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今月29日まで四谷にあります新宿歴史博物館で「錦絵の世界」というタイトルで浮世絵展が開催されています。

浮世絵は17世紀末に菱川師宣によって始まります。浮世絵は江戸時代に成立した絵画のジャンルで現実の社会、風俗を描いた庶民的絵画です。錦絵はその浮世絵の1つです。鈴木春信などが有名です。

鳥居清長、喜多川歌麿の美人画、東洲斎写楽、歌川豊国の役者絵が有名です。場所が新宿区立の歴史博物館ですから新宿の地に絡む浮世絵を中心に収集されているようです。それにしても沢山収集されているようです。

1、名所江戸百選(安政3~5年 1856~58)初代歌川広重 5点
2、江戸の花名勝会(文久3年 1863) 三代歌川豊国 70点
3、千代田の御表 (明治30年 1897) 揚洲周延 31点
4、風俗通 (明治30~31年 1897~98) 宮川春汀 37点
5、江戸名勝図会(文久2年 1862) 2代目歌川広重 16点
6、マナズ絵(安政2年頃 1855頃) 作者不詳 6点

これだけ揃えています。但し4月23日から5月29日までの開催ですから3回に分けて展示されています。浮世絵を見始めてたいして立っていませんから良く解っていませんが日本での保存収集より海外の保存収集の方が保存状態が良いといわれています。

2008年の江戸博で見たボストン美術館の浮世絵名品展、今年見た山種の同じボストンの清長、歌麿、写楽名品展、一昨年の江戸博のギリシャ美術館の写楽の肉筆画、一昨年のベルギーロイヤルコレクションなど何処も昨日刷ったような色できれいに保存されています。

新宿歴史博物館は初めて行きました。とても静かで閑静な場所にあります。近くに住んでれば散歩帰りの休みに寄りたいくらいです。今回の浮世絵は私にとってはじめて見るものばかりです。3枚綴りの連作が多くとても楽しめました。そして何と入館料は無料です。

ここは常設で古墳、出土品などの品から江戸の暮らし、昭和の新宿、近代の新宿、近代文学(夏目漱石・坪内逍遥・尾崎紅葉・島崎藤村・田山花袋・永井荷風・林芙美子など)東京市電、小田急3100形NSE車運転席、座席などもあります。こちらは300円です。
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