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9e18ddbb.jpeg2897d22b.jpeg東京芸大は開校以来120年余り28500点のコレクションの集蔵が有り、毎年春にそのテーマに基づき展覧会が行われています。卒業生、教授など一流の作家を輩出していますので作品は素晴らしいものばかりです。
 
今回は5月6日まで開催で「都市を描くー移りゆく東京と画家」「修復記念 小磯良平(彼の休息)」です。芸大は作品創造と作品の修復も大事な技術継承になっています。(300円)
 
都市を描く、、、は、明治、大正、そして関東大震災復興後の東京を描いた作品を展示しています。江戸から明治と極端に西洋化した建物が建設され、広重の名所江戸百景(品川須崎、日本橋通り)を江戸の風景として油絵、版画などで浅草凌雲閣を描いた小林源太郎(屋根の都)三代国輝(浅草公園)小泉癸巳男(こいずみきしお)(浅草雪景)など3点、その他日本橋、京橋、有楽町駅、銀座夜景など。
 
明治時代は銀座の大火から煉瓦街、鉄道開通、鹿鳴館と西洋化が進み、広重の江戸風景が段々変って行き、見世物として12階の浅草凌雲閣建設、今で言うスカイツリーだった事でしょう。
 
画家はフランスの印象派の習作に励み俯瞰した構図と自然の光をテーマにした作品が並んでいます。教授が黒田清輝と云う事もあるのか白馬会に加入している作家が多い。また藤島武二の作品は黒田清輝の作品かと思ってしまう。
 
日本画は入口には国宝の絵因果経という天平時代の巻物で釈迦が成道後、迦葉三兄弟が改宗し仏弟子になる物語が描かれています。谷文兆、狩野芳崖、一期生の下山観山、ポスター表紙になっている能を舞う「序の舞」の上村松園、樋口一葉を描いた鏑木清方の「一葉」など。
 
この他に彫刻、工芸等の作品の展示が有ります。また正木記念館では生き人形作家平櫛田中(ひらぐしでんちゅう)コレクションが開催。田中の作品かと思いましたが田中が集めていたコレクションで彼の作品は小品3点が展示されていました。(無料)
 

 
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