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4764eab1.jpeg川端龍子記念館は5月19日から9月2日まで「夏の輝き」と云うタイトルで龍子の作品12点を展示しています。龍子の河童シリーズが多く、夏に関連した作品です。
 
タイトルをそのままイメージすると作品は全く違うものが目の前に出てきます。今回のポスターは河童が泳いでいるようです。

これは昭和31年のメルボルンオリンピックの時の物でタイトルは「オリンピック」龍子にとっては夏のオリンピックは古橋選手を代表とする水泳だったんでしょうか、そしてシリーズ化して描いている河童の泳ぎになったんでしょうか。「かわせみ」というタイトルの作品は確かに良く見るとかわせみはいますが絵全体的には女性が温泉に入っている作品です。
 
98d80925.jpeg龍子記念館は我が家から自転車で20分もかからない池上の麓と云った場所にあります。日本画の大家で横山大観、河合玉堂と雪月花の作品などを残しています。大田区や修善寺に住んでいましたので池上本門寺の天井画が遺作になります。その他に天井画は修禅寺、浅草寺などにあります。
 
098bc300.jpegアメリカに行ってボストン美術館で日本画の素晴らしさを見て、お金持ちの個人の床の間芸術から多くの人が見られる会場芸術を標榜して自らの会をつくりデパートなどで展覧会を開催した最初の人でもあり、作品は当然大きいものになります。今回も縦3メートル横7メートルと云った超大作が多く展示されています。
 
個人的には「龍巻」というタイトルの海の中のクラゲ、赤エイ、サメなどを描いた作品が幻想的で好きでした。絵葉書は残念ながら原画のイメージから撮影された絵葉書とはかなり違っています。それを下手な私の撮影では全く原画イメージと離れますのでやめました。上の「筏流し」も縦2.42M横7.29Mという大きさの原画でその絵ハガキから全体が映り込めなく原画のイメージが伝わらない。
 
12点ですがちょっと物足りない感じはしますがトレーニングの帰りで丁度良く、疲れも感じませんし平日の昼食時で観客もいなく自分だけの美術館と云った空間が心地よかったです。

大田区立龍子記念館 大田区中央4-2-1 入館料200円 月曜休館
此処は記念館の前の龍子の自宅アトリエを10時、11時、14時に案内解説をしてくれます。

 
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