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品川宿には入江長八の「こて絵」がある寺社が2つあります。お寺さんは善福寺、寺社が寄木神社です。こて絵は、日本独特なもので東洋のフラスコがとも言われています。

入江長八は伊豆の松崎の生まれで伊豆の長八とも呼ばれています。江戸から明治時代にかけて活躍したこて絵の名人です。長八は20歳の時江戸へ出て御用絵師などに狩野派、彫刻などを学ん
だ。その絵画・彫刻を漆喰細工に応用し、こてで壁や天井に漆喰細工をして絵の具で彩色をしたものです。

松崎では長八記念館(浄感寺)、伊豆の長八美術館などがあります。長八のこて絵は東京近郊では泉岳寺、成田山新勝寺など。一番多いのは大分出身の長八の弟子、その弟子と多くの作品が大分県安心院町の安心院にあります。

寄木神社  東品川1-35-8
目黒川沿いのチョット横丁に入った小さな神社です。本殿奥の扉にこて絵があります。外からは残念ながら見ることが出来ません。私も1度月刊おとなりさんの品川塾のお手伝いで見ただけです。内容は天孫降臨の図でした。

善福寺  時宗 北品川1-28-9
ここは本堂正面の壁面ですので見ることは出来ます。絵は龍です。しかし残念ながらかなり劣化しています。剥げ落ちているところもあります。お寺さん自体もかなり荒れています。

こて絵は日本独特の左官職人の名人技です。漆喰自体ももうそんなに使わなくなってきましたのでこて絵自体もなさる人が少なくなっているようです。左官職人さんをバスで松崎にお連れする事を何回かしましたが職人さんが感心しているんですからそれは難しく手がこみ時間も掛かるものだそうで今は建物を作られる人からの注文も無いようです。

松崎長八記念館
http://www.wbs.ne.jp/bt/matsuzaki/yado/chohati.htm
長八美術館
http://www.izu-matsuzaki.com/cyouhachi/cyouhachi.html
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