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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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eb74cc5f.jpeg今年から二条城の本格的修理が始まり、開館20周年企画として京都の二条城の絢爛豪華な壁画などが初めて東京で公開されています。(9月23日まで)
 
二条城と云えば修学旅行で初めて行った廊下の鴬張り位しか思い出せなく、その後、両親、友人などと何度か行っているはずですが立派な襖、天井画程度しか記憶にありません。城に興味を持ち始めてからは二条城へは行っていません。
 
徳川家康が京都の警護と上洛時の拠点として築き、家光の時代に大改修が行われた城で、東側、北側に大手門が有り、正面に有るはずの南側に門は無く、是は北側にある御所への敬意とされていますが、天守閣はしっかりとある。朝廷を敬うと言いながら威圧を与えています。
 
75271b14.jpeg3代家光時代に後水尾天王行幸のため狩野派の障壁画が新調された。二の丸御殿遠侍二の間の「竹林群虎図」御殿大広間の「松鷹図」など400年経っても綺麗で鮮やかな襖絵です。そこで待たされた大名などは驚いた事でしょう。
 
3aeebd0c.jpeg展示室へ入ってすぐには唐門から外された欄間彫刻がドンと展示されています。大きい物なのに全く記憶になく、たぶん見上げていなかったのか興味がなかったのかお目出度い、鶴亀、松竹梅が彫られています。襖絵、壁画、天井画など数多く展示されています。
 
太平の世になると二条城は表舞台から消え、最後に此処で徳川幕府15代将軍慶喜の大政奉還により徳川幕府から朝廷のものとなり、明治に入り京都府へ下賜される。現在世界遺産、二の丸御殿(6棟)国宝、東大手門等(22棟)重要文化財、二の丸御殿障壁画(1016面)重要文化財、二の丸庭園(特別名勝)と重要文化財だらけの建物です。その内の30面が出品。
 
池上本門寺にお墓が有る狩野探幽等の絵師は凄い技術を持っていた日本を代表する絵師軍団だったんでしょう。下絵なども展示されています。何処へ行っても名の知れた庭園は小堀遠州作となっているが大名がそれだけ設計したんだろうかとちょっと疑問。まぁ此処は間違いないでしょうが。
 
思ったほど入場者が少なくゆっくり見学が出来ました。何も解らず、綺麗だなぁ、良く400年もたって色あせていないとか将軍は一体此処に何日居たんだろうといった感想だけで洛中洛外図なども細かく良く見えないし見えても勉強不足で解らず。





 

 
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