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41ce5c7e.jpg21日で今期開催が終わる久米美術館へギリギリでしたが顔をだしました。佐賀県鍋島藩の近代歴史学の祖久米邦武、近代洋画の先駆者久米桂一郎を記念して設立した自社ビル8階にある美術館です。
 
常設展1は久米桂一郎の画とそのパリ時代の先生ラフェル・コランの画、パリ時代からの友人黒田清輝の画、父親邦武の論文などが展示されています。
 
7e5e28df.jpgJR目黒駅前のビルでとても交通の便が良く一等地に構えています。初めて知りましたが父親邦武は天保10年佐賀県の生まれで明治4年に岩倉派遣団に随行し約二年間欧米を視察した有識者で帝国大学教授、出来たばかりの早稲田大学教授を歴任これは同じ郷士大隈重信の関係でしょうか、昭和6年93歳で没。
 
その息子桂一郎は父の援助のもと明治19年からパリで絵の勉強をして同学の黒田清輝と共に同じアパートで過ごす大親友で帰国後、東京美術学校の教授、共に白馬会を設立、黒田清輝は作画を通して若い人を指導、桂一郎は後には評論を主としていく。
 
共に明治洋画壇の指導的役割を果たし教育者としての功績が大きいそうです。桂一郎の絵の特徴は展示からでは一言でいえず印象派的なものもあります。黒田清輝の自画像、奥さんの半裸の習作などまちまちな絵が展示されています。
 
黒田の絵は桂一郎の自画像や風景画、問題になった裸体画などはなく初期の作品かと思われます。小さいスペースですが内容はしっかりあります。JR目黒駅西口駅前久米ビル8階、入館料500円、月曜休館、来年は1月11日から、午前10時~午後5時

ちょっとした銀座のギャラリー的であり時間が少ない時は此処で絵画を見て過ごすのには良い美術館です。勿論絵画は販売はしていませんが所蔵作品の葉書等は販売しています。
画はパンフレットの林檎拾いです。下段は館内雰囲気です。

 
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