る一畑電車は非常に絶景の中走っています。これだけで満足。

同じような話が現実には千葉県のいすみ鉄道では気動車の運転手を募集しました。内容は試験を受けるお金７００万円は自腹、受かっても１週間に１回程度の乗務ですと月１０万程度の条件でした。

全国から応募があり４０，５０代の人が４人合格して現在訓練中です。運転手として合格してもこの鉄道会社はもしかすると廃線になる可能性もあり、仕事をやめてチャレンジしていますがそれこそ家族は心から賛成してくれるんでしょうか。

レールウエイズの主人公も家族を省みず仕事仕事に明け暮れたからその家族も世間並みの生活が出来ているんでしょう。どうも男性はどっちに転んでも辛いです。人並みの仕事をしていればそれなりの地位でしょう。それ以上の生活、地位を狙うなら何処かを犠牲にしなくては成立しないと思います。

結局お母さんは長男がみなくては、嫁さんは殆ど宛にしてはいけないのが現実です。まぁ世間体のことだけ位です。映画ではそれなりに見舞いに何度も来ていたとなっていますが映像では全く東京、島根の別居生活です。家族を考えて昔の夢を叶えると言っていますが？この奥さんと本当に終点まで運転できるのでしょうか。

個人的には難しいテーマは別にして何度も言いますが農村、宍道湖を走る電車の絶景が良かったですね。８時２０分のロードショーをＤＩＣＥ川崎まで行って見た価値はありました。

映画鑑賞

今日は午後から出かけました。川崎、大森、平和島ですが何処へ行っても桜が一生懸命咲いています。川崎のJR線路沿いの桜並木、蒲田から大森のやはり線路沿い、大森北口の水神公園の桜並木、平和島の公園、流通センター沿いととてもきれいにここぞとばかりに咲いています。

今日は居酒屋大森正助市場の社長から焼き鳥のタレを頂く為に大森に行きました。夕方４時以降と言う約束で時間があるので川崎でナインを見ました。映画撮影のイタリアのチネチッタ撮影所での映画制作の監督の苦悩をミュジカル仕立ての面白い映画でした。勿論見たのはチネチッタ。

タレをもらって届けてから平和島シネマサンシャインで噂のモーガン夫妻をダブルヘッダーでみました。一日３本見た事もありますがやっぱり２本が限度ですね。まぁ最初から時間つぶし的な鑑賞ですがまぁまぁでした。あなたは私の婿になるという映画と同じようなものでした。

今年はあまり見ていません。釣りバカ、シャーロックホームズと今日で４本です。６０になると映画が１０００円です。時間的な娯楽では格安です。昨年並みには見たいと思っています。

相変らず一応は証明書を持参していきますが残念ながらシニアというと何も見せろとは言われません。ちょっと残念ですが、しょうがないか。楽太郎改め円楽も還暦です。彼は本当に若い、そういえば小金馬さんもとても６０には見えない。頭だけでなく身体もスタイルも若くなろう。えぇハゲじゃしょうがないか。

6０歳の映画鑑賞

今日は、映画２本を見てきた。
天気予報があまり良くないとのことで朝９時３０分からDICE川崎の東宝シネマで「６０歳のラブレター」、９時には、着いたので下でゆっくり紫煙を楽しんで上がったらポールパーテーションでの長い列、なんでこんなに混んでいるのかホームページからは充分席があるように書いてあった。係員の説明で納得した。１４日はトーホーの日で１０００円だそうです。それとターミネーター４の希望者のようだ。案の定、６０歳のラブレターは、平和島シネマサンシャインと同じ状態。我が家にいるような状態での大きなスクリーンでの最高の鑑賞状態。

１２時に終わり、今度はチネチッタへ１２時半からの「ハゲタカ」のチケットフロントへ「ハゲタカ」は結構入っているようで手前の足を投げ出せる前から４列目にした。６０歳になると映画はいつでも１０００円になる。今回５月の６０歳から初めてで一応証明できるものとして区発行の住民基本台帳カードを持って行った。シニア１枚と言ったらはいとすぐ千円ですとの回答、いやぁ顔と姿勢で解るんだ。やっぱり、ジジの服装でもあったか。
とにかく、シニアの初めての恩恵を戴きホットドックを食べながらの開演まちとなった。

２本を見て２０００円。今までは１本１８００円だったから１本分で２本見られる。６０歳になった今のところ唯一の特典だ。今月初め「天使と悪魔」を見たが平和島シネマシャンシャインだったが前売り券だったので恩恵なし。いやぁ、６０も良いもんだ。

これからの映画鑑賞は「剱岳　点の記」　「レスラー」を見る予定。
三沢さんがリング上で亡くなった。ショースポーツとしてエンターティメントを売る仕事だがもう少し内容をみてから鑑賞をしよう。（合掌）

それにしても今日の陽気なら都内散策の方が良かったかもしれない。
梅雨入り後はこんな天候で傘だけは持たざるをえない。

映画

　今年は、ロードショーを５本見ました。一本は思い出さないですが。
　１本目　人生最高の見っけ方　２本目　マジックアワー　３本目　築地魚河岸三代目　４本目　私は貝になりたい。
　
＞その他DＶＤ　続三丁目の夕日

＞ＮＨＫ　ＢＳ２
　没後１０年黒澤明特集　（まだ終わっていません）全３０作
＞４月から今月まで月２から３本のペースで９時から放映中　
　羅生門、用心棒、椿三十郎、野良犬、姿三四郎、続姿三四郎、一番美しく、虎の尾を踏む男たち、
　わが青春に悔いなし、素晴らしき日曜日、酔いどれ天使、静かなる決闘、白痴、　　生きる、どん底、七人の侍、隠し砦の三悪人、悪い奴ほどよく眠る、赤ひげ、どですかでん
　残念ながら見損なったのが醜聞（スキャンダル）、生きるものの記録、蜘蛛の巣城、デルスウザーラ
＞これからの放映予定
　２０日　影武者　２２日　乱　２３日　夢　２４日　八月の協奏曲（ラプソディ）
＞とにかく、今年は映画をよく見た。但し、コンセプトなしのなんとなく見。黒澤映画は、長い。家にいてもＮＨＫだからコマーシャルがないのでトイレも我慢する。上記何本か途中休憩の字幕が出るが、ほとんどが９時から１１時過ぎまで。ロードショーは、友人と見たり夫婦で見たり一人で見たりした。思い出した。思い出さなかった１本はカミサンと見たものだ、子供にハンカチでなくタオルが良いよと言われた作品だった。駄目だでない。