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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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銀座の空也で最中を購入する為10時前に店舗前に並び購入。ギャラリー枝香庵に絵を引き取りに行くには時間が早いので、戴いたチケットが今月末までの「第49回近代美術協会展」を見に上野の東京都美術館へ。

今東京都美術館はフェルメール作品2点が展示されている「マウリッツハイス美術館展」が9月17日まで開催中です。平日ですが多くの人が吸い込まれています。10時半でもう20分待ちの看板が出ています。中に入るのに20分、そしてお目当ての真珠の耳飾の少女の前でまた20分はかかるでしょう。

西洋美術館でもフェルメール作品が来ていてこちらも多くの人が吸い込まれています。此れだけ見ていると日本は大変文化的な美術の好きな国民なんだろうと思います。

ad07469b.jpeg4c2ef225.jpegf4701d76.jpeg戴いたチケットの第49回近代美術協会展は公募展で入場者は比べると可愛そうな位な数です。東京都美術館ではその外に3つの公募、自主展覧会が開催されています。

0d310283.jpeg大きな作品が抽象画、写実画、イラスト?など沢山展示されています。人物、静物、風景画など解る物も良いのですが、ペイントを投げつけたような画、線だけの画など解らない物も多い。小さい作品は壁一面に名前もなく一挙に掲載は何となく、お墓の無縁仏を思い出させるようで作者はどう思っているんでしょうかと感じました。

東京都美術館ではマウリッツハイス美術館展以外に「東京都美術館ものがたり」という企画展も開催しています。初めて知ったんですが東京都美術館というから東京都がお金を出して作った美術館かと思っていましたが実際は北九州の石炭商佐藤慶太郎という人が大正時代に100万円(現在額33億円)を寄付して出来た美術館が始まりのようです。

dbd35287.jpeg日本にまだ美術館がなくそれでは欧米に馬鹿にされると社会貢献と言う形で寄付をされたようです。今年東京都美術館はリニューアルオープンしていますがその記念企画展で府立美術館(昔は東京府)からの生い立ち、設計、初めての美術館での芸術家の晴れ舞台として「佐伯祐三」「梅原龍三郎」「岡本太郎」「東郷青児」などの作品が解説付きで展示。

今までの企画展などのポスターが掲示され、最近のは見ていますが昔良いのをやっていたんだとちょっと悔しがったり懐かしかったりしました。
この美術館は佐藤慶太郎氏が生みの親で隣の東京美術学校の校長だった正木直彦氏が育ての親だそうです。9月30日まで入場無料。一見の価値あり。
 
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