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馬池洗(まいせん)と言う言葉がちょこっと地元で聞こえてきました。谷根千のもじりだと思います。大田区観光協会が散歩コースとして作った造語のようで谷根千にあやかろうと言うものです。

大田区は23区で一番広く観光地?チョット有名な場所もあります。しかし中々谷根千や浅草などと比べれば羽田空港位しか全国的な場所はありません。

そんな中でも池上本門寺には年間多くの方がお見えになっています。その範囲を少し広げて散歩コースとしてまた古くからの景勝地として歴史や観光の一翼になればと言う事のようです。

馬池洗(まいせん)は、この地区に焼き物の窯があるわけでなく馬込、池上、洗足の各地区の頭を取って並べたものです。観光協会のパンフに寄れば。

馬込 この辺りは武蔵国の馬の産地だった事。宇治川の合戦で有名な梶原景季の愛馬・磨墨がこの地で誕生し埋葬された事。九十九谷と呼ばれるほど狭い坂道が多かったため、狭い道を越えると言う意味の言葉で「まごめ」から馬込と名づけられたとされる。

関東大震災後、多くの被災者が東京郊外に移り住むようになり、馬込周辺も人口が増加。震災直前に越してきた尾崎士郎・宇野千代夫妻の誘いもあり、多くの文士達も居を構えるようになり「馬込文士村」が誕生しました。

大田区にお住まいでした木版画の大家故川瀬巴水(はすい)先生の馬込の月(渡辺版画より)昭和5年当時の馬込。

H2 馬込の月 Full Moon at Magome

馬込の月 昭和5年(1930)作
「東京ニ十景」という20図シリーズの1点
「巴水が住んでいた馬込の田園詩趣である。数幹の老松を思いきり大きく描き、雨後らしい冴え冴えとした満月を松の枝間に見せて、紺碧の一天地として作る。藁ぶきの農家から灯がもれる。丸い月と小さな角まどの狐燈の対照が実に巧妙である。巴水の夜景中の傑作として定評がある。」

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