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c2966c49.jpegb9631880.jpeg新しい東急渋谷駅へ見学に行ったついでに東急百貨店本店地下のBunkamuraザ・ミュージアムでルーベンス展を見学。来月21日まで開催中。
 
17世紀のバロック時代の巨匠ルーベンス展で1、イタリア美術からの着想、2、ルーベンスとアントワープの工房、3、ルーベンスと版画制作、4工房の画家達、5、専門画家達との共同制作といった枠組みで多くの作品が展示されています。
 
61b0fe6c.jpeg当時のネーデルランドはスペインを宗主国とする旧教国のフランドールと新教国のオランダとに分かれていまいた。フランドルは教会や君主貴族が芸術のパトロンで新教国として独立したオランダは商業活動を背景に経済的繁栄により市民層が作品購入者と違いが有りました。
 
ルーベンスのフランドールはハブスブルク家、スペインのフェリペ2世などの庇護により制作をして行きます。大作の宗教画、神話画、肖像画などを描き、宮廷画家になって行きます。多くの注文に工房を設け制作をして行きます。
 
工房は教育機関であり12歳から16歳で一通り基礎を学び、次に画家の助手となり、親方画家へと云ったステップになります。徒弟時代は指導料を払い修業し、助手になると労賃が貰えるというシステムだったそうです。
 
宗教画は良く解りませんが肖像画はやはり写実的に描かれ、版画は多くの人に見て貰うと云ったもののようですが遠目から見ると白黒版画ですので鉛筆画のように見えます。残念ながらキリスト教は良く話が分かっていない。人によって痩せ細ったり今回みたいに栄養が行き届いたキリストの画。
 
同じ時代のオランダにはフェルメール、ハルス、レンブラントがいます。フランドールの美術は17世紀後半には徐々に衰退していったそうです。今回は多くの美術館から借りていますが是だけ多くの作品を美術館から集めるのも大変だったでしょう。
 

 
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