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c6d200bb.jpeg05328391.jpeg日比谷公園内にある日比谷図書文化館特別展では藤田嗣治の本のしごと展を6月3日まで開催中です。
 
藤田嗣治と言えば日本よりフランスで評価され最も有名な日本人画家。戦後戦争画について糾弾され二度と日本に戻らなかった画家。独自の「乳白色の肌」と呼ばれ絶賛を浴び、その技法は秘密だった。クリスチャンネームでレオナール・フジタと云った名前の方が有名。と云ったものが思い浮かびます。
 
日本では東京美術学校の師の黒田清輝が中心でフランス印象派的な絵が中心になっていて国内では藤田の評価は低かった。しかしフランスのエコール・ド・パリの代表的な画家。
 
fa60347e.jpeg今回の展示は藤田の最後フランスへ行くまでの本の装幀、挿絵など国内での仕事を中心に展示しています。また写真家土門拳の撮影、麹町区6番地のアトリエ内を撮影しています。
 
bd828020.jpeg装幀、挿絵などを沢山やっていた事は今回初めて知りました。フランスでもピカソ、シャガールなどとやっていたようです。また東京日日新聞の横光利一の新聞小説の挿絵、親交の有った岡本かの子、菊池寛、川口松太郎、林芙美子、佐田稲子などの装幀、挿絵などまた婦人画報、婦人の友、ホームライフ、文藝春秋等の表紙など。
 
フランスでは日本のイメージを求められ、日本ではフランスのイメージを求められる仕事生活だったようですが2度と日本に戻らなかった事に「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」「国のために戦う一兵卒と同じ心境で描いた」のになぜ非難されなければならないか。という。
 
おかっぱ頭で丸いメガネのレオナールフジタ、藤田嗣治、何度も結婚をしたり猫が好きだったり最後は日本人の奥さんが見とり、パリに記念館も有るようです。
 
280ecca6.jpeg8e12ed3c.jpeg今年は嗣治渡仏100年のようで同じ挿絵本展が東京富士美術館(6月30日まで)静岡市美術館ではレオナール・フジタとパリ展(6月23日まで)と同じ時期に開催されています。
 

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