忍者ブログ
美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

95b536d1.jpeg7日から26日(土)まで川崎・砂子の里資料館で「役者見立東海道五十三駅」前期が開催中です。三代歌川豊国の全140枚を前期、後期に分け開催、今月は日本橋から掛川までの70枚を展示しています。

三代豊国は国貞が名乗っていますが自分では初代豊国の命日に2代と称しましたが同門の豊重が2代を称しているので実際は国貞は三代になるようです。国貞は役者絵、国芳が武者絵、広重が名所絵と言われ、浮世絵師の中では1万枚とか言われる大量の作品を残しています。

8dd74778.jpeg初代広重と双筆五十三次55枚を国貞が人物、広重が風景画を描いている変わり絵図もあります。今回の東海道五十三駅は歌舞伎の役者を役柄により間の宿(あいのじゅく)を入れ目録も含め55駅だったのですが天保の改革の制限が緩むに従い大変な人気になり更に55駅が追加されて全部で140枚と言う大作になっています。

今回の展覧会の三代豊国役者見立東海道五十三駅は幾つかは平木浮世絵美術館で五十三次展で見たように思いますが全揃いは当然初めてです。そして、今回の70枚でも多くの版元により発売されているんでしょうか、当然摺師、彫師も変わります。また駒絵も楽しみになりますが70枚はちょっと多過ぎてもう一回は見てみたいと思いました。歌舞伎が良く分かっていないのでちょっと今回は難しい展示会でした。

f3df42d2.jpeg川崎・砂子の里資料館の斉藤さんは119枚を所蔵していましたが10年の歳月をかけて1枚1枚収集し日本唯一の140枚全部揃えられたそうです。この美術館は今月26日から7月22日までフランスのロートレック美術館で浮世絵名画展を開催するそうです。

川崎・砂子資料館
川崎市川崎区砂子1-4-10
10時から17時 日祭日休館、入場無料。044-222-0310
 
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
[1544]  [1543]  [1542]  [1541]  [1540]  [1539]  [1538]  [1537]  [1536]  [1535]  [1534
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
カウンター
最新コメント
[09/23 大町阿礼]
[04/17 aibiki]
[04/16 aibiki]
[04/15 aibiki]
[04/14 aibiki]
プロフィール
HN:
パパリン
性別:
男性
趣味:
なんでも収集
ブログ内検索
アクセス解析
パパリン日記 役者見立東海道五十三駅ー前期 Produced by パパリン
黄昏 Designed by ブログテンプレート がりんぺいろ
忍者ブログ [PR]
free pictures