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やさしい物はゾウの絵に金太郎の上半身の絵で「ぞうきん」歯と逆さまの猫で「箱根」点々が付いた絵が飛んで端を持っている図で「江戸橋」、ガマガエルがお茶をたてて「茶釜」など簡単な物から首をかしげる難しいものまで沢山展示されています。
一つづつ考えながら見ていると1時間でほんの少ししか進めず全部を見るには1日以上掛かりそうです。浮世絵の役者絵は駒絵や脇に役者の名前が書かれ解りますが、此処では上段に幾つかの絵が描かれ役者名をあてるようなもの、その外にいろは、名所、昔の国名など楽しい展示です。
絵師は国芳、二代広重、芳虎などの浮世絵での有名な名前もあります。また変わり絵はおもちゃの絵の一種で折りたたんで色々動かすと図柄が変わって行くという幕末から江戸中期に流行ったそうです。単純な物ですが20から30通りにも絵柄が変わって行くようです。
お国の名前で火消のち組、く組にお膳の絵は筑前、看板に毎日碁会の字で肥後、火とだるま和尚で肥前、単純な絵では役人が使う刺股で薩摩、将棋盤の端に王将で大隅といったもの。
侍の肩に駒が回って「駒形」、十の上にちょんがついて「千住」など簡単な物だけは解りましたが結構難しい。あっという間の2時間、中腰で展示品を見ていたので腰が痛くなり途中でリタイヤ。
私には時間つぶしには最高の展示でした。たばこと塩の博物館ですから企画展以外にたばこ、塩の常設展示も充実。昔懐かしいたばこのパッケージも。キセル絡みの浮世絵も充実しているようです。
月曜休館、入館料100円、10時~18時、渋谷からNHKに向かうパルコ、東武ホテル前、神南1-16-8
19世紀後半給費留学生としてパリへ、マネ等の印象派にも影響も受けたようです。肖像画、風景画、風俗画などに素晴らしいものがあります。またスケッチ画も展示されていますが、鉛筆なのに素晴らしい一つの絵画と思えてしまいます。
ポスターの作品は奥さんの肖像画、傘をさす絵は娘肖像、その他に息子を描いたりしています。代表作ヴォルガの船曳きは幾つかの習作も展示されています。
もうすぐ会期終了ですが平日のお昼過ぎと云う事でゆっくり見られました。レーピンと云う人は私は今回初めて知りましたが嫌みのない絵が多く90点を越える展示もそんなに疲れを感じませんでした。
しかし、コレクターのスケベ心で掘り出し物が出たらと必ず行きます。今日も雨が降りそうな空模様ですが自転車で平和島流通センターへ。
初日ですがもう多くの人が沢山、今日は欧米系の外国人が多く、流暢な日本語で説明を受けたり値段交渉をしています。普段の市より何故か目立ちます。
上村松園、山下清などが5万円だったり値段が付いていない東山魁夷の絵だったり、200万と云った値がついた棟方志功、ちょっとシミが付いた川瀬巴水の版画など店の看板にしているのか見ていても面白い。
千社札のかなり揃ったファイルがあり○○様と封筒も付いています。かなりの量ですが多分この商品もコレクターが亡くなり遺族が二束三文で売ったんでしょう。買った時はかなりしたはずですが値段だけ聞いたらかなり安い。此処まで手を広げたらと諦める。
浮世絵関係は専門の店でなくても置いています。今、ちょっとしたブームでファイルを皆さん食い入るように見ています。2軒のお店の主人に古札、きっぷの話をして出たら連絡をもらえる様にお願い。来る度に色々な店にお願いしているが連絡は未だなし。
この所、絵は額なしの安い画を購入しているので安い額を2点購入して今回は帰宅。平和島骨董市は次回は12月14日~16日の予定。
友人に戴いたチケットが有り大手門のていぱーくのついでと云った感じで見せて戴きました。三菱一号館美術館はオープン時とその後1度と余り行かない美術館です。
流石三菱といった東京駅丸の内駅前の広大な三菱村一等地にあります。それも明治に作られたジョサイア・コンドル設計の建物を忠実に復元したものです。ですから一等地なのに三階建てで中庭を大きくとっています。
本来なら丸ビルと同じように高層建物を建て、賃貸なりすれば高収入が得られるはずを儲からない美術館にしています。そして展示はこの建物が出来た同時代の美術を中心として展示しています。
各館内は小さく仕切られオフィースとして使われていたそのままに復元されています。部屋には当然数点づつしか展示できずマントルピースもあります。
さてシャルダン展ですがこの人は静物画を描いて後に風俗画にそしてまた静物画にといった画家だそうです。宗教画と違い落ち着いた写実的な物で日常生活の身近な情景を簡潔に小さな構図で描いています。
代表作「木いちごの籠」、「食前の祈り」2点、バトミントンを描いた「羽を持つ少女」2点などが展示されています。最後にシャルダンに影響を受けた画家として三菱所有のコレクションからミレーのミルク缶に水を注ぐ農婦、セザンヌのりんご、ルドンの大きな花束などが展示。
ちょっと日本ではあまり知られていない(私だけかも)のか休日なのに観客は少なくのんびりと見させていただきました。
序でにと思ってみましたが中々良いです。個人的にも好きな絵でした。またこれから東京駅が復元オープンしますから来る機会も多く休むには日比谷公園まで行かなくてもカフェもありこの中庭でちょっと一服できそうです。
部屋が細かく分かれているのでスタッフの数が大変で人件費も掛かるだろうと大三菱に関係のない心配をしながら。
三菱シャルダン展http://mimt.jp/chardin/
江戸の旅では当時の旅人の装い、持ち物などの資料の展示、初代、三代広重の浮世絵の展示もあります。東海道53次、木曽69次など。
江戸の文では飛脚が運ぶ書状、絵半切(絵入り便箋)絵封筒など江戸時代の手紙文化。手紙を読む花魁・曾我兄弟の浮世絵など。
花のお江戸・東京名所案内は江戸の各名所を浮世絵などで展示説明。
江戸と各地を結ぶ五街道では珍しい五街道分間延絵図などを展示。
東京にはまだまだ江戸を感じる場所、お店、施設が残ってはいますが旅は庶民のあこがれにもなってきますがそこにはまだ関所が有り簡単に旅が出来る状態ではなく、まして東海道なら約500K近くを徒歩を主体として行かなくてはなりません。
まして何十日も行くのですからあの簡単な旅装束、荷物ですから殆ど着たきりすずめだったんでしょう。人からおまえの荷物は少ないと言われる私でもまねが出来ない。
今回は浮世絵もそうですが東京国立博物館と此処にしかない珍しい五街道分間延絵図を見せて戴きました。昔は旅は日本橋からでしたが今は東京駅。かなり出来あがって来ています。来週には東京ステーションフォーラムに参加予定。
楊洲周延没後100年の特別展で今月30日まで前期 10月6日より28日まで後期の2ヶ月に渡って豊洲のららぽーと内の平木浮世絵美術館で開催。先日の川崎砂子の里資料館も周延100年で美人画を中心としていました。
楊洲周延は余りにも沢山の浮世絵をシリーズとして出しています。有名なのが川崎砂子の里資料館にも展示されていました「真美人」「千代田之大奥」「東風俗福つくし」などです。この程度しか知りません。
平木浮世絵美術館では美人だけでなく江戸から明治になり風俗も新しいものが入ったり古いものとの折衷などをとりいれて文明開化、富国強兵の時代を比較しながら展示しています。
面白いのは幻燈写心鏡と云うシリーズで手前に大きく思っている事が描かれ、上段には幻燈で丸く映し出された心の模様が描かれています。夏の暑い日美人が金たらいで汗を拭いている。幻燈には海水浴をしている図が描かれています。この当時はまだ女性の水着がなくシャツを着て麦わら帽子で泳いでいます。
日光名所般若の滝 方等の滝では籠に乗った美人に一面の満開の桜の中の滝を駕籠かきが説明しています。手前で瀧を見物しているちょんまげの老人、散切り頭の若者と髪形だけでも新旧入り混じっています。
上野公園の夜景は初めての電灯がともっています。上野の不忍池では競馬が行われていますが実際より前に書かれたようで反対に回っています。日赤の看護婦の立ち姿、凛とした職業婦人の誇りを持っているように感じます。
子供勉強部屋なんでしょうか違い棚には洋書が並び、棚の上には西洋時計、脇には七福神の布袋様が描かれています。同じように着物を着てシルクハットをかぶった男性など。
また明治に書かれているのに江戸の浮世絵かと思う図など前期だけで148枚の浮世絵です。後期が161枚の予定になっています。全部で300枚。その内結構3枚続きもおおくあります。どうせならいっぺんに真美人36枚、(その他に色違いなどもあり)、福つくしも全部いっぺんに見たかった。
この美術館の所蔵作品はとてもきれいな保存状態です。そしてちょっと安っぽく感じるのは明治の浮世絵は絵の具が科学で作ったものだからでしょうか。
変わった画家で越後高田藩の下級武士の生まれで38歳の時明治維新の時彰義隊に参戦、函館で投降、旧高田藩預かりとなり、その後東京へまた舞い戻る。国芳、豊原国周の門人。
川崎砂子の里資料館では21日まで周延没後100年展前半を開催しています。今回は千代田之大奥、真美人などを中心に48点展示されています。歌川派だからか芳年、国芳などの役者絵の顔は似ています。絵だけ見ていると国芳かと思ってしまいます。
月岡芳年に比べれば名前は売れていませんが同じように明治に入っても江戸浮世絵を描いた浮世絵師です。没後100年と云う事で今月は平木浮世絵美術館でも明治美人風俗楊洲周延展を開催中です。
川崎砂子の里資料館は、京急川崎から海瑞へ数分歩いた旧東海道にあります。また斉藤館長の観光へのボランティアで入場無料、上のようなカラーの出展リストもいただけます。日曜日休館。
二条城と云えば修学旅行で初めて行った廊下の鴬張り位しか思い出せなく、その後、両親、友人などと何度か行っているはずですが立派な襖、天井画程度しか記憶にありません。城に興味を持ち始めてからは二条城へは行っていません。
徳川家康が京都の警護と上洛時の拠点として築き、家光の時代に大改修が行われた城で、東側、北側に大手門が有り、正面に有るはずの南側に門は無く、是は北側にある御所への敬意とされていますが、天守閣はしっかりとある。朝廷を敬うと言いながら威圧を与えています。
3代家光時代に後水尾天王行幸のため狩野派の障壁画が新調された。二の丸御殿遠侍二の間の「竹林群虎図」御殿大広間の「松鷹図」など400年経っても綺麗で鮮やかな襖絵です。そこで待たされた大名などは驚いた事でしょう。
展示室へ入ってすぐには唐門から外された欄間彫刻がドンと展示されています。大きい物なのに全く記憶になく、たぶん見上げていなかったのか興味がなかったのかお目出度い、鶴亀、松竹梅が彫られています。襖絵、壁画、天井画など数多く展示されています。
太平の世になると二条城は表舞台から消え、最後に此処で徳川幕府15代将軍慶喜の大政奉還により徳川幕府から朝廷のものとなり、明治に入り京都府へ下賜される。現在世界遺産、二の丸御殿(6棟)国宝、東大手門等(22棟)重要文化財、二の丸御殿障壁画(1016面)重要文化財、二の丸庭園(特別名勝)と重要文化財だらけの建物です。その内の30面が出品。
池上本門寺にお墓が有る狩野探幽等の絵師は凄い技術を持っていた日本を代表する絵師軍団だったんでしょう。下絵なども展示されています。何処へ行っても名の知れた庭園は小堀遠州作となっているが大名がそれだけ設計したんだろうかとちょっと疑問。まぁ此処は間違いないでしょうが。
思ったほど入場者が少なくゆっくり見学が出来ました。何も解らず、綺麗だなぁ、良く400年もたって色あせていないとか将軍は一体此処に何日居たんだろうといった感想だけで洛中洛外図なども細かく良く見えないし見えても勉強不足で解らず。
今東京都美術館はフェルメール作品2点が展示されている「マウリッツハイス美術館展」が9月17日まで開催中です。平日ですが多くの人が吸い込まれています。10時半でもう20分待ちの看板が出ています。中に入るのに20分、そしてお目当ての真珠の耳飾の少女の前でまた20分はかかるでしょう。
西洋美術館でもフェルメール作品が来ていてこちらも多くの人が吸い込まれています。此れだけ見ていると日本は大変文化的な美術の好きな国民なんだろうと思います。
戴いたチケットの第49回近代美術協会展は公募展で入場者は比べると可愛そうな位な数です。東京都美術館ではその外に3つの公募、自主展覧会が開催されています。
大きな作品が抽象画、写実画、イラスト?など沢山展示されています。人物、静物、風景画など解る物も良いのですが、ペイントを投げつけたような画、線だけの画など解らない物も多い。小さい作品は壁一面に名前もなく一挙に掲載は何となく、お墓の無縁仏を思い出させるようで作者はどう思っているんでしょうかと感じました。
東京都美術館ではマウリッツハイス美術館展以外に「東京都美術館ものがたり」という企画展も開催しています。初めて知ったんですが東京都美術館というから東京都がお金を出して作った美術館かと思っていましたが実際は北九州の石炭商佐藤慶太郎という人が大正時代に100万円(現在額33億円)を寄付して出来た美術館が始まりのようです。
日本にまだ美術館がなくそれでは欧米に馬鹿にされると社会貢献と言う形で寄付をされたようです。今年東京都美術館はリニューアルオープンしていますがその記念企画展で府立美術館(昔は東京府)からの生い立ち、設計、初めての美術館での芸術家の晴れ舞台として「佐伯祐三」「梅原龍三郎」「岡本太郎」「東郷青児」などの作品が解説付きで展示。
今までの企画展などのポスターが掲示され、最近のは見ていますが昔良いのをやっていたんだとちょっと悔しがったり懐かしかったりしました。
この美術館は佐藤慶太郎氏が生みの親で隣の東京美術学校の校長だった正木直彦氏が育ての親だそうです。9月30日まで入場無料。一見の価値あり。
菱川師宣は浮世絵の祖と言われている人です。1番多く見られているのが切手にもなった「見返り美人」だと思います。肉質浮世絵から木版による浮世絵を考案、一気に一般に人も楽しめる浮世絵となっていきます。
常設の師宣の肉質画、白黒の雑誌の挿絵などが多く展示されています。企画展は、風刺画、滑稽な絵としての戯画を江戸から明治にかけて描かれた浮世絵を展示しています。この世界では幕府の規制に対して反骨精神旺盛な歌川国芳が一番。明治かけては最後の浮世絵師月岡芳年の作品などが展示されています。
国芳作品は今までも何度か見ていますが月岡芳年(大蘇)のこの手の作品、歌川広重の障子からみせる影絵などの作品は初めてみるもの多く楽しめました。残念なのは出展リストが戴ければと云った所です。わざわざ見に行くにはちょっと不便。近隣には源頼朝が石橋山の戦いで敗れ真鶴から逃げて房総へ上陸した地の碑もあります。
この企画は9月2日まで。月曜休館、大人500円。
http://www.town.kyonan.chiba.jp/kyonan/pages/gp/shiryoukan
どうぶつ大行進は千葉市美術館で開催中です。この美術館も何度か企画展へ行きたいと思いながら中々果たせなかった美術館です。
夏休み特集で日本画や浮世絵に描かれた動物絵を中心に企画展示されています。入るといきなり大きな屏風絵が、小林清親が綺麗な獅子図屏風を描いています。明治時代の浮世絵師ですが浮世絵から転身したのか?とても気に入った絵です。
猫で有名な国芳作品、伊東若冲の長い巻物などが気を引きます。魚屋北渓(ととや)北斎、鳥居清長、国貞、気になったのが周延の上野不忍池大競馬図。有名な画家の作品が多数展示されています。時間が有ればゆっくり見たかった作品が多い。この企画展は9月2日まで。月曜休館、200円。
http://www.ccma-net.jp/exhibition_01.html
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