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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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昨日は千葉県の保田にあります「菱川師宣記念館」と「千葉市美術館」を初めて見学しました。
 
菱川師宣は浮世絵の祖と言われている人です。1番多く見られているのが切手にもなった「見返り美人」だと思います。肉質浮世絵から木版による浮世絵を考案、一気に一般に人も楽しめる浮世絵となっていきます。
 
常設の師宣の肉質画、白黒の雑誌の挿絵などが多く展示されています。企画展は、風刺画、滑稽な絵としての戯画を江戸から明治にかけて描かれた浮世絵を展示しています。この世界では幕府の規制に対して反骨精神旺盛な歌川国芳が一番。明治かけては最後の浮世絵師月岡芳年の作品などが展示されています。
 
国芳作品は今までも何度か見ていますが月岡芳年(大蘇)のこの手の作品、歌川広重の障子からみせる影絵などの作品は初めてみるもの多く楽しめました。残念なのは出展リストが戴ければと云った所です。わざわざ見に行くにはちょっと不便。近隣には源頼朝が石橋山の戦いで敗れ真鶴から逃げて房総へ上陸した地の碑もあります。

この企画は9月2日まで。月曜休館、大人500円。
http://www.town.kyonan.chiba.jp/kyonan/pages/gp/shiryoukan
 

どうぶつ大行進は千葉市美術館で開催中です。この美術館も何度か企画展へ行きたいと思いながら中々果たせなかった美術館です。
 
夏休み特集で日本画や浮世絵に描かれた動物絵を中心に企画展示されています。入るといきなり大きな屏風絵が、小林清親が綺麗な獅子図屏風を描いています。明治時代の浮世絵師ですが浮世絵から転身したのか?とても気に入った絵です。
 
猫で有名な国芳作品、伊東若冲の長い巻物などが気を引きます。魚屋北渓(ととや)北斎、鳥居清長、国貞、気になったのが周延の上野不忍池大競馬図。有名な画家の作品が多数展示されています。時間が有ればゆっくり見たかった作品が多い。この企画展は9月2日まで。月曜休館、200円。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html 
 
 

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