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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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d8978e26.jpeg現存30数点と言われて日本では大変人気のある17世紀オランダの画家「フェルメール」の名画がまた日本で展示されます。
 
昨年3月渋谷Bunkamuraミュージアムで「地理学者」、今年3月まで同じBunkamuraで手紙をテーマに「手紙を読む女」「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女と召使」の3点。
 
そして昨日から「ベルリン国立美術館展」で黄色のサテンコートに髪にリボン、耳に真珠のイヤリングの「真珠の首飾りの女」が国立西洋美術館で開催、西洋美術館のすぐ裏では今月30日からオランダ「マウリッツハイス美術館展」が開催されフェルメールと云うと一番思い描く青いターバンのオランダのモナリザと言われる人気の「真珠の首飾りの少女」が見られます。
 
当然レンブラントやルーベンスなどの絵画が目白押しなんですがやはりフェルメールが目玉になっています。
 
素人考えですがフェルメールの絵画は室内の片隅で左から光が差し込み人物や壁の絵画・地図など小道具を浮き上がらせている構図です。その小道具や表情が何か謎を含み色々推理させる楽しみがあります。
 
色も青、赤、黄などでそんなに多くなく女性の着衣は黄色が多くモデルに真珠の首飾りをつけさせています。当時の宗教画、肖像画の大きさに比べれば小さいものが多い。
 
オルガンやギター、ワイン、指輪、机、テーブル、床などから推理小説さながらに考えさせられます。43歳と云う夭折、自己破産をする程の厳しい生活などどこかひきつける所があるんでしょうか。
 
同じ上野で近いですから見に行こうか、どうしようか、混むだろうなと思いながら大した悩みではないですが、現存、限定と云う言葉に弱く、この所来ている作品を見ているので日本ではそう見られないからとつまらない悩みが出てきた。

 
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新版画之部豊洲ららぽーと内にあります平木浮世絵美術館では美しき日本の風景第三部新版画之部が今月24日まで開催されています。浮世絵から続く高度な木版技術の粋をつくした風景版画です。
 
41b6f735.jpegカテゴリーは山々、諸国名所、夜景、古城に分かれています。絵師は慶応生まれから明治、大正の時代で作品の多くは昭和が多く出展されています。個人的には絵師は川瀬巴水(はすい)、吉田博、伊藤孝之、山村耕花、伊東深水、笠松紫浪、橋口五葉、などです。
 
作家によっては自分で描き自分で彫って、自分で摺るという浮世絵の分業作業を全部自分でやるのが芸術だと言うタイプと昔の絵師のように彫師、摺師を指導しながら浮世絵と同じやり方と色々なタイプがあるようです。
 
また画面も浮世絵のようなものから油絵、水彩画という直に描いたような作品と様々です。気に入った絵をチェックしながら見ていたのですが圧倒的に川瀬巴水の作品にチェックが入っています。
 
17a327a2.jpegとても幻想的であったり写実的であったり個人的には好きな作家です、そして散策コースにある馬込文士村に住んでもいました。大田区内の作品も多くあります。今回も池上の作品が出ていました。(この写真は今回の作品ではなく森ヶ崎です。)
 
この美術館は本当に豊洲にはもったいない、とても状態の良い浮世絵を所蔵されている美術館ですが建物や場所が海の前で素人ながら保管や展示に維持するのは大変だと思ってしまいます。毎回ご案内を戴き安い料金から割り引きして戴き大変申し訳なく思っています。

平木浮世絵美術館 入館料500円、月曜休館、ららぽーと豊洲内1階、有楽町線豊洲2番下車
次回は6月30日より~江戸の夏~隅田川の花火です。
8d092bc1.jpeg何かと今話題の川崎へ、旧東海道沿いにあります川崎・砂子の里資料館で昨日から始まった三代目豊国の役者見立東海道五十三駅―後期、袋井から京までの70枚を見に行きました。
 
やはり70枚はちょっと疲れます。あげくに歌舞伎が全く解っていませんのでただ見ると言うだけになります。歌舞伎を知っていれば其の出し物の役者の似顔絵とそれに関連した脇の駒絵もとても興味深く見られるはずなんですが。
 
浮世絵は歌舞伎役者が多く描かれています。遊女、花魁は今はほとんどいません。歴史上の人物もその話や顔を覚えれば済みますが歌舞伎は今も人気のある興業です。本来は歌舞伎へ浮世絵から勉強の為見たり本を読んだりするんでしょうが、今の私には広げ過ぎになりますので、極端に言えば浮世絵は歴史上の人物の錦絵、旅が好きですから風景画の広重、北斎程度にしようと思っています。
 
28009195.jpeg3代目歌川豊国の140枚の大作、絵もそうですが彫る人は大変だったでしょうし、岡崎駅の四代目中村歌右衛門扮する政右衛門は7000枚も売れて大変な話題となったそうです。そうすると摺師の方も大変な作業だったでしょうし版木もすり減り、壊れた事でしょう。
(右側が岡崎駅の四代目中村歌右衛門扮する政右衛門)
 
川崎・砂子の里資料館 日祭日休館 入場無料、川崎市川崎区砂子1-4-10
今月30日まで三代目歌川豊国(役者見立て東海道五十三駅)後期開催。

トレーニングをやってからそのまま自転車で大森から川崎まで行きました。六郷の渡しを超え、土手では散歩やジョギングの人が大勢、水辺はやはり心和ませます。
a48e1175.jpeg7767ccf3.jpegb060f98b.jpegfda8733a.jpeg895003ad.jpeg上の左の写真は土手の野球場、テニスコートなど大田区には多くの野球場があります。六郷橋の両サイドに渡し舟のモニュメント、明治天皇が京から江戸への行幸、六郷の渡しを船を並べて橋にして渡った行幸碑、下左は六郷川を渡る京急、橋梁の下がゴルフ打ちぱなし。アップの電車は第一京浜を渡る京浜急行、まもなく高架になりこの風景は見られなくなります。箱根駅伝でテレビで良く話題になりました。http://www.tetsudo.com/



 
01fe102d.jpeg浮世絵に見る江戸美人の化粧 白、紅、黒―三色の美
6月2日から7月8日までホテルニューオータニ美術館で開催。化粧にはあまり興味がないのですが浮世絵と云う事で見る事にしました。化粧ですので浮世絵はポーラ化粧品からの物が多く、大谷の物は肉質画でした。
 
出品リストは60点を超えるものになっていますが今月17日までが前期で19日から7月8日までが後期に分かれています。江戸時代は、白粉、紅、お歯黒、眉が中心で白、赤、黒の3色で成り立っています。
 
現代みたいな自由、個性的な化粧は許されず身分、年齢、未婚、既婚などによって化粧の仕方が決まっていました。特に白は鉛を使っていたので中毒になったりしたようです。歌舞伎役者もそうですが幕府の将軍の正室、側室なども後の調査では鉛や水銀が骨から出ています。白が美人とは言いながら命がけのお化粧です。何となく女性のはかなさを感じます。
 
館内の説明の安請け合いになりますが化粧と書いて(けわい)と読む場合は髪の手入れや髪形、肌の手入れ、化粧品や美容薬の作り方、歩き方をはじめとする身だしなみ全般を指すようです。

e6ef4eec.jpeg「けしょう」と読む場合は紅、白粉、お歯黒、眉書きなどのメイクアップを指すようです。読んでてなるほどと感心。また当時は京、大坂の濃化粧、江戸の薄化粧と言われていたそうで場所によって違っていたようです。
 
宝暦年間には村松町・団十郎、人形町・菊之丞、瀬戸物町・菊五郎、木挽町・三津五郎と歌舞伎人気役者が化粧品の販売もしていたそうで公演の間には本人が店先に出て大変な人気だったようです。
 
肝心の浮世絵は白、紅、黒と分かれ色白は美人の条件、紅は華やかさの演出、黒は貞節の証といったジャンル分けをして展示しています。三代豊国の作品が多く展示されています。三代豊国は国貞の事だと思うのですが、初代豊国の後は二人が二代目として名乗っています。
 
この他に大変立派な江戸時代の化粧道具も展示されています。入館料800円、月曜休館。ニューオータニガーデンコート6階。
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
 

 

 
千代田区立九段生涯学習館(地下鉄九段下駅)で広重の名所江戸百景展が来月3日まで開催されています。情報は25日の読売朝刊の都内版小さく出ていました。
 
名所江戸百景は江戸百と呼ばれ広重の晩年の作品で安政3年から安政5年10月の製作販売、広重は前月の9月にコレラで亡くなっています。江戸百と云いながら実際は118枚描かれています。没後2代広重が1景、目録、三代豊国による広重の薙髪の死絵をいれて121枚となります。
 
此処へ来るまで区立の施設だから千代田区関連の場所の浮世絵程度だろうと思っていました。帰りに春日で降りて時間があれば「礫川浮世絵美術館」(こいしかわ)でも行こうと思っていました。
 
江戸百は今まで川崎砂子資料館、平木浮世絵美術館、川崎市民ミュージアムなどで見ています。これで4,5回目ですが是だけあると忘れているのが多く、会場もあまり広くなく2段飾りの為上を見てかがんで下を見ての繰り返しで結構疲れました。
 
1ee92114.jpeg会場には此処の係員でなく所蔵している望月義也氏がいました。私が他の人に比べ熱心に見ているのか寄って来て話しかけられました。

この人何処かで会っている?あれぇ大田区議の水井元議長に似ているが、何処かでお会いしていますかと聞いたが、「?」テレビで見たんではと、テレビ東京のお宝鑑定団に木曽街道69次の浮世絵で出演した人でした。
 
テレビでは銀座で酒を飲んでばかりだから浮世絵でも買おうとか言っていたが実は、この江戸百、東海道五十三次、木曽街道69次のセット物を持っていたんです。

本当の話は還暦を機に営業していた飲食店などを廃業、兼ねてから興味を持っていた江戸時代の人情ある生活ぶりを現代の子供達に伝えたいと浮世絵のコレクターになったそうです。

コレクターは恐るべし、お金持ちでもあるんでしょうが凄い。パリで落札した写楽1枚千五百万円と東海道五十三次を交換したそうです。テレビでは木曽街道六十九次の中で中津川が2枚あり、雨の中津川は大変珍しく世界でも数枚との事で1枚が鑑定では千五百万円の値が付いた。
 
14400845.jpegb728936d.jpeg今回は江戸百の作品の話でなく望月氏の話になってしまいました。今回が初めてでなくこの所春に区から頼まれ展示しているそうです。来年の話で鬼が笑うが楽しみが増えた。

望月氏は現在近隣小学校で「江戸末期の風俗と生活」などを授業をしていたり、コレクトした江戸百、木曾街道69次などを本にして刊行もしています。

左上が通常の中津川、右上が世界に数枚と言う雨の中津川。それにしても安い浮世絵は昔はそば一杯だったのに今じゃ1500万円、そば何杯食べられるんだ。
 
千代田区立生涯学習館 地下鉄九段下6番下車横、入場無料 03-3234-2841

 
4764eab1.jpeg川端龍子記念館は5月19日から9月2日まで「夏の輝き」と云うタイトルで龍子の作品12点を展示しています。龍子の河童シリーズが多く、夏に関連した作品です。
 
タイトルをそのままイメージすると作品は全く違うものが目の前に出てきます。今回のポスターは河童が泳いでいるようです。

これは昭和31年のメルボルンオリンピックの時の物でタイトルは「オリンピック」龍子にとっては夏のオリンピックは古橋選手を代表とする水泳だったんでしょうか、そしてシリーズ化して描いている河童の泳ぎになったんでしょうか。「かわせみ」というタイトルの作品は確かに良く見るとかわせみはいますが絵全体的には女性が温泉に入っている作品です。
 
98d80925.jpeg龍子記念館は我が家から自転車で20分もかからない池上の麓と云った場所にあります。日本画の大家で横山大観、河合玉堂と雪月花の作品などを残しています。大田区や修善寺に住んでいましたので池上本門寺の天井画が遺作になります。その他に天井画は修禅寺、浅草寺などにあります。
 
098bc300.jpegアメリカに行ってボストン美術館で日本画の素晴らしさを見て、お金持ちの個人の床の間芸術から多くの人が見られる会場芸術を標榜して自らの会をつくりデパートなどで展覧会を開催した最初の人でもあり、作品は当然大きいものになります。今回も縦3メートル横7メートルと云った超大作が多く展示されています。
 
個人的には「龍巻」というタイトルの海の中のクラゲ、赤エイ、サメなどを描いた作品が幻想的で好きでした。絵葉書は残念ながら原画のイメージから撮影された絵葉書とはかなり違っています。それを下手な私の撮影では全く原画イメージと離れますのでやめました。上の「筏流し」も縦2.42M横7.29Mという大きさの原画でその絵ハガキから全体が映り込めなく原画のイメージが伝わらない。
 
12点ですがちょっと物足りない感じはしますがトレーニングの帰りで丁度良く、疲れも感じませんし平日の昼食時で観客もいなく自分だけの美術館と云った空間が心地よかったです。

大田区立龍子記念館 大田区中央4-2-1 入館料200円 月曜休館
此処は記念館の前の龍子の自宅アトリエを10時、11時、14時に案内解説をしてくれます。

 
f994ad84.jpegb5578fe6.jpeg5月10日から6月24日まで信濃町にあります佐藤美術館で「風景画」展が開催されています。佐藤美術館は若い画家を育成応援している美術館です。此処には自宅からJR京浜東北線、山手線そして代々木から中央・総武線で信濃町駅下車と3本も乗れます。(左は信濃町駅舎)
 
9e04c9e7.jpeg今回も此処で個展を開いた時から知り合いになった?アートのソムリエの山本冬彦氏のブログを拝見して開催を知ってのこのこ出かけました。NHK放送大学学園理事を最近退任し現在は毎日のようにギャラリー巡りをされています。サラリーマンコレクター当時は週末はギャラリーめぐりと云う著作を出版しています。ギャラリー巡りツアー、講演会など退官後も毎日忙しそうです。
アートのソムリエブログhttp://ameblo.jp/0761226555/

 
dc141cc0.jpeg気に入った絵を1枚は飾って心の安らぎと若い作家の絵を購入する事が画家を育てることにもなるという心情に共鳴、乏しい小遣いで何点か絵を購入しています。お蔭で夜飲みに行くことが少なくなりました。
 
あまりお会いする事もなくたまに三越の名品展、銀座のギャラリーでお会いする程度で彼のブログの後追いでギャラリーや美術館へ行く程度です。
 
e36832e5.jpeg今回佐藤美術館では十数人の画家が写実的だったり個々の心情を描いた風景画を展示しています。チケットの半券にも描かれている坂本藍子氏の「はじまり」は見た感じのイメージは東山魁夷の絵かなぁと思う様な幻想的な森と泉に蝶、白い馬です。これが風景?と思ってしまいます。
 
0bbb05da.jpeg荒井経氏の「彼方Ⅱ」も青空、雲?と何となくこれも東山魁夷の絵を思ってしまいました。どちらも好きなタイプの絵だから何でしょうか。下の絵は大河原典子氏の「曠暉」という難しい題名ですが万里の長城だと思うのですが開口部を借景しています。215㎝×170㎝の絵ですが開口部に吸い込まれそうに感じる絵です。
 
69417a65.jpeg今回の作品は可成り大作ばかりです。やはり大きい画ですと見た感じ迫力も出ますし絵によっては圧倒されます。若い作家さんですから震災後の絵のテーマ、考え方も変わってきているようです。
 
午後から天候が崩れるとか言っていましたが帰りは陽が出て暑かったですが信濃町から明治神宮まで散策。途中外苑にちゃんぽん屋水明亭がありかみさんの影響か暑い中ちゃんぽんで昼食。途中、千駄ヶ谷に国立能楽堂を発見、余り縁がないですが建物アプローチはとても感じが良かった。
佐藤美術館http://homepage3.nifty.com/sato-museum/
 
224fd891.jpegb6a9ea28.jpeg明治神宮の北参道から入り参拝。7月30日明治天皇崩御100年祭記念パネル展が参道の両サイドに原宿からですと左側に明治維新から崩御まで、反対側は明治神宮が出来るまでを写真や絵などで大きいパネル展示されています。
 
888f7547.jpege071a676.jpeg3a8f3a35.jpeg木々の森の中でこの中は風が吹くと寒い位でとても汗ばんだ身体には気持ちが良かった。

1d68aab9.jpeg原宿の浮世絵専門館、太田記念美術館を覗こうとしましたが明治神宮で時間をとってしまい次回にお邪魔する事に。原宿はいつ来ても休日のような賑わいです。

信濃町から原宿までのんびり散策。初めて見る施設などもあり絵を見てちゃんぽん食べて明治神宮の静けさの中参拝して気分も爽快で帰宅となりました。(写真左は北参道からの明治神宮参道、右は原宿駅)

 
豊洲のららぽーと内にあります平木浮世絵美術館では美しき日本の風景第二部として創作版画之部を5月27日まで開催しています。
 
浮世絵は元々芸術でもなく、テレビや新聞と同じマスメデイアとしての役割や、プロマイド、広告宣伝、観光ガイドブック的なものです。明治維新後近代化によって新聞、写真、交通の発達などで徐々に浮世絵は衰退し、庶民からも関心が無くなって行きました。
 
そんな中浮世絵は絵師、彫師、磨師の分業から自分の芸術は全部自分で行うという創作版画が起こっていきます。今回はそんな明治以降の創作版画の美しき日本の風景の第二部として創作版画之部として開催しています。
 
作品は大正から昭和までで、近代化する日本、山々、諸国、日光、古城と分かれています。私自身よく解っていませんが大正期の作品はまだ着物姿があったり江戸期の浮世絵の名残を感じる作品が多く見られますが昭和になると平塚運一、川瀬巴水などを代表する絵画的な要素がふんだんに入っています。わざわざ版画でなくてもと思ったりします。
 
やはり写真、印刷技術の発展、絵の具等により生きる道は風刺画など特殊な物になって芸術性を求め日本画への転向、仏画などが出来る人は移って行ったのでしょうか。

今回の展示はその時代を見るのには面白いですがたまたま風景画ですから生活感のある時代を感じる作品は少ない。城も明治の廃城令直後なら楽しく見られたのでしょうが昭和期の作品です。(1部名古屋城などは戦災に遭う前のお城のようです。)

92d1a346.jpeg66d43d1c.jpegこの木版画は今回の展示ではないですが川瀬巴水の左が東京二十景「矢口」右が同じ東京二十景「大森海岸」です。大正初期の作品。川瀬巴水は大田区に一時住んで多くの大田区内の作品があり、版画だけでなく水彩画も描いています。

平木浮世絵美術館Hp
http://www.ukiyoe-tokyo.or.jp/
41d0d3f3.jpeg今月27日までホテル・ニューオータニ美術館では「ヨーロッパ絵画に見る永遠の女性美」展が開催されています。山形県山寺の後藤美術館所蔵の17世紀から19世紀に描かれた女性、少女の肖像画を中心の展覧会です。
 
ヨーロッパの女性と云うと古代神話、キリスト教の聖母マリア、キリストの受難による悲しみのマリア、聖母子像になるんでしょうか。18世紀になると女性の肖像を女神仕立てにしたり、19世紀になると印象派が台頭してきます。
 
014190a7.jpeg今回の作品ではフランソワ・ベクリュの貴婦人と犬、ブーグローの愛しの小鳥などが好きな絵でした。しかし、今回の作家は私は一人も知りませんでした。そんな事を自慢しても?しょうがないですが。
 
たまに洋画を見るのも、そしてこの美術館のようにゆったりできて見られるのは良いですね。




 
ホテルニューオータニ美術館HP
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
 
4a02264a.jpeg足利には何度か来ていますがフラワーパークは初めてです。隣の佐野市の人間国宝田村耕一陶芸館に弟の後藤さんと毎年行っていますが高齢の為今回は一人ですので丁度藤の時期ですので見学に。
 
東武足利市駅からバスで25分位乗って到着、この時期はシャトルバスは300円です。藤の時期以外は無料、また入場料も藤の咲き具合で900円から1700円のようです。今回は1700円でした。
 
a805021c.jpegb8f87a17.jpega3ceca70.jpeg平日でしたが観光客も多く、広い庭園は人人です。樹齢150年近い600畳敷きの大藤棚、世界でも珍しい八重咲きの大藤棚、白藤、きばな藤などのトンネル、庭園内には350本を超える藤が咲き誇っています。
 
a9fdd5a1.jpeg9ae1e355.jpegfb635ac7.jpegその他につつじ、シャクナゲ、バラなど四季折々に花咲くフラワーパークだそうです。是だけ沢山の藤を見たのも初めてです。またこんなに香りがあるのも初めての体験でした。
 
d9b29937.jpegf60b7fab.jpeg33ef0342.jpeg半袖で汗ばむ位の陽気で栃木名物いもフライ、霧降高原牛串やき、宇都宮ギョウザで缶ビール、〆に佐野ラーメンを戴き、広いお土産売り場で売れない頃の相田みつお氏がアルバイトで描いた包装紙で有名な古印最中を購入してJR両毛線富田駅まで歩き隣駅佐野へ向かいました。

39610b47.jpeg6e10c906.jpegebd34285.jpegc4a97a68.jpege844a1f6.jpeg702bbcba.jpeg佐野市駅前はきれいに整備されてます。真っすぐ歩くと四つ角が人間国宝田村耕一陶芸館です。7月29日まで「田村耕一の技②釉薬入門」を開催しています。入場無料。今回の作品は初めてみる物が何点かあり未だ人間国宝の作品の価値が解らず。
 
帰りに何時も寄る鶴里の佐野ラーメン、踏切寿司を購入、最中、ラーメン、稲荷セットと重いお土産になりました。
 
 
 

 
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