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25b9d128.jpeg浮世絵の風景画に描かれた風景は日本を印象する景色として、広く印象付けられています。今回は日本人として心和む風景の美しさに焦点をあて、第一部広重「六十余州名所図会」を中心に、(4月7日~5月6日)第二部色鮮やかな風景と近代化が進む街並みを織り交ぜて、(5月12日~5月27日)第三部「川瀬巴水や吉田博など緻密で臨場感のある風景画を(6月2日~6月24日)。江戸から昭和まで版画の可能性を追求した各ジャンルの絵師達による作品の展示です。入館料500円、月曜休館、11時~18時
 
今回の六十余州名所図会は広重が嘉永6年(1853)~1年休止をはさんで安政3年(1856)5月までの3年を掛けた江戸百景のシリーズと共に広重晩年の作品五畿(五畿、東海道、東山道、北陸道、山陰道、山陽道、南海道、西海道)68の国を網羅し目録を加え70図。
 
日本全国のなじみのある風景、ない風景を交え全国津々浦々までを描き庶民は居ながらにして全国を旅した気分を味わえたので大変人気になったようです。今回の展示作品は初摺りで状態も大変良いものです。
 
今回は風光明媚、月の名所、祭礼、人々の営みなどに分けられるようです。浮世絵の風景画は北斎、広重によって確立しますが、初めて聞いた名前ですが西川重長、奥村政信など初期の浮世絵にも見受けられるようです。
 
風光明媚などを八つの景色にする八景というのは明応9年(1500)近衛政家、尚道父子が中国の瀦湘八景になぞらえ近江八景として琵琶湖湖畔を和歌を詠んだのが始まりのようでやがて絵画化もされ多くの絵師が描くようになったようです。浮世絵では近江八景、江戸八景、名所八景、隅田川八景、金沢八景、琉球八景などがあります。
 
この所、川崎・砂子の里資料館、東京国立博物館の浮世絵を見ていますが平木浮世絵美術館は1ヶ月振りでやはり此処の所蔵は綺麗で保存状態も良く初摺りで素晴らしい。このシリーズは川瀬巴水などの最近の版画も楽しみです。

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