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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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b3f7160b.jpeg4c4a772b.jpeg久しぶりのニューオータニ美術館です。今、世界中の財務・銀行関係の人が東京に集まって会議中のようで今日は特に外人が多くお茶していたりアーケード店舗に溜まっています。
 
知っていたら止めたのですが行って気が付いた状態でした。もうニュースも関係ないものは右から左です。小村雪岱という大正昭和にかけて装丁、挿絵、舞台美術、商業広告など幅広い活躍をした人で東京美術学校日本画を出たのにあまり肉質画を描かず版画で通した作家です。
 
a6e6efb7.jpeg世に出たきっかけは泉鏡花の「日本橋」の装丁で有名になり多くのその集まりなどから作家の装丁を手がけています。そんなに広くない会場ですが沢山の本の装丁した作品、下書き、スケッチなど資料も含め200点近い展示です。
 
第一章は泉鏡花との出会いー花開く才能、第二部舞台とのかかわりー戯曲本と舞台装置原画、第三部挿絵―共鳴する画文、特集―装幀の妙、資料/その他の構成になっています。特に泉鏡花の装丁はまさしく日本画、大正の浮世絵的な物です。
 
18c86bec.jpegグラフィックデザインでは橋口五葉、杉浦非水、竹久夢二などと肩を並べていたようです。実は私は名前だけしか知りませんでした。杉浦非水は三越のポスターなど、小村雪岱は資生堂の広告などを手掛けていた時期もあるようです。
 
また歌舞伎、新国劇などの舞台美術なども手掛け、今回は実際の舞台のカキワリと小村雪岱の絵が対比して展示されています。
 
読書は好きですが買った本を読むのが先で挿絵や装丁などは今まで無頓着でした。確かに昔の文藝春秋なども後で有名になった画家が挿絵や装丁、表紙を描いていたりしています。もう少し注意して是からは見ようと思いました。

名前は知らなくても独特の線描画は多くの人が見たことがあると思います。今日はそれなりに観客がいました。その他の作品は下記HPを。
http://www.newotani.co.jp/group/museum/exhibition/201210_komura/index.html
 
それにしてもニューオータニは絵を見に行くのかケーキを買いに行くのか。勿論私はカレーパンですが。

 
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