私の行動範囲

私の行動範囲は非常に狭い。一言で言えば大森、蒲田になる。
北は、精々品川宿と称される地から南は羽田。西はもっと狭く蒲田、池上、馬込辺りになります。

親父が山王１丁目、お袋が梅田（現南馬込６丁目）、自宅は蒲田、学校は、大学以外幼稚園から大田区、そして勤務も大田区の会社と人生の大半を大田区で過ごしています。

子供の頃のちょっと遠出と言えば川崎の野球場（大洋ホエールズ）、多摩川のグランド（読売巨人軍練習所）、六郷の江崎グリコ（あめの中に券があり集めると商品がもらえた、直接歩いて工場へ持って行くとすぐもらえた）池上本門寺のお会式くらいだったような記憶です。

学生時代は、渋谷、三軒茶屋がホームグランドでしたが学生の為そんなに活動記憶がありません。大森のニッカバーで親父のツケで飲んでたり春は、毎年沖縄、台湾へ遠征していたのが特筆するくらいです。

大人になっても子供時代と変わらずの行動範囲です。あまりにも東京を知らないため散歩を兼ね日本橋から散策を開始していますが中々進みません。江戸を知りメタボ対策を兼ね一石二鳥と思っていましたが、新しい仕事に着き余裕がないのと私には東京の中心が合わないのかあまり乗りがよくありません。まぁ、あせらず気長にこなしていこうと思っていますがお腹だけが待ってくれず成長の一途です。

今度の仕事は、千葉の市原から京急上大岡までと行動範囲が広くなりました。喜んで良いのか解りませんが。時間が出来ると昼夜何処かへ行ってお店を見て回っています。
夏風邪もお蔭様で何とか快方に向かっています。ご心配をお掛けいたしました。

餅甚・安倍川餅

今日は、お盆で会社の事務所のスタッフ、その他の人に仏壇へと餅甚の安倍川餅を配った。
餅甚の安倍川餅は個人的に好きで自分勝手に人に勧めたり差し上げたりしている。江戸時代から続く旧東海道美原通りにある和菓子屋さんです。先週のアドマチック天国にも紹介されたお店です。

餅甚社長には、伊豆の旅館の時も年に何度もお越しいただいてお世話になっている間柄で都議の先生の後援会でもご一緒しています。
今朝は、テレビ放映からずっと忙しく、お盆と重なり大変なんですよとあいそうの良いおかみさんが少しも忙しさを見せず相手をしていただいた。

会社の総務部の歓送迎会に出席して帰りのお土産が餅甚の安倍川餅だった。仕切っているのが後輩の常務で私と同じ考えで選んだようだ。

おい、俺は安倍川を家用に持っているよと言ったら、えっ、そうですか。だって先輩ここの安倍川好きですよね。それで選んだんですよ。と回答があり。しょうがなく、ありがとうと貰って帰った。今日がお盆でなかったらバッティングしなかったのにと思いながら。二つ持って帰った人が今日の参加者に何人かいる。でも、餅甚は美味しい。まぁ、良いか。

２週間

食堂の親父になってなんだかんだ２週間が過ぎた。
ほとんど、あいさつ回りと挨拶状（実はまだ終わっていない）業者の挨拶と現実の仕事はまだ手が付いていない。

今月末までには、会社の方針、各店の方針を固めないといけない。第一四半期は終わって散々たる結果が出ているそれに４を掛けたら、とんでもない結果になる。なんとかしなければと気だけが焦る。

今までは、店の都合を考えず早く開けろと言っていたが今は、時間があればその時間のその店の現状を知りたく夜な夜な店周りをしたり周辺の同業の店を見たりしている。

机上のデーターはあるが現状が解らない、店内のサービス、料理、もっとこの場所にこの業態が合っているのか。今までは客として旨かった、サービスが？とか値段が高い、安いと思っていたが今は、中身を知るほどに大変さが、自分の采配が結構プレッシャーになる。

旅館と違った難しさがある。世帯の大きさを感じる。また、業態が全く違う店ばかりという点もビジネスモデルを作りにくい。

そんなこんなでこのところ日々睡眠時間が夏とともに少なくなっている。
ちょっと夏風邪か珍しくひいたらしく食欲もなく、下痢気味の体調不良の２週間でした。一時は、紙おむつをしないと酒が飲めない、飲みたくないけどお誘いがあり、駅から歩いて１０分のところ下痢の為タクシー利用でそれでも何とか近くの公園のトイレや家に飛んで帰って間一髪の状態でした。今は、大分風邪が治り楽になりました。

ちゃんとやらなければの状態の時に風邪をひいて情けない２週間でもありました。

出口調査

家族で投票所へ行った。さぁご飯でもと学校から出たら「すみません。Ｓ新聞の〇〇ですが」と出口調査の協力をお願いされた。
出口調査は、私自身久しぶりに声をかけられた。
以下受け答え
Ｓ社　どちらの政党でしたか。
私　　自民党です。
Ｓ社　え、そうですか。初めてだ。
私　　１２時半で初めてですか。
Ｓ社　え、すみません。（口ごもる）
私　　こりゃ、苦戦だ。
Ｓ社　なぜ、自民党ですか
私　　地元の先生ですから。
Ｓ社　なぜ、この先生ですか
私　　だから、地元の先生だからです。政党で選んでいません。
Ｓ社　自民党はどうですか
私　　今回は、地方選挙ですよ。国政ではないですよ。
Ｓ社　民主党はどうですか
私　　解りません、４人出て厳しいんでは。
Ｓ社　お歳は
私　　６０歳
Ｓ社　今度の選挙結果で変わりますか
私　　自民が負ければ都政運営は変わるでしょ。（国政の事を聞きたいんだろうが）

記者の質問より１２時半で私が自民と云ったのが初めてだとは驚いた。
厳しいとは聞いていたがこれは大変な事になるかもしれない。
いきなり、オリンピックはやりません。築地は移転しません。新銀行は、誰かに責任を取らせ廃行になるんだろうか。

東京都議選投票日そして秘書

いよいよ本日が東京都議選投票日です。泣いても笑っても深夜の結果次第です。

昨日は、我が家の固定電話が結構なっていた。今、ほとんど携帯電話で、固定電話が鳴るのはお袋が亡くなった後以来だ。固定電話は本当に必要か解らないが昨日はちょっと迷惑ですが活躍をしていました。

午後になってある候補の秘書が来てトイレを貸してくれときました。３人で来て我が家はたまたま２つあるので何とか対応が出来ました。これから、ミニ集会の看板や事務所を人が多くなるので片付けになるそうです。トイレを我慢して汗だくになって声をからし、旗をもって商店街をお願いに歩くようです。

都議には、秘書手当がありません。全部先生もちかボランテァでやっています。本当の詳細は解りませんが我が家にきた秘書は普段は別の会社のサラリーマンです。先生からは貰っていないようです。もう一人は、まだ、学生で政治家を目指しているのか勉強として事務所にいます。親からの援助です。もう一人は、完全に選挙や行事だけに手伝いにきている人です。

日常活動では、事務所に女性が一人います。彼女は給与を貰っています。陳情などこまごました仕事は、先生の指示のもと秘書が動きますがサラリーマンとの二足のわらじで結構大変なようです。学生では、まだ書生ですから何もできず、先生と無給秘書で回しているのが現実のようです。年末年始は沢山の会合に挨拶で出席し深夜にもなるようです。秘書は、運転手としてづっと終わるのを待っている、すぐ、次へ移動といつ出てくるか解らない先生待ちのようです。

それだけ政治が好きで顔も広いんだから区議に出れば当選できるでしょ。と水を向けるといやぁ、政治家はやだよ。先生が好きだからやっているんだ。と嘘か誠か解らない返事だった。

兎に角、秘書は仕事もきついし大変なようだ。

お盆準備

１２日は迎え火をたいてお迎えをする。お寺さんはその間大変混んでいるので今日、一足早く御墓の掃除をした。
今日は、そんなに暑くなくスリッパ裸足で３０分もかからず終えることが出来た。考えてみたら先月の終わりの日に汗だくだくで掃除をしていた。歳とともに忘れてしまう。お墓は大体月に５回以上はお参りしているのでその都度掃除も少しづつはしているしお花は欠かさない。

菩提寺厳正寺は、６８０年程続いている「水止舞」という雨止め祈願のお祭りがある。７月１４日に行われる。東京都、大田区の無形民族文化財にも指定されています。時たまテレビでも紹介されることがあります。お寺の案内によると厳正寺は、元々鎌倉幕府の６代執権職にあった北条長時の一族郎党で長時の一番下の弟、時千代が開祖と云われている。第２世の時一族郎党で流れてきて天台宗から浄土真宗に改宗。以来僧侶も妻帯できるようになり代々北条家が継いでいるそうです。確かに住職は、北条です。

明日は、自家製のきゅうりとナスでお迎えの馬、牛をつくり何とかカッコだけでもお迎えの火、そして１６日の送り火と儀式として行う予定です。
しかし、この期間とお彼岸は、需要と供給か知らないがお花が高い。花屋のかき入れ時だ。普段と１００円から２００円高い、それを御墓に対、家に一つ。これから、お花も日持ちがしない。まぁ、しょうがないか。

PS　今晩のアドマチック天国にも厳正寺の水止舞が紹介されました。
しかし、大森町で３０を紹介するにはちょっと無理がありました。

四万六千日 真面目に考えると？

昨日に終わった観音様の縁日、四万六千日。この日にお参りすると四万六千日の功徳があると言われている。本来、１８日が縁日ですが毎月のように功徳日を設けている。
１月１日　１００日、２月晦日　９０日、３月４日　１００日、４月１８日　１００日、４月１８日　１００日、５月１８日　１００日、６月１８日　４００日、７月１０日　４６０００日、８月２４日　４０００日、９月２０日　３００日、１０月１９日　４００日、１１月７日　６０００日、１２月　４０００日
何でこんなに功徳の安売りするの。

ほおずき市は、最初は、愛宕神社だそうです。しかし、神社が観音様の功徳日にならって四万六千日と呼んでいたため四万六千日は浅草寺が本家とされていることからそちらにほおずき市も移り今は浅草寺の方が盛大になった。

昔、落雷にあった村で赤いとうもろこしを吊るしていた農家だけが被害に遭わなかったため雷避けとして赤いとうもろこしを売っていたが不作の為出店できずほおずきになったとか。

本来は１０日だけだったが多くの人が押し寄せるため９日から１０日の２日間になった。
ほおずきに付く風鈴も昔は赤い色だけだったが今は水色やいろんな色がある。雷避けはどこへ行った。

９日に横浜弘明寺前では、お赤飯、こんぶ、ふき味噌が縁起物として売っていた何度か、目にしたが初めて買ってみた。お赤飯とふき味噌。ふき味噌は、長野産で販売者はなぜか京急アドエンタープライズになっていた。この会社は確か広告やイベントなんかをやる会社じゃないか。ラベルの無病息災も何かかるーいものにありがたみは全くなし。

どうも真面目に考えるといけないらしい。縁日もイベントの一つとして楽しめれば良いのか。でも、イマイチ。

大森の海苔

大森の海苔は、浅草海苔として全国に知られていた。
私のお客様も昔海苔の漁をしていた人が多い。江戸時代は、今の立会い川辺りから羽田沖まで海苔の養殖をしていた。残念ながら東京オリンピックの為の高速道路やモノレール、飛行場の拡張等で大森の海苔養殖はなくなった。

現在は、本場大森干海苔問屋協同組合として生産からセリとして日本の海苔の相場をここで決まる。大きな組織になっている。問屋さんは、約７０軒。

東北の海苔、愛知の海苔、瀬戸の海苔、九州の海苔と産地も沢山あるがやっぱり九州有明、佐賀、熊本産が上等とされている。

私としては、おにぎりは、富津、浦安産、愛知産が好きです。
夏のざるそばには、きざみ海苔ですがこれは３番摘み位の少しあおさがあるものが香りがあって好きです。また、時期は短いですが東京湾の走り水の海苔も好きです。

産地、時期（一番から３番摘み）によっても海苔は違います。そして大森には小売りも含めれば沢山の海苔屋さんがあります。各店それぞれ個性を出して頑張っています。値段が高ければだいたい美味しいですがその中で自分が海苔の値段で許せる範囲（生意気に）で店を変えてちょくちょく買って食べています。正月はお餅でいそべで食べる人が多いでしょうが私は、一年中食卓に置いていますし酒のつまみとしても食べます。

お店の名前を出すのは何ですから出しませんが、板海苔、おにぎり用、食卓用、味付け海苔、お茶漬け、キザミ、もみ、佃煮等各店皆さん工夫されています。私の家のお寺さんの近くの小さな海苔屋は三分の一の大きさで全国４ヶ所の海苔の食べ比べパックを作っていたりします。

どこも頑張っているんだ。私もこれから頑張らなくては。アイデアだけでなくしっかりした目標に向かう基本の考え方で方策、方法をもって。

選挙

選挙戦のこの時期になると毎度のことだがうそかまことか電話でかなり厳しいので是非応援をと疑心暗鬼の秘書からの電話と、電話係の人からの名簿によるお願いの電話が多くなる。

名簿からの電話は、頑張ってくださいと言う程度で終わる。秘書からは、そんな事では済まないのともっと知りあいの名簿をください。電話してください。何日は、駅前でやりますから来てください。と多くのリクエスト付きとなる。今の情勢は、どうだ、同じ党の立候補が取り過ぎて苦しいとか色々な分析でお願いされる。結局は、解りました。頑張ってください。で解放される。

向こうも焦っているのか、暫くしてまた、同じ人から電話。さっき貰ったよと云うとすみません。で切られる。秘書も大変なんだ。
私も、おっちょこちょいで事務所開きに手伝いさん用にカップヌードルを３箱差し入れた。夜にちょっと小腹をのためで重宝するのを知っていたので持って行ったが。カップヌードルと同じようなパッケージで中身はスープが多く麺が少ないものだったようだ。気心を知っている秘書からあれは、スープヌードルでしたと云われても一瞬解らなかった。今度は、カップ麺が良いよと云われ違ったのかと気がついた。実は、未だに良く解っていないがカップヌードルではなかったらしい。

紛らわしいと言えばこの選挙区は同じ党から姓が同じで名前も４文字中２文字が同じの候補がいる。有権者は、投票所で先に書いてある方へ投票をしてしまう可能性もある。

兎に角、あと３日、最後まで頑張ってください。

ほおずき市

今日で入谷の朝顔市が終わり明日から浅草寺でほおずき市が始まる。
東京の夏の風物詩の一つである。
浅草寺では、９日から１０日特に１０日に観音様をお参りすると４万６千日分の功徳があるとされる。境内では、ほうずき市が開かれる。

１日で１２７年分の功徳があると言う事は普段浅草寺でのお参りは大した功徳はないのだろうか。昔からその功徳を言われていて縁起物としてほおずきを買っていく。このところ２５００円だったが今年はデフレで安くなっているかなぁ。そんなやぼなことを言うのは江戸っ子ではない。たぶん今年も２５００円だろう。

ほおずきは、私はできなないがお袋が良く実をもんで種を抜いて口で鳴らしていたのを思い出す。朝顔に比べるとちょっと地味なほおずきだがお客さんの浴衣姿と売り子の粋な掛け声で江戸の夏の風物詩になっている。何年か前までよく行ったがこのところご無沙汰です。縁起を担いで今年はいっちょう行くか。