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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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川崎・砂子の里資料館では上記のタイトルで今月26日まで開催中です。8月は休館で今月7日から。

 

資料館の解説から「明治5年に横浜―汐留間を陸蒸気(福沢諭吉が名付けた。)が53分で走り、世界の文明が日本の玄関横浜から東京へと蒸気車によって送り込まれます。チョンマゲからザンギリ頭、着物から洋服へ、下駄から靴へと生活様式がすさまじい音を立てて変化しました。江戸の浮世絵師は、横浜の西欧人の生活や陸蒸気を描いて、衰退気味の浮世絵に開化絵(横浜絵)で活路を見出しました。」

 

開化絵として外国からの絵具を多く使い個人的にはけばけばしく江戸の浮世絵に比べ情緒もないように感じます。ただ蒸気機関車が走る絵は全く当時の物とは違って描かれていますが何となく見てしまう。

 

東海道の川崎の渡しに鉄橋が右上にあり陸蒸気が走っています。この絵は三代目広重の絵ですが制作年は明治4年になっています。人々が陸蒸気に興味を示しているので早く販売しようと瓦版みたいな感じで発行されたんでしょうか。

 

この他にも実際に見ていないので馬車鉄道のような車輪を描いている絵も多々あります。些細な事を気にせず当時の風俗事例を思い描けばいいのでしょうが写真が出てきている時代になりますから時代考証的には無理がある絵が多い。

 

斎藤館長の解説の通り鉄道は新しい外国の文明も沢山運び込んでまた人の行き来も煩緒になって行きます。廃仏毀釈、城取り壊しなどをして洋風化を急いで文明開化をした明治政府は野蛮と言う事を防いだ意味では他のアジア諸国のような植民地にはならなかったのだけは貢献したと思っています。

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