美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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江戸東京博物館で「盛り場両国展」を見た帰りにもう一度ゆっくり見させていただきました。此方は当然相撲錦絵が中心です。
博物館の展示は架橋された両国橋に多くのお相撲さんが歩いている図などは是だけの体重が有る相撲取りが乗ったら壊れてしまうと思う位の図や花火や舟遊びを楽しむ図など此方も多くの相撲錦絵です。
6月14日まで平日無料開放、但し場所開催中は相撲入場券が必要。(5月場所12日から26日まで)
小さい写真はクリックすれば大きくなります。但し本体ブログのみ。
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江戸時代両国は浅草と並び称される盛り場として発展してきました。盛り場は何時でも人の往来が多く行楽だけでなく宗教心とも結びついていたようです。両国の信仰は回向院、そして隅田での清めをしてからの大山信仰等が有ったようです。
盛り場として明暦の大火後回向院の誕生、両国橋の架橋による東西のの火除地(広小路)に仮設の水茶屋、床見世、芝居小屋が出来、回向院での出開帳、夏の川開き、花火、夕涼み、舟遊びなどそして富岡八幡宮から回向院へ大相撲が常設で年2回開催されるようになります。
隅田川等の水辺、橋、祭り、木遣り等の伝統芸、倉庫群などを細かに刻んでいます。私は切り絵が好きなんですが中々見る機会がなく、先月末から開催していたのは知っていましたが中々行く機会がなく12日(日)が終了で、ぎりぎり見に行きました。
開港当時の横浜の様子や江戸から明治へと大変貌を遂げて行く姿を描いた横浜絵と言われる今月の初期から3ヶ月に渡り展示されるようです。
横浜は外国からの要請により当初の下田から変わりましたが、江戸に近い余り開けていない漁村を埋め立ててられ明治以降高島嘉右衛門などにより開発されました。
歌川貞秀の絵は、其のまま明治の浮世絵でなく江戸の浮世絵と言われても解らない素晴らしいものです。浮世絵独特の俯瞰した構図などは傑作ではと思います。
明治の絵はどうも外国の絵の具の使用により毒々しいですがそれが全くありません。絵師は2代広重、芳虎、芳員、芳盛など歌川派が多い。
来月から三菱一号館美術館で此処の浮世絵が3ヶ月間3期にわたり展覧される。入場料1300円。次回割引があっても4000円近く掛かる。此処では無料なのに。
色鮮やかな風景写真や雪景色のモノトーンと多彩な写真が一杯。旅好きには風景写真は次いでの良い趣味かと思いきや、写真を撮る為に出掛けるそうで、もっともな話です。
今回は長崎の夜のランタン祭りのようで全体的に暗い色調、明るさを上げて撮りましたが。お母さんが病気だったこともありその影響もあったのでしょうか。
館内には3つレストランがあるようで解りやすいレストランは待ち時間でしたがかみさんの案内で隠れ家みたいな館内1階の端にあるレストラン「アイボリー」で昼食。此処は空いていて中々落ち着いたサービスのレストランでした。今までは東京国立博物館、芸大美術館などのホテルオークラ運営のレストランしか知らなかったが良い所を教わった。多分此処もホテル運営でしょう。
昼間っから飲んだビールの酔い覚ましに上野公園内を清水堂から京成上野方面に出てアメ横を冷やかしJR御徒町から帰宅。清水寺では広重の浮世絵に出てくる月の松が見られます。
藤田嗣治と言えば日本よりフランスで評価され最も有名な日本人画家。戦後戦争画について糾弾され二度と日本に戻らなかった画家。独自の「乳白色の肌」と呼ばれ絶賛を浴び、その技法は秘密だった。クリスチャンネームでレオナール・フジタと云った名前の方が有名。と云ったものが思い浮かびます。
日本では東京美術学校の師の黒田清輝が中心でフランス印象派的な絵が中心になっていて国内では藤田の評価は低かった。しかしフランスのエコール・ド・パリの代表的な画家。
フランスでは日本のイメージを求められ、日本ではフランスのイメージを求められる仕事生活だったようですが2度と日本に戻らなかった事に「私が日本を捨てたのではない。日本に捨てられたのだ」「国のために戦う一兵卒と同じ心境で描いた」のになぜ非難されなければならないか。という。
おかっぱ頭で丸いメガネのレオナールフジタ、藤田嗣治、何度も結婚をしたり猫が好きだったり最後は日本人の奥さんが見とり、パリに記念館も有るようです。
30点の絵が展示されていますがこの人は風景画より肖像画が得意だったんでしょうか、丁寧な写実的な絵を描いています。多くの芸術家を援助していた新宿中村屋初め多くのスポンサーに支えられ最後は新宿下落合にアトリエを構えられます。
新宿区では下落合に当時のアトリエを復元し記念館としてオープンしたようでその記念展覧会のようです。同じ下落合にはやはり若くして亡くなった佐伯祐三のアトリエなどもあり個人的には佐伯祐三の絵の方が好きかな。
5月12日まで開催、観覧料300円、第二、第四月曜日休館。
道路向かい側には高橋是清の公園、お花で有名な近代的な草月会館、何で行ったか忘れたがこの裏にはカナダ大使館。そして見えました羊羹で有名な虎屋ビル、やっと東宮御所がきれて豊川稲荷、ちょっとお参りして茶店でお稲荷さんとラーメンの昼食。虎屋で柏餅が有るか行こうかと思うが道路を渡るのが面倒でパス。
日本画の大家の掛軸が展示されています。鏑木清方、伊東深水、池田蕉園、伊藤小波、中村大三郎、栗原玉葉、竹久夢二などは聞いた事、見た事が有りますが、圧倒的に初めて聞く名前の作家が多い。でもタイトル通りジャパンビューティーです。
佐藤美術館で近代的な学生の日本画を見てきたから余計感じるのかもしれませんが、また川端龍子とも違う本来の伝統的な肉質画を是だけコレクションをプライベートで所蔵しているのも凄い。
同じような構図はあっても全て頼まれて描いた一点ものです。是だけを一堂に見られた事に感謝です。時間が有ればもう一度見てみたい。小早川清の作品が特に良かった。5月26日まで800円。月曜休館。
(写真はクリックすれば大きく成ります)
立派な写真入りの図録を無料で戴けます。入場料も無料。26名の作品が2フロアに分かれて展示されています。日本画何でしょうが見た目、洋画と云った作品も多く見られます。岩絵の具を使っていますが、これも説明文を見て気が付くものです。
習作、模写なども展示されています。最初に見られる大野紗季氏の遊蝶・玉堂富貴・藻魚図などは個人的には素晴らしい出来だと思います。小山愛氏の不忍池図の模写も素晴らしい。(上の写真)
掛け軸に収まった美人画、風景画などを日本画と思ったらいけないんですね。今月29日(月)まで開催中です。
全4回でしたが私は第二回から参加、1回目江戸期の工程、2回目役者絵の興奮、3回目美人画の憧憬、4回目が名所絵の流行と云うタイトルで講師は浮世絵研究家新藤茂氏。参加費入館料の100円。
元々浮世絵は、お城めぐりから版画としての城、戦い、武者絵。江戸の生活への興味で始まりました。元々旅が好きで始まった城めぐりでもあり是からは名所絵・風景画を中心にと思っています。
若い頃は恋文横丁、やきとり横丁などでコンパしましたが今やスペイン通り、公園通り、文化村、ヒカリエなど新しい名前。百軒店なんて言葉は聞かなくなりプラネタリュームもなくなり109,109メンズなど私には縁のない街になっています。
こんな事だか浮世絵を楽しんで浮世離れして行くんだろうか。
新藤茂氏とは
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