美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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昨年3月渋谷Bunkamuraミュージアムで「地理学者」、今年3月まで同じBunkamuraで手紙をテーマに「手紙を読む女」「手紙を読む青衣の女」「手紙を書く女と召使」の3点。
そして昨日から「ベルリン国立美術館展」で黄色のサテンコートに髪にリボン、耳に真珠のイヤリングの「真珠の首飾りの女」が国立西洋美術館で開催、西洋美術館のすぐ裏では今月30日からオランダ「マウリッツハイス美術館展」が開催されフェルメールと云うと一番思い描く青いターバンのオランダのモナリザと言われる人気の「真珠の首飾りの少女」が見られます。
当然レンブラントやルーベンスなどの絵画が目白押しなんですがやはりフェルメールが目玉になっています。
素人考えですがフェルメールの絵画は室内の片隅で左から光が差し込み人物や壁の絵画・地図など小道具を浮き上がらせている構図です。その小道具や表情が何か謎を含み色々推理させる楽しみがあります。
色も青、赤、黄などでそんなに多くなく女性の着衣は黄色が多くモデルに真珠の首飾りをつけさせています。当時の宗教画、肖像画の大きさに比べれば小さいものが多い。
オルガンやギター、ワイン、指輪、机、テーブル、床などから推理小説さながらに考えさせられます。43歳と云う夭折、自己破産をする程の厳しい生活などどこかひきつける所があるんでしょうか。
同じ上野で近いですから見に行こうか、どうしようか、混むだろうなと思いながら大した悩みではないですが、現存、限定と云う言葉に弱く、この所来ている作品を見ているので日本ではそう見られないからとつまらない悩みが出てきた。
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作家によっては自分で描き自分で彫って、自分で摺るという浮世絵の分業作業を全部自分でやるのが芸術だと言うタイプと昔の絵師のように彫師、摺師を指導しながら浮世絵と同じやり方と色々なタイプがあるようです。
また画面も浮世絵のようなものから油絵、水彩画という直に描いたような作品と様々です。気に入った絵をチェックしながら見ていたのですが圧倒的に川瀬巴水の作品にチェックが入っています。
この美術館は本当に豊洲にはもったいない、とても状態の良い浮世絵を所蔵されている美術館ですが建物や場所が海の前で素人ながら保管や展示に維持するのは大変だと思ってしまいます。毎回ご案内を戴き安い料金から割り引きして戴き大変申し訳なく思っています。
平木浮世絵美術館 入館料500円、月曜休館、ららぽーと豊洲内1階、有楽町線豊洲2番下車
次回は6月30日より~江戸の夏~隅田川の花火です。
やはり70枚はちょっと疲れます。あげくに歌舞伎が全く解っていませんのでただ見ると言うだけになります。歌舞伎を知っていれば其の出し物の役者の似顔絵とそれに関連した脇の駒絵もとても興味深く見られるはずなんですが。
浮世絵は歌舞伎役者が多く描かれています。遊女、花魁は今はほとんどいません。歴史上の人物もその話や顔を覚えれば済みますが歌舞伎は今も人気のある興業です。本来は歌舞伎へ浮世絵から勉強の為見たり本を読んだりするんでしょうが、今の私には広げ過ぎになりますので、極端に言えば浮世絵は歴史上の人物の錦絵、旅が好きですから風景画の広重、北斎程度にしようと思っています。
(右側が岡崎駅の四代目中村歌右衛門扮する政右衛門)
川崎・砂子の里資料館 日祭日休館 入場無料、川崎市川崎区砂子1-4-10
今月30日まで三代目歌川豊国(役者見立て東海道五十三駅)後期開催。
トレーニングをやってからそのまま自転車で大森から川崎まで行きました。六郷の渡しを超え、土手では散歩やジョギングの人が大勢、水辺はやはり心和ませます。
6月2日から7月8日までホテルニューオータニ美術館で開催。化粧にはあまり興味がないのですが浮世絵と云う事で見る事にしました。化粧ですので浮世絵はポーラ化粧品からの物が多く、大谷の物は肉質画でした。
出品リストは60点を超えるものになっていますが今月17日までが前期で19日から7月8日までが後期に分かれています。江戸時代は、白粉、紅、お歯黒、眉が中心で白、赤、黒の3色で成り立っています。
現代みたいな自由、個性的な化粧は許されず身分、年齢、未婚、既婚などによって化粧の仕方が決まっていました。特に白は鉛を使っていたので中毒になったりしたようです。歌舞伎役者もそうですが幕府の将軍の正室、側室なども後の調査では鉛や水銀が骨から出ています。白が美人とは言いながら命がけのお化粧です。何となく女性のはかなさを感じます。
館内の説明の安請け合いになりますが化粧と書いて(けわい)と読む場合は髪の手入れや髪形、肌の手入れ、化粧品や美容薬の作り方、歩き方をはじめとする身だしなみ全般を指すようです。
宝暦年間には村松町・団十郎、人形町・菊之丞、瀬戸物町・菊五郎、木挽町・三津五郎と歌舞伎人気役者が化粧品の販売もしていたそうで公演の間には本人が店先に出て大変な人気だったようです。
肝心の浮世絵は白、紅、黒と分かれ色白は美人の条件、紅は華やかさの演出、黒は貞節の証といったジャンル分けをして展示しています。三代豊国の作品が多く展示されています。三代豊国は国貞の事だと思うのですが、初代豊国の後は二人が二代目として名乗っています。
この他に大変立派な江戸時代の化粧道具も展示されています。入館料800円、月曜休館。ニューオータニガーデンコート6階。
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
千代田区立九段生涯学習館(地下鉄九段下駅)で広重の名所江戸百景展が来月3日まで開催されています。情報は25日の読売朝刊の都内版小さく出ていました。
名所江戸百景は江戸百と呼ばれ広重の晩年の作品で安政3年から安政5年10月の製作販売、広重は前月の9月にコレラで亡くなっています。江戸百と云いながら実際は118枚描かれています。没後2代広重が1景、目録、三代豊国による広重の薙髪の死絵をいれて121枚となります。
此処へ来るまで区立の施設だから千代田区関連の場所の浮世絵程度だろうと思っていました。帰りに春日で降りて時間があれば「礫川浮世絵美術館」(こいしかわ)でも行こうと思っていました。
江戸百は今まで川崎砂子資料館、平木浮世絵美術館、川崎市民ミュージアムなどで見ています。これで4,5回目ですが是だけあると忘れているのが多く、会場もあまり広くなく2段飾りの為上を見てかがんで下を見ての繰り返しで結構疲れました。
会場には此処の係員でなく所蔵している望月義也氏がいました。私が他の人に比べ熱心に見ているのか寄って来て話しかけられました。
この人何処かで会っている?あれぇ大田区議の水井元議長に似ているが、何処かでお会いしていますかと聞いたが、「?」テレビで見たんではと、テレビ東京のお宝鑑定団に木曽街道69次の浮世絵で出演した人でした。
テレビでは銀座で酒を飲んでばかりだから浮世絵でも買おうとか言っていたが実は、この江戸百、東海道五十三次、木曽街道69次のセット物を持っていたんです。
本当の話は還暦を機に営業していた飲食店などを廃業、兼ねてから興味を持っていた江戸時代の人情ある生活ぶりを現代の子供達に伝えたいと浮世絵のコレクターになったそうです。
コレクターは恐るべし、お金持ちでもあるんでしょうが凄い。パリで落札した写楽1枚千五百万円と東海道五十三次を交換したそうです。テレビでは木曽街道六十九次の中で中津川が2枚あり、雨の中津川は大変珍しく世界でも数枚との事で1枚が鑑定では千五百万円の値が付いた。

今回は江戸百の作品の話でなく望月氏の話になってしまいました。今回が初めてでなくこの所春に区から頼まれ展示しているそうです。来年の話で鬼が笑うが楽しみが増えた。
望月氏は現在近隣小学校で「江戸末期の風俗と生活」などを授業をしていたり、コレクトした江戸百、木曾街道69次などを本にして刊行もしています。
左上が通常の中津川、右上が世界に数枚と言う雨の中津川。それにしても安い浮世絵は昔はそば一杯だったのに今じゃ1500万円、そば何杯食べられるんだ。
千代田区立生涯学習館 地下鉄九段下6番下車横、入場無料 03-3234-2841
名所江戸百景は江戸百と呼ばれ広重の晩年の作品で安政3年から安政5年10月の製作販売、広重は前月の9月にコレラで亡くなっています。江戸百と云いながら実際は118枚描かれています。没後2代広重が1景、目録、三代豊国による広重の薙髪の死絵をいれて121枚となります。
此処へ来るまで区立の施設だから千代田区関連の場所の浮世絵程度だろうと思っていました。帰りに春日で降りて時間があれば「礫川浮世絵美術館」(こいしかわ)でも行こうと思っていました。
江戸百は今まで川崎砂子資料館、平木浮世絵美術館、川崎市民ミュージアムなどで見ています。これで4,5回目ですが是だけあると忘れているのが多く、会場もあまり広くなく2段飾りの為上を見てかがんで下を見ての繰り返しで結構疲れました。
この人何処かで会っている?あれぇ大田区議の水井元議長に似ているが、何処かでお会いしていますかと聞いたが、「?」テレビで見たんではと、テレビ東京のお宝鑑定団に木曽街道69次の浮世絵で出演した人でした。
テレビでは銀座で酒を飲んでばかりだから浮世絵でも買おうとか言っていたが実は、この江戸百、東海道五十三次、木曽街道69次のセット物を持っていたんです。
本当の話は還暦を機に営業していた飲食店などを廃業、兼ねてから興味を持っていた江戸時代の人情ある生活ぶりを現代の子供達に伝えたいと浮世絵のコレクターになったそうです。
コレクターは恐るべし、お金持ちでもあるんでしょうが凄い。パリで落札した写楽1枚千五百万円と東海道五十三次を交換したそうです。テレビでは木曽街道六十九次の中で中津川が2枚あり、雨の中津川は大変珍しく世界でも数枚との事で1枚が鑑定では千五百万円の値が付いた。
望月氏は現在近隣小学校で「江戸末期の風俗と生活」などを授業をしていたり、コレクトした江戸百、木曾街道69次などを本にして刊行もしています。
左上が通常の中津川、右上が世界に数枚と言う雨の中津川。それにしても安い浮世絵は昔はそば一杯だったのに今じゃ1500万円、そば何杯食べられるんだ。
千代田区立生涯学習館 地下鉄九段下6番下車横、入場無料 03-3234-2841
タイトルをそのままイメージすると作品は全く違うものが目の前に出てきます。今回のポスターは河童が泳いでいるようです。
これは昭和31年のメルボルンオリンピックの時の物でタイトルは「オリンピック」龍子にとっては夏のオリンピックは古橋選手を代表とする水泳だったんでしょうか、そしてシリーズ化して描いている河童の泳ぎになったんでしょうか。「かわせみ」というタイトルの作品は確かに良く見るとかわせみはいますが絵全体的には女性が温泉に入っている作品です。
個人的には「龍巻」というタイトルの海の中のクラゲ、赤エイ、サメなどを描いた作品が幻想的で好きでした。絵葉書は残念ながら原画のイメージから撮影された絵葉書とはかなり違っています。それを下手な私の撮影では全く原画イメージと離れますのでやめました。上の「筏流し」も縦2.42M横7.29Mという大きさの原画でその絵ハガキから全体が映り込めなく原画のイメージが伝わらない。
12点ですがちょっと物足りない感じはしますがトレーニングの帰りで丁度良く、疲れも感じませんし平日の昼食時で観客もいなく自分だけの美術館と云った空間が心地よかったです。
大田区立龍子記念館 大田区中央4-2-1 入館料200円 月曜休館
此処は記念館の前の龍子の自宅アトリエを10時、11時、14時に案内解説をしてくれます。
アートのソムリエブログhttp://ameblo.jp/0761226555/
あまりお会いする事もなくたまに三越の名品展、銀座のギャラリーでお会いする程度で彼のブログの後追いでギャラリーや美術館へ行く程度です。
午後から天候が崩れるとか言っていましたが帰りは陽が出て暑かったですが信濃町から明治神宮まで散策。途中外苑にちゃんぽん屋水明亭がありかみさんの影響か暑い中ちゃんぽんで昼食。途中、千駄ヶ谷に国立能楽堂を発見、余り縁がないですが建物アプローチはとても感じが良かった。
佐藤美術館http://homepage3.nifty.com/sato-museum/
信濃町から原宿までのんびり散策。初めて見る施設などもあり絵を見てちゃんぽん食べて明治神宮の静けさの中参拝して気分も爽快で帰宅となりました。(写真左は北参道からの明治神宮参道、右は原宿駅)
豊洲のららぽーと内にあります平木浮世絵美術館では美しき日本の風景第二部として創作版画之部を5月27日まで開催しています。
浮世絵は元々芸術でもなく、テレビや新聞と同じマスメデイアとしての役割や、プロマイド、広告宣伝、観光ガイドブック的なものです。明治維新後近代化によって新聞、写真、交通の発達などで徐々に浮世絵は衰退し、庶民からも関心が無くなって行きました。
そんな中浮世絵は絵師、彫師、磨師の分業から自分の芸術は全部自分で行うという創作版画が起こっていきます。今回はそんな明治以降の創作版画の美しき日本の風景の第二部として創作版画之部として開催しています。
作品は大正から昭和までで、近代化する日本、山々、諸国、日光、古城と分かれています。私自身よく解っていませんが大正期の作品はまだ着物姿があったり江戸期の浮世絵の名残を感じる作品が多く見られますが昭和になると平塚運一、川瀬巴水などを代表する絵画的な要素がふんだんに入っています。わざわざ版画でなくてもと思ったりします。
やはり写真、印刷技術の発展、絵の具等により生きる道は風刺画など特殊な物になって芸術性を求め日本画への転向、仏画などが出来る人は移って行ったのでしょうか。
今回の展示はその時代を見るのには面白いですがたまたま風景画ですから生活感のある時代を感じる作品は少ない。城も明治の廃城令直後なら楽しく見られたのでしょうが昭和期の作品です。(1部名古屋城などは戦災に遭う前のお城のようです。)

この木版画は今回の展示ではないですが川瀬巴水の左が東京二十景「矢口」右が同じ東京二十景「大森海岸」です。大正初期の作品。川瀬巴水は大田区に一時住んで多くの大田区内の作品があり、版画だけでなく水彩画も描いています。
平木浮世絵美術館Hp
http://www.ukiyoe-tokyo.or.jp/
浮世絵は元々芸術でもなく、テレビや新聞と同じマスメデイアとしての役割や、プロマイド、広告宣伝、観光ガイドブック的なものです。明治維新後近代化によって新聞、写真、交通の発達などで徐々に浮世絵は衰退し、庶民からも関心が無くなって行きました。
そんな中浮世絵は絵師、彫師、磨師の分業から自分の芸術は全部自分で行うという創作版画が起こっていきます。今回はそんな明治以降の創作版画の美しき日本の風景の第二部として創作版画之部として開催しています。
作品は大正から昭和までで、近代化する日本、山々、諸国、日光、古城と分かれています。私自身よく解っていませんが大正期の作品はまだ着物姿があったり江戸期の浮世絵の名残を感じる作品が多く見られますが昭和になると平塚運一、川瀬巴水などを代表する絵画的な要素がふんだんに入っています。わざわざ版画でなくてもと思ったりします。
やはり写真、印刷技術の発展、絵の具等により生きる道は風刺画など特殊な物になって芸術性を求め日本画への転向、仏画などが出来る人は移って行ったのでしょうか。
今回の展示はその時代を見るのには面白いですがたまたま風景画ですから生活感のある時代を感じる作品は少ない。城も明治の廃城令直後なら楽しく見られたのでしょうが昭和期の作品です。(1部名古屋城などは戦災に遭う前のお城のようです。)
平木浮世絵美術館Hp
http://www.ukiyoe-tokyo.or.jp/
ヨーロッパの女性と云うと古代神話、キリスト教の聖母マリア、キリストの受難による悲しみのマリア、聖母子像になるんでしょうか。18世紀になると女性の肖像を女神仕立てにしたり、19世紀になると印象派が台頭してきます。
たまに洋画を見るのも、そしてこの美術館のようにゆったりできて見られるのは良いですね。
東武足利市駅からバスで25分位乗って到着、この時期はシャトルバスは300円です。藤の時期以外は無料、また入場料も藤の咲き具合で900円から1700円のようです。今回は1700円でした。
帰りに何時も寄る鶴里の佐野ラーメン、踏切寿司を購入、最中、ラーメン、稲荷セットと重いお土産になりました。
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