両国にもお正月

両国にも昨日から正月がきました。駅を降り立つと色鮮やかな幟がはためいています。早く終わった力士が鬢付け油の匂いをさせ、雪駄の音をさせ歩いています。
 
相撲は待ちに待った人で大入り満員です。場内の弁当も売り切れ、名物焼鳥も、場内食堂も長蛇の列で長い待ち時間。今日ばかりは不況なんのその。
 
高砂部屋は朝赤龍は幕内復帰を目指し稽古に励んでいましたが、また足首を痛め休場、下位の大子錦も先場所にに続き休場、朝弁慶も出るには出るそうですがまた調子を崩しているそうです。そして部屋は違いますがお相撲さんらしい豊真将も休場。相撲熱に水を差されたようです。未だ一番人気は十両下位に下がっていますが高見盛が人気は横綱以上。
 
明るいニュースでは東日本大震災から初めて優勝者に送られる副賞に福島のお米が出されるようです。千秋楽に福島県知事が贈呈予定だそうです。
 
今場所の地下のチャンコは伊勢ヶ濱部屋のちゃんこ。前半はそっぷ、中間、後半としお味などに変わる予定だそうです。ちょっと甘めの醤油味を美味しく戴きました。その横では「どす恋花子」氏の各部屋のちゃんこの話の新本のサイン会が行われていました。

二階食堂の脇の広場の端では若いカップルが抱き合いキッス中、此方の相撲は夜にしてくれ。さかりが付いた猫ではあるまいし。そっとしてあげたかったが多くの人と鑑賞。此方も長時間熱戦中。
 
明るい話、暗い話と色々ですが怪我がなく無事千秋楽を迎えられるよう祈念しています。