美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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三代豊国は国貞が名乗っていますが自分では初代豊国の命日に2代と称しましたが同門の豊重が2代を称しているので実際は国貞は三代になるようです。国貞は役者絵、国芳が武者絵、広重が名所絵と言われ、浮世絵師の中では1万枚とか言われる大量の作品を残しています。
今回の展覧会の三代豊国役者見立東海道五十三駅は幾つかは平木浮世絵美術館で五十三次展で見たように思いますが全揃いは当然初めてです。そして、今回の70枚でも多くの版元により発売されているんでしょうか、当然摺師、彫師も変わります。また駒絵も楽しみになりますが70枚はちょっと多過ぎてもう一回は見てみたいと思いました。歌舞伎が良く分かっていないのでちょっと今回は難しい展示会でした。
川崎・砂子資料館
川崎市川崎区砂子1-4-10
10時から17時 日祭日休館、入場無料。044-222-0310
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少しだけ顔なじみの店主からは昨日は全く駄目、今日、明日で仕事をしないとショバ代が払えない。それでなくても不景気なのにこの天候じゃ、折角のGWなのに。とぼやきが出ています。
置いとけば超マニアックな人が購入するんでしょうか。かみさんが見ればごみになる物です。私もこんなものがと思ってしまう物も多くあります。値段も良心的な所から、TV番組の影響でしょうかちょっと高いなと云った物、真贋が解らない物など。保存状態が悪く、キズ物等が多いものもあります。。目利きの人には面白い所かもしれません。
来場者に外人も多いのですが売り手も外人が店主のお店もあり、結構歴史など勉強しているんでしょうか、来場者の多くは私より上の年代が多いのですが一応説明しています。ちょっと聞いていましたが中々なものです。
もう此処では欲しいものは無いのですが何となく毎回行きます。突然欲しいものが出たりする事があり、一応店主に鉄道切符や古銭が出たら教えてと云ってあります。
昨日は曇ったり、晴れ間が出たり、雨が降ったりと忙しい天候の中、1時間会場をぶらぶらしました。次回は7月になります。
何処をリニューアルしたのか解りませんが相変らず見にくい美術館です。其れはさておきまず入選作品を捜さなくてはなりません。地下一階、一階と分かれています。数的には500点くらいあります。その他に小品のコンテストもあります。一遍にこんなにたくさん見るのは初めてです。
長崎というと石畳、坂の町、港町、教会、洋館というイメージです。私には何処から見て描いたのか全く解りません。こんなに緑が一杯で今の新緑の時期の絵なのでしょうか。
此方の写真ではそうでもないですが自画像、肖像画が多く、風景画が続きます。油彩、水彩、版画となっていますが版画作品は少なかったようです。
東京都美術館の裏の東京芸大美術館では今話題の高橋由一展が行なわれていますが、この人の代表作「鮭」「花魁」ですが東光展にも鮭が何点も展示されています。その他に鮭ではないですが干物も数点あります。
大きい作品が多く、此れを審査する場所は何処なんだろうと思ったり、展示までの格納場所ももの凄く大きい場所が必要だったでしょう。
家庭を守りながら絵を描いて入選をしていく才能と時間のやりくりが上手なんでしょうね。おめでとうごいます。此れだけの点数ですからざぁっと見て歩いても1時間は過ぎました。この展覧会は5月10日まで開催しています。上野の森も桜が散り葉が茂って絵と同じように新緑のお山になっています。
本当はついでに東京芸大美術館へ行こうと思っていましたが疲れましたので今日はパスしました。
1380年前宮戸川からの観音像からの由緒と長い歴史のある浅草寺、観音信仰から多くの方が絵馬を奉納しています。絵馬は其の当時の一流の絵師により描かれています。幾度かの火災、震災をくぐり抜けた貴重な芸術作品でもあります。
絵馬堂は今で言うギャラリーでもあり浅草寺には絵馬、扁額が約250点、その中には2代将軍、3代将軍の納めた金蒔絵仕立ての絵馬、江戸歌舞伎の始祖と言われる猿若(中村)勘三郎が奉納した大きい猿若人形絵馬、谷文兆、長谷川雪旦、鈴木其一、歌川国芳などそうそうたる名前の其の当時の一流と言われた人の描かれた大きいな絵馬が展示されています。
今までもお寺さん巡りをしていますが此れだけ大きいのや数を見たのは初めてです。絵馬堂のあるお寺さんは一般公開されたり閉めていたりしますが流石と言う他ありませんでした。
鍛えられた闘鶏は木彫りの鶏のように静かであるという木鶏を目標に精進したと言う中で「われ未だ木鶏たりえず」という有名な発言があります。その他にも色々考えさせられる言葉を言っています。
- 「稽古は本場所のごとく、本場所は稽古のごとく」
- 「相撲ぐらい怪我をしないスポーツはない」
- 「相撲は体で覚えて心で悟れ」
- 「勝負師は寡黙であれ」
- 「一日に十分間だけ精神を集中させることは誰にでも出来るはずだ」
親方の娘を断り立浪部屋から独立、時津風部屋を継ぎ横綱鏡里などを育て理事長になり部屋別総当たり制などの改革をしたようです。
入場無料、但し場所中は大相撲観覧券が必要、休館日は協会Hpを確認ください。
http://www.sumo.or.jp/museum/index.html
田中久重は上野の国立科学館にある万年時計の制作者、東芝の創業者、銀座にお店があった位しか知りませんでした。先日、水戸へ行った時反射炉を見たりして最初は佐賀・鍋島藩が作ったと言う事を知り、そこで今回の開催チラシを貰いました。
自分でも良く解っていないので少し田中久重を整理します。寛政11年久留米の亀甲職人の子として生まれる。当時久留米はからくり興業が盛んで、家業を継がずからくり人形師へ。しかし、藩財政が苦しくなりからくり興業が出来なくなり大阪へ時計の修理や燭台の制作などで生活、しかし大塩平八郎の乱で一面が焼け、全財産をなくす。
再起を図り京都に出てろうそくの10倍の明るさの無尽灯を発売、時計修理だけでなく色々な時計を発明販売。
嘉永6年ペリー来航以来、開国の道を進みま技術革新の時代へと、佐賀藩は当時長崎の警護にあたっていた為日本の最先端の科学技術研究機関佐賀藩精煉方の佐野常民に招かれました。佐賀藩に招かれ蒸気船の製造。その蒸気機関を利用した可愛い模型の蒸気船、蒸気機関車を制作、鍋島直正にみせる。日本で最初の鉄製大砲の制作、改良に関与、その後久留米藩からの指導依頼があり久留米、佐賀を行ったり来たりの生活になる。
明治になるとモールス式電信機が発明され、政府が輸入したベルの電話機から東京でその電信機の制作を始める。輸入品と違わぬ精巧な物で次々と注文が舞い込む、時に久重75歳、電気機械工業の礎を築く。二代目久重は明治15年東京・芝浦に田中製造所を設立、銀座の煉瓦の建物は販売店となった。
万年時計 佐賀藩精煉方
蒸気車動体模型 蒸気車雛型 蒸気機関雛型試運転
凌風丸 明治初期東芝電話機 芝浦製作所
此処は久重の佐賀藩の蒸気機関車を見たかった事でお邪魔しましたが、外国からの品々をあっという間に同じような品々を作る情熱とからくりの器用さなどこの人はやはりすごい人だったようです。久留米の人間が佐賀の機密的な情報場所で仕事を任せると言う当時としては全く考えられない事ですがその技術を持っていたからなのでしょう。
佐賀には行った事が無く佐野常民記念館など見たいと思いました。東芝科学館は入場無料、音声ガイドも無料、館内案内の人も多く、展示品の立派な図録まで無料で戴きました。流石世界の東芝です。また観光バスで学習の一環でしょうか子供達がたくさん来館していました。
さて、私は今何が出来るんだろうか、全く何もない。テレビが映らなくなっても直せない。完全アナログ人間で、かと言って美味しいものも作れない、畑作業も出来ない。車も運転できない。あぁホワイトカラーで何とかお勤めが出来て良かった。これも諸先輩、友人、後輩のお陰と密かに感謝。
川は鮎などの釣り、渡しなど仕事以外に今回の浮世絵の圧倒的なものは綺麗な川を使った布さらしの図が多いです。そして矢口の渡しの新田義興を謀殺する場面、その他風景画が何点かです。
聞けば今回で3回目で昨年春秋に平間寺と大師河原、川崎宿などこの界隈の浮世絵を展示したそうです。川崎大師の横は多摩川が調布の方から流れています。今年の秋もやるのかチェックをしなくてはなりません。
川崎大師駅横には京急の創業の碑があります。今日は行き帰り1500形の赤い電車でした。途中600形を久々に見ました。この電車は通勤用ですがクロスシートタイプで京急の中では好きな電車です。
写真は京急1500形 京急創業の碑、大師鉄道 雨の参道,飴売りが有名
京急では映画「僕達急行Å列車で行こう」記念のスタンプラリーを行なっています。京急蒲田、六郷土手、神奈川新町の3つの駅でスタンプし品川グースの鉄道模型店へ持参すると記念クリアファイルと応募用紙に映画の半券を付けて郵送すると松山ケンイチ、瑛太さんがサインした現在走っている企画電車のヘッドマークが抽選で1人もらえるようです。
金沢文庫では6月3日まで「金澤八景いま昔」という企画展を開催しています。先日、平木浮世絵美術館で広重の近江八景を見ました。深川江戸資料館で広重は金沢八景、鎌倉、江ノ島には実際に行っていると言うのを覚えていましたから、此処へ行けば広重の金沢八景が見られると言う事でお邪魔しました。
金沢文庫は鎌倉時代金沢北条氏の北条実時により今から約700年前創設された武家文庫。実時から子、孫と受け継がれ北条滅亡により金沢北条家菩提寺の称名寺で保管され、現在は県立金沢文庫として博物館になっています。この金沢文庫が日本で最初の図書館と言われています。
今回は金沢八景に拘り蒐集されている楠山永雄氏のコレクションの展示です。金沢八景関連の昔の摺り物、広重八景3点、古写真、絵ハガキ、京急電鉄の前の湘南電車時代の沿線パンフレットなど多岐にわたっています。金沢八景3点はちょっとと思いましたが一般人が収集するのですから限度があります。これはお土産の絵ハガキと金沢文庫と称名寺との間のトンネルの絵で我慢。それにして良くこれだけ沿線パンフを蒐集したものです。
(この広重の浮世絵、金沢八景は金沢文庫から称名寺までのトンネルの中で掲げられている写真です。)
金沢八景は中国の僧心越が名付けたといい、上左から洲崎晴嵐、瀬戸秋月、小泉夜雨(こずみ)、乙艫帰帆(おっとも)、平潟落雁、野島夕照、称名晩鐘、内川暮雪の八つですが今は無き六国峠にあった能見堂からみた心越が故郷を思い見た景観だそうでこの浮世絵は広重が描いた金沢八景です。
金沢文庫の企画展は6月3日までですが5月12日から1部入れ替えがあり広重の金沢八景は2枚新しく変わるようです。入場料400円、月曜休館、9時~16時30分。
称名寺は真言律宗別格本山で金沢北条氏の北条実時が創建、菩提寺にもなっているようです。広大な境内には国の史跡に指定され赤門、仁王門、金堂、釈迦堂などがあります。金堂前には浄土式庭園というようで金沢三代貞顕の代に整備されたそうです。本堂には国宝、重文指定のお宝が多く有ります。
曇りから一時ぽつぽつと降り始めましたので本堂裏の登山道の石仏群、実時の墓域には行けませんでした。前回来た時は其れこそ秋も深まりイチョウがきれいで金沢八景の雰囲気がありました。もう面影はないですが金沢八景の地を巡るのもウオーキングを兼ねて一興かもしれません。(写真はクリックすれば大きくなります。)
今回の六十余州名所図会は広重が嘉永6年(1853)~1年休止をはさんで安政3年(1856)5月までの3年を掛けた江戸百景のシリーズと共に広重晩年の作品五畿(五畿、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道)68の国を網羅し目録を加え70図。
日本全国のなじみのある風景、ない風景を交え全国津々浦々までを描き庶民は居ながらにして全国を旅した気分を味わえたので大変人気になったようです。今回の展示作品は初摺りで状態も大変良いものです。
今回は風光明媚、月の名所、祭礼、人々の営みなどに分けられるようです。浮世絵の風景画は北斎、広重によって確立しますが、初めて聞いた名前ですが西川重長、奥村政信など初期の浮世絵にも見受けられるようです。
風光明媚などを八つの景色にする八景というのは明応9年(1500)近衛政家、尚道父子が中国の瀦湘八景になぞらえ近江八景として琵琶湖湖畔を和歌を詠んだのが始まりのようでやがて絵画化もされ多くの絵師が描くようになったようです。浮世絵では近江八景、江戸八景、名所八景、隅田川八景、金沢八景、琉球八景などがあります。
この所、川崎・砂子の里資料館、東京国立博物館の浮世絵を見ていますが平木浮世絵美術館は1ヶ月振りでやはり此処の所蔵は綺麗で保存状態も良く初摺りで素晴らしい。このシリーズは川瀬巴水などの最近の版画も楽しみです。
トコトコ列車の旅から帰り9日から始まっている川崎・砂子の里資料館へ後半の50枚を見に行く。
前にも書きましたが月岡芳年はこの時期は大蘇芳年と改名しています。幕末から明治にかけての浮世絵師で歌川国芳に入門し月岡芳年、一魁斉芳年、魁斉、玉桜楼、咀華亭、子英、大蘇と改名しています。
精神障害を起こしたりしていますが明治25年54歳で亡くなりますが多くの日本画家を育てています。
照明による色褪せなど保存の問題で此処はかなり照明も薄暗くメガネを忘れた私には今回見づらかったが出品リストは相変わらず無料なのに上質のカラーを使っています。
百点の揃い物は沢山出ています。しかし一遍に見たほうが良いのか半分づつ見たほうが良いのか解らなくなっています。前は一遍に見たいと思って勇んでいましたがこの所体力的なのか1度は見たからなのか半分くらいが丁度良くなっています。
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