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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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 今から20数年前、スポーツクラブに入っていた。当時は、スイミングスクール系のエグザス、セントラルが二大全国クラブで私の通っていたクラブは、地域限定クラブだったが私は、他の施設も使うという真面目な生徒でなく、仕事帰り週二回位、エアロバイクやトレッドミルに乗って汗をかけばよかった。その後のお酒がおいしいからという単純なものだった。当時のエアロバイクは、ソニー企業のものとコンビのものだったような気がする。ソニー企業のバイクは、スポーツクラブの草分けの長野さんが伝説の日本全国担いで回った時代だった。結婚して6年位毎年グァム・サイパンへ家族と行っていたのもそのころだった。PIC(パシフィック・アイランド・クラブ)というコテージタイプの宿泊棟と毎日が色々なイベントをフレンドリーに開催していることがお気に入りで結婚記念日前後に行っていた。一つの大きなリゾートになっていて基本は、会員がメインのクラブでプライベートビーチでは、シュノーケル、ダイビングの教室、水上スキー、水上バイク、浜辺は、ビーチバレー、プールは、スライダー、水中バレー、水中卓球、水上綱渡り、ウォーターエアロビクス等。建物の中は、サッカーゲーム映画館等があり全部時間でやっている。勿論道具も参加費もカードを提示すれば無料。食事も浜辺のバーベキュー、管理棟内のバイキング会場、上着着用子供ダメのレストラン、プールサイド舞台でのハワイアン?ダンスを見ながらのレストラン等どこも無料。カードさえあればほとんど無料で楽しめた。そんな、楽しいサラリーマン人生が突然クアハウスを作るチームへ異動の辞令。なぜか、私の担当は、クアハウスの運営ソフト。日本健康財団のノウハウを使ってやるのだが、企画の段階で図面が出来ていてプールは12メートルの円形となっている。もう、ここは変えられない。さて、どうしようか。運動浴の施設、クアハウスには、かかせないし25メートルの四角いプールは、面積上作れない。PICでやっていたプールでエアロビックスをやろうとなった。その当時、クラブでは、水の運動ということで徐々に、はやっていたが、入場料を払えばすぐに誰でも参加できるところはなかった。これは、クアハウスのコンセプトにも合う。しかし、財団にもソフトがない。そこで伝手を頼って相鉄アトラスへオープン用に入社予定のトレーナーの女性2名を預けお願いして何とかオープンまでにこぎつけた。ダメだったら、PICから呼んでしまおうとも考えていた。また、トレーニングルームのトレーニングメニューも作らなくてはならない。スポーツクラブは、入会の会員に個人の体力測定をし希望をきいて個々のメニューができるが毎日、いつ来るか解らない、個々に体力測定をしている時間もないので基本は、ストレッチ体操と有酸素運動ということでエアロバイクかランニングマシーンの利用にした。筋力トレーニングマシーンは、やりたい人がトレーナーの指導のもとに使うというルールにしていくつかのモデルプログラムを掲示したり紙で渡した。トレーナーは、そんなにいないので困っていたが大半の人が15分位のストレッチで満足、バイクに乗る人は、少なく、筋トレマシーンは、腹筋台程度が大半でオープンの混雑時は乗り越えられた。まだ、大半の人がスポーツクラブを名前だけで経験していない時代だった。プールもお客様は泳ぐつもりで来てなんだこんな小さな子供用はとおしかりがあった。時間で、水中エアロビクスは開催、やったことがない人ばっかりで話題になった。アメリカのアクアビックスの資格を認定しているアクアダイナミックスの今野さんから水中エアロという言葉にクレームがあった。ウオーターエクササイズの中のこれは、アクアビックスで水中エアロビクスという言葉はないと。PICでは、クレージーウォーターエアロビクスと言ってるんだから日本では、水中エアロビクスでも良いじゃないかというのが私の意見。その当時は、平和島クアハウスは、都内初と云うことで多くのメディアの取材を受け、温泉(バーデゾーン)は当然だがこの水中エアロという言葉はマスコミでも使ってもらった。今は、もうアクアビクスが一般化したが。今野さんとは今でもお付き合いがあるが当初は、これだけ、全国に水中運動を広めたの内だからね。今野さんのところで認定を取る人が増えたのも内のお蔭だからねとよく自慢していた。長くなったけどそんな難しく考えず美味しい酒を飲むために始めた運動がなんんとなく仕事にも役に立ったのかなぁと思う。なんでも、今やっていることは無駄にならない。好きでやっているのだから将来役に立たなくてもいいじゃんと若い人には言っている。やはり、ジジになったなぁ。PICの頃は若かった。
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懐かしい名前が
長野さんの名前が出てくるとは思いませんでした。現在はエアロビクスの萱沼女史と一緒にスポーツクラブに依存しないエクササイズの普及活動をやっていて、クラブ経営者たちからは白い目で見られているようです。萱沼さんも40歳を過ぎてDJ氏と結婚して矢継ぎ早に出産したり、いろいろなことを思い出しますね。長野氏とは渋谷の旧東急本社の裏手にあるお寿司屋さんなどよくお寿司を食べに行きました。今野さんとは確か長野さんと一緒に青山のお寿司屋さんでご一緒したことがあります。本当にいい時代でしたね。

長野さん、萱沼さんとのお付き合いは、もう20年以上前になります。私がN社にいた当時地方の有力企業の依頼で新規事業としてスポーツクラブを立ち上げた際に、長野さんたちにハードとソフトをお願いしたのがきっかけでした。その前に私が日本の主要地方都市で講演していた新規事業開発セミナーの健康関連施設分野で、長野さんにスポーツクラブの講演をお願いしたのが先かもしれません。現在はほとんどこの手の仕事はしませんが、当時は、遊休地を活用して新規事業を提案して、ときには事業化までお手伝いしていました。事業化可能性評価から事業コンセプト、事業計画づくり、設計会社の選定、スポーツクラブの機器・ソフトの選定、クラブ名やロゴマークの選定、広告販促物の制作会社の選定と制作マネジメント、販売促進策(集客策)の策定と集客推進コンサルティングなど、一連の事業化コンサルティングは、いろいろな人たちとコラボレーションできる楽しみがありましたね。

私の場合は、仕事が先で、仕事上スポーツクラブに通ったりして、動機が不純なので長続きしませんね(苦笑)。そういえば、クアハウスもスタッフともどもご案内いただき有難うございました。
asktaka 2008/12/21(Sun)08:25:04 編集
Re:懐かしい名前が
>asktaka様
 今は、年賀状だけですが他に比佐仁、名前がいま出ませんがDICの新百合ヶ丘の支配人をやって現在独立し潰れたクラブの再生や新規立ち上げをやっている人、いつも、景気の良い話で元気をくれる。あぁ名前が出ない。亡くなったが東大の体育関係の大先生、明学の高橋先生なつかしい名前が浮かびます。

>あの頃、必死になって素人が専門家に教えを得ていました。なつかしいですね。
【2008/12/21 10:50】
続・懐かしい名前
東大の先生は亡くなったのですが。私の知っている同じ人であれば、長野さんの親しい方でグルメな方だった先生です。東大正門前の美味しい鮪と美味しい日本酒の品揃え豊富なお寿司屋さんの常連で、私も長野さんと一緒に行って以来時々食べに行きました。先生の名前は・・・、出てこない!

出てきた宮下先生!でもこの方ならご存命なはず。

元DICにいた人は中島さんでしたか。名前はうろ覚えですが、この方は長野さんのかっての弟子筋にあたる人だと記憶しています。面識はないですが、以前ユニコムの雑誌で同じ号に書いていたり、ユニコムのイベント会場での講演会で講演したりしていました。

明学の先生は知りませんが、世間は狭いですね。
asktaka 2008/12/21(Sun)11:29:12 編集
Re:続・懐かしい名前
>asktaka様
 おはようございます。中島さんです。東大の先生は、健康開発財団の顧問の先生で多分お亡くなりになったとお聞きしました。財団の関係者、職員も東大が多かったと記憶しています。明学の高橋先生は、竹腰ミオコ?の先生でした。クアのスタジオを作るときは大変お世話になりました。森永の顧問や西武系のリ・ボーン館なんかに絡んでいたように記憶しています。その関係でタニタの今の体脂肪計製作者に協力もしていましたね。今思うと竹生先生を始めあの関係の方と貪欲にそばに行って分け解らず知識を吸収していました。なつかしいですね。
【2008/12/21 11:46】
東大の先生
私の知っているのは宮下先生だったと思います。東大名誉教授で70歳を少し過ぎたぐらいの方です。恐らくまだお元気のはずですから、パパリンさんのご存知の方とは別人かもしれませんね。
asktaka 2008/12/21(Sun)11:48:54 編集
Re:東大の先生
>asktaka様
 宮下先生です。すみません。殺してしまったようですね。宮下先生、温泉の植田先生には、お世話になりました。植田先生本人は、都会の温泉には、転地効果、ないのであまりお越しにはならなかったですがお嬢さんが好きでクアの利用券を何度か差し上げました。
【2008/12/21 15:45】
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