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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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大田区の区報の告知です。気候も良くなり散策にはどうでしょうかという区内のミュージアムを巡ろうという案内です。

①大田区立多摩川台公園古墳展示室 
大田区には古墳がたくさんあります。此処は「亀甲山古墳」をはじめ多くの古墳を紹介。田園調布1-63-1 9時~16時30分 無料

②ミュージックジャケットギャラリー
LP、CDのジャケットを展示、ジャケットはメッセージを込めたものや遊び心が溢れているものなど。金羊社、無料ですが2日前までに予約必要。03-3750-2107 鵜の木2-8-4.

③炭ギャラリー
炭の販売をしている増田屋の展示ギャラリーです。炭のオブジェ、炭の花壇、茶の湯炭など炭ワールドです。見ただけで健康に?南久が原2-5-3、03-3755-3181

④昭和のくらし博物館
戦後の普通の庶民が暮らした家を丸ごと展示、小泉家、入場料500円、南久が原2-26-19、03-3750-1808

⑤第一次南極越冬隊長 西堀栄三郎邸
山小屋風の茶色の外壁のお家。入場料500円、鵜の木1-20-1、03-3750-3917

⑥五十嵐健治記念洗濯資料館
日本のドライクリーニングの創始者、白洋舎、下丸子2-11-1、03-3759-1336

大田区立山王草堂記念館
日本最初の総合雑誌「国民之友」を創刊した徳富蘇峰の旧宅、資料等の展示、山王1-41-21 03-3778-1039

大田区立尾崎士郎記念館
尾崎士郎の晩年の自宅、書斎、資料室など展示。山王1-36-26,03-3750-1611

大田区立郷土博物館
大田区の郷土資料などを展示、祭り、水道、古墳、海苔養殖、文士村など。南馬込5-11-13 03-3777-1070

大田区立熊谷恒子記念館
女流かな書道大家、美智子皇后書道の先生、旧宅の書斎、作品の展示。南馬込4-5-15 入場料100円 03-3773-0123

⑪野木久美江七宝記念館
七宝作家で作品展示、体験も出来る。南馬込3-27-10,03-3772-1838

大田区立龍子記念館
日本画家、アトリエツアーなど他の美術館と違う企画が多い。現在は耐震工事中。中央4-2-1,03-3772-0680

⑬マミ会館花のミニギャラリー
マミーフラワーデザインスクールの開設、建物自体も珍しい変わった建物、出来た当時はビックリ。館内に岡本太郎「座ることを拒否する椅子」も展示している。山王2-11-6,03-3774-3986

大田区立山王会館
売れ残り豪華マンションを買い取った施設に馬込文士村資料展示室、大田区百景の絵の展示があります。行くとビックリする無駄な施設。山王3-37-11,03-3773-9216、是非行ってほしい施設でかなり高いところにあり上り下りは大変。

⑮池上本門寺霊宝殿
池上本門寺のお宝、国宝など展示、法華経研究資料の兜木コレクションなど。但し日曜のみ開館、入場料300円、池上1-1-1,03-3752-2331

⑯赤毛のアンの記念館
赤毛のアン翻訳者村岡花子の書斎、遺品など展示、見学は月に2回予約制です。中央3-12-4,03-3771-0687

⑰蒲田切子
東亜硝子工芸㈱で作品の展示即売をしています。奇数月で体験も実施、見学は毎週水曜、仲六郷1-9-15,03-5748-7321

大田区立大森海苔のふるさと館
海苔の生産方法、道具など展示、海苔づくりの歴史の勉強室、人工的につくった白い砂浜でビーチバレーや日光浴などリゾート感覚がある。平和の森公園2-2,03-5471-0333

⑲ディスカバリーミュージアム
日本発の空港内の美術館で細川家の永青文庫の常設や企画展などをある。現在は7月16日まで茶席千利休展です。第二旅客ターミナルビル3階。入場無料、03-6428-8735

ミュージアムではありませんが城南島では飛行機が真上に飛ぶので胴体の腹部分が見えます。その手前の東海には日本一の青果市場、魚市場、花市場があります。事前予約で見学も出来ます。また、横には大田市場の建設が遅れたため水溜まりができそこに野鳥が集まり出来た東京港野鳥公園もあります。

これから梅雨に入るまでは散策に最適になります。(入場料を入れていないものは原則無料、行く前に確認をお勧めします。休館日等あり)

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大田区の旧東海道は磐井神社(いわいじんじゃ)から美原(三原)通りを抜け第一京浜と京急に沿って六郷の渡しまでです。その間、古道があり、横道にそれますが歴史的な事件など起こってきます。

 

何だかんだ大田区の殆どを歩くようになります。例えば馬込は太田道灌がお城の選定の候補としていたというところで歴史にタラレバは意味がないですが場合によっては江戸時代でなく馬込時代といったかも知れないのです。

 

古道では池上や羽田への道があります。また好きな鉄道で言えば鉄道唱歌の4番には梅に名をえし大森を すぐれば早も川崎の 大師河原は程ちかし 急げや電気の道すぐに  この梅の名所は八景園だそうです。

 

安藤広重の江戸百景には八景坂鎧掛松として描かれています。天祖神社にある荒藺崎八景碑には笠嶋夜雨、鮫洲晴嵐、大森暮雪、羽田帰帆、六郷夕照、大井落雁、池上晩鐘と書かれています。

 

遊園地の八景園、中国料理屋になったり近くに子爵の家があり行幸啓されたりもしたようです。そんな旧東海道から離れた場所でも意外にこの東海道につながる話になっていたりします。女塚、新田神社などそんなこんなをバラバラですがゆっくりやっていこうと思っています。最後は話がまとまるように考えて歩いて行こうと思っています。

 

またその時代の食べ物で今も食べられるものや浮世絵、仏像、彫刻、絵画、大田区の古墳、城・館なども楽しんで行こうとも思っています。そうは言いながら読まなければならない資料がうれしい事に莫大にあります。口語体で書かれていれば良いのですが中々読み進めないこともあります。まぁのんびり行こうと思ってはいます。

馬込は大根畑で都会から離れた九十九谷の起伏の激しい郊外でした。ここへ大正12年尾崎士郎、宇野千代夫妻がやってきました。そして関東大震災の後ということもあり住宅難も手伝い、尾崎士郎の誘いに多くの文人、画家達がやってきます。

それが今の馬込文士村と言われる元になります。互いの家を行きかい、酒を酌み交わし文学談義に花を咲かせたのでしょうか。麻雀、ダンスに興じ、はては離婚騒動までも持ち上がりました。

今は残っている旧宅は少ないです。そんな旧宅跡の碑を頼りに昔の文人を訪ね歩くのも散歩を兼ね坂道を歩くのも健康にも昔への浪漫にも良いのでは。さて、此処へ来た文人、画家はどの位いたのでしょうか。

パパリンの趣味の世界

有名どころだけでもかなりな数になります。(順不同)
小島政二郎、尾崎士郎、宇野千代、日夏秋之介、北原白秋、徳富蘇峰、室生犀星、吉田甲子太郎、藤浦洸、今井達夫、三好達治、山本周五郎、佐藤惣之助、萩原朔太郎、小林古径、三島由紀夫、国木田虎雄、川端康成、川端龍子,石坂洋次郎、子母沢寛、山本有三、池部均、熊谷恒子、高見順、古屋信子、佐田稲子、川瀬巴水、など。

もっと多くの方がいます。私が知っている名前ですからビッグネームの人達だけです。親分で面倒見の良かったと言う尾崎士郎、住宅難で都会に比べれば景観が良くのんびりしていた馬込に魅せられたんでしょうか。この人達の足跡を訪ね歩く散歩も結構楽しいです。チョットきつく体重も落ちればもっと良いのですが。
馬池洗(まいせん)と言う言葉がちょこっと地元で聞こえてきました。谷根千のもじりだと思います。大田区観光協会が散歩コースとして作った造語のようで谷根千にあやかろうと言うものです。

大田区は23区で一番広く観光地?チョット有名な場所もあります。しかし中々谷根千や浅草などと比べれば羽田空港位しか全国的な場所はありません。

そんな中でも池上本門寺には年間多くの方がお見えになっています。その範囲を少し広げて散歩コースとしてまた古くからの景勝地として歴史や観光の一翼になればと言う事のようです。

馬池洗(まいせん)は、この地区に焼き物の窯があるわけでなく馬込、池上、洗足の各地区の頭を取って並べたものです。観光協会のパンフに寄れば。

馬込 この辺りは武蔵国の馬の産地だった事。宇治川の合戦で有名な梶原景季の愛馬・磨墨がこの地で誕生し埋葬された事。九十九谷と呼ばれるほど狭い坂道が多かったため、狭い道を越えると言う意味の言葉で「まごめ」から馬込と名づけられたとされる。

関東大震災後、多くの被災者が東京郊外に移り住むようになり、馬込周辺も人口が増加。震災直前に越してきた尾崎士郎・宇野千代夫妻の誘いもあり、多くの文士達も居を構えるようになり「馬込文士村」が誕生しました。

大田区にお住まいでした木版画の大家故川瀬巴水(はすい)先生の馬込の月(渡辺版画より)昭和5年当時の馬込。

H2 馬込の月 Full Moon at Magome

馬込の月 昭和5年(1930)作
「東京ニ十景」という20図シリーズの1点
「巴水が住んでいた馬込の田園詩趣である。数幹の老松を思いきり大きく描き、雨後らしい冴え冴えとした満月を松の枝間に見せて、紺碧の一天地として作る。藁ぶきの農家から灯がもれる。丸い月と小さな角まどの狐燈の対照が実に巧妙である。巴水の夜景中の傑作として定評がある。」

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