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77ccd19d.jpeg何となく悲しさをもった青の風景、明るい静けさをもった青の世界,追憶の中の青、そして生きるための躍動の青。
 
この作家の作品には青が多い。日本人が好きな広重ブルーやフェルメールブルー、杉山寧のブルー、友人が死んだ後のピカソブルーとはまた違った青です。作品としては重い何となく暗い精神を思わせる、個人的には好きになれない絵が多い。絵からは紺碧の海、ぬけるよな青空には晴朗さを感じない。
 
それでも何か私を引きつける、迫ってくる物が有ります。最初に見たのが銀座の枝香庵という画廊でした。暫く見ていたからかオーナーからどうですかと勧められるがその時の絵はオーバーに言えば何か私を地獄へ引っ張られるのではと思う様な感じがしました。
 
c9700ed3.jpeg描かれている絵は勿論地獄ではなく窓辺に花束、全体が青の基調で私には病院の冷たい雰囲気で人が亡くなった後の追憶に感じました。それ以降、井上よう子と云う名前が頭に残っていました。
 
20db08ae.jpegこの作家は子供が3人いる50代の作家で大学の講師をしながら絵を書いているようです。人間生まれてから様々な生い立ちがありますがこの人の画集を読んだから余計そう思うのかもしれませんがただ花瓶とビー玉の絵ですが何か迫ってくる感じが有ります。
 
何点かの絵の中でまだこの絵(輝ける朝の・・・)がまだ前の絵に比べれば寂しさ、重さを感じなく、落ち着きが有り心和ませる感じがしました。死への追憶から生きるへの青に変わったような気がします。隠れ家では下では、そして目線だと、という事で壁の上部に飾っています。
3549276e.jpeg75f2d567.jpeg9587b9ce.jpeg
 
井上よう子画集から。
井上よう子氏HPhttp://www.yoko-scene.com/

 
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