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選挙も終わり今日は午前中に上野の国立西洋美術館へ「レンブラント、光の探求、闇の誘惑」を見に行きました。木版画と違い銅版による版画を楽しみに見てきました。やはり和紙はそんなに良いのか再発見しました。
帰りに山本冬彦氏のブログにより知った銀座3丁目のギャラリー枝香庵へ初めてお邪魔しました。素敵なマダムが案内してくれます。今回は画家も色々なジャンルの方から出ているようです。売り上げは義援金として寄付されるようです。勝手な想像ですがこの時期、絵画はそんなに売れないのに寄付をされるそうです。家賃や経費などを考えると頭が下がります。
会場は屋上もあり開放感があるお休み所も付いています。ただ、余り開放感がありすぎると湿度の問題もあるのではと思ってしまいます。今日は、その開放の場所は風通しも良く汗ばんだ身体には心地よかったです。
チャリティの絵は今日からですが自分で欲しいと思う絵は先に売れていました。上野を後にすればよかったと反省。それでもちょこっと購入させていただきました。他のギャラリーと違いここは疲れた身体を開放的な屋上で休む事が出来ます。良い所を紹介していただきました。
ギャラリー枝香庵Hp
http://echo-ann.jp/
私は2階で受付をしてくださいと言ったおばはんに文士村資料を見に行きますと言ったらそこは勝手に見てくださいと言われた。言われたとおり勝手に入って見ていて宇野千代の着物の写真を撮ろうとしたら慌てて先ほどのオバはんが飛んできた。「写真は撮らないでください。書いてあるでしょ。」確かに書いてあります。うっかりしていました。のんびりしていたところに私が突然来たのがいけないような感じを受けました。
「監視カメラがあるんですよ。」と言いながら戻って行きました。山王会館はマンションの一室ですのでバルコニー風に飛び出したお部屋から大森駅方面が見えます。昔は此処から江戸湾の小船や黒船も見えたんでしょうか。くつろぐにはちょっと硬い椅子が置いてあります。
散歩疲れでのんびりするのには良いところですが区立ですので飲み物も先ほどの写真もバツです。また、監視カメラがありのんびり何んて出来るんでしょうか。(苦笑)
将来的には尾崎士郎記念館があるように全体の記念館的なものがもっと誰でも歩いてこれるところに作られるんでしょうか。郷土資料館の発展的なものでも、ただ余り箱物を作ると維持費が結構掛かかります。個人の邸宅の跡の記念館は川端龍子、熊谷恒子記念館、山王草堂記念館などあります。
帰りに相性の悪かったオバちゃんにありがとうございました。と挨拶をしたが返事もしなかった。まぁ区立の施設はこんなものか。
JR大森駅西口駅前から時間にして15分位でしょうか坂道をひたすら登っていきます。普段このような所に住んでいませんのでこの辺の人は大変だなぁと思ってしまいます。元気な子供達も息を切らして登っています。健康にはとても良いようです。
道は車が一台通れるかどうかの細い道もあり町の中を良く知らないと行き止まりに入ったり帰るにも大変そうです。勿論、選挙の街宣車は小さい車意外は無理です。まぁ閑静な住宅街ですからわざわざ騒がなくてもと思います。下に見える大森駅前からは街頭演説が聞こえます。おじさんの山王1丁目もそうですがここも火事になったら消防車が入れないような所です。
大田区立山王会館、マンションみたいな建物で研修室や貸しホール的な物があるようです。馬込文士村資料展示室になっていて入場無料と言う事を確認していただけで受付には誰もいなく勝手に入って「大田区百景」を見ていましたら受付のオバちゃんが突然なんで黙って入ってきたんだと記入用紙を持ちながら入ってきました。
大田区百景は2階ですと言うことが書いてあり2階は電気も付いているので見ていました。受付に通してくださいと言いながら戻っていました。電気が付いていましたよと言ったら前に来た人が居たんですと、節電と言いながら周りを暗くしているのに電気つけっぱなしはどうなんでしょうか。
大田区百景は昭和39年丁度オリンピックがあったり大田区内も激しく変貌を遂げている時でもあり、変わり行く町の姿を絵画と言う形で留めるとともに芸術文化の振興を図る目的で企画されたようです。
作家は区内在住の画家、区内の小学、中学校の先生などが書かれたようです。画面によってはもうなくなっているものや懐かしい場所だったり2部屋に渡って展示されています。
大田区って結構絵になる場所があるんだと思いました。見学者が他に居ませんし此処にこのような場所があることも今回始めて知りました。そしてこの場所は大田区立で運営しなくてはならないのか解りません。施設自体は他で運用できるような気がします。受付にオバさん2人も配置し入っていくのを確認も出来ず大きな声で雑談しています。出来た理由が良く解らないので決め付けはいけませんが箱物の無駄の典型のように見えます。
大田区立山王会館
http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hall/sannou_k/index.html
地震に原発事故が追い討ちを掛け、欧米などの美術館が作品や同行するスタッフの安全を考え、貸し出しを見合わせたためだそうです。また、保険会社も保険引く受けが不可能となり中止になったりしているようです。
岡山県立美術館も22日から予定していた「トーペ・ヤンソンとムーミンの世界展」の原画など130点をフィンランドの美術館から借りるはずが、「日本で何が起こっているか予測できず、貸し出しはできない」と連絡が入ったようです。
節電で開催していない美術館もありますが中止や延期など思ってもいない事が起こっています。まぁ逆の立場で言えば同じことになるんでしょうからしょうがないかと思ってしまいます。
暢気に言っていますが世界の人からすれば日本は情報も管理され開示されるのが遅く、放射能の心配があり地震もまだ何時来るか解らずそんな怖いところへ行く必要も芸術品も持っていくことはないとなります。
日本に留まっているしかないのですが何か世界から見放されていくような気持ちになります。
中止になった企画展
1、三井記念美術館 ホノルル美術館所蔵「北斎展」
2、山梨県立美術館 モーリス・ドニー命の輝き子供のいる風景
3、豊田市美術館 ジョルジョ・モランディ展
4、広島県立美術館 印象派の誕生
延期・見合わせ
1、東京国立博物館 特別展「写楽」
2、根津美術館 KORIN展
3、東京富士美術館 北京・故宮博物院展
4、横浜美術館 プーシキン美術館展
まだ、これから中止になっていく企画展が多くなるでしょう。放射能問題が終息しない限り日本には貸し出しは難しいしスタッフも来日が出来ないという事態になっていく。
馬込の方を中心に趣味で行っている木版画の会です。今回2回目ですが1回目は大分前に行ったようで実質今回が1回目みたいなようで色々大変だったようです。
1色刷りから多色刷りまでプロのような作品ばかりです。最近始めた方からお年が90歳以上の大ベテランまで色々な木版画が出展されています。12名で毎月の特徴を出したカレンダーもありました。
この所浮世絵などの木版画を見ています。それに負けないくらいの上出来な作品が多く私も何点か販売していれば欲しいと思う作品がありました。
先輩は仏像を刷っていました。歳をとるとお寺方面に行くんだよと笑いながら言っていました。ありゃ、私もお寺ばかり回っている。また、12の月のカレンダーの雪の白川郷も素晴らしかった。
こういう趣味があり毎日が充実しているんでしょうか、とても若々しく感じました。また機会があれば見学をしたいと思っています。
会期は18日まで入場無料。
犬山城を見て帰りに名古屋へ出て帰る予定ですが名古屋城は建設中の本丸御殿が少し見えればと云う程度に考えていました。家にはその日に帰ればということで明治村は時間があればというレベルで何も調べないで適当にバスに乗って行きました。
博物館明治村は名鉄の元社長土井元夫氏と谷口吉郎博士の二人が中心になってなくなり行く明治の重要な施設を保存しようという運動から始まったようです。当然テーマは明治時代、面積は100万㎡、1丁目から5丁目まであるようです。開館は昭和40年3月18日。
昔に一度訪れていますが何となく友人と回ったというだけで全く記憶に残るものがありません。明治村といえば赤レンガの建物を保存している建物の博物館というレベルです。
まずお城から駅に戻りバスを待ちやっと乗れても結構時間がかかりましたから館内では約1時間半としました。まずバスに乗って1丁目から5丁目までめぐり見たいものをセレクトしてサッサとみて出ようという腹積もりです。
まず見たいものですが。
1丁目は鉄道局新橋工場と明治天皇、昭憲皇太后の御料車。
3丁目幸田露伴住宅(蝸牛庵)西園寺公望別邸(座漁荘)、品川燈台。
4丁目六郷川鉄橋、尾西鉄道蒸気機関車1号車、宇治山田郵便局,品川硝子製造所。
中々素晴らしいものです。本来ならゆっくりと見て歩くのが良いのですが性格上より多く此処まで来たんだからとJALパックみたいに多くを詰め込んでしまいます。帰りはバスの時間が迫りちょっとした坂を正門までダッシュして何とか犬山駅まで戻り名鉄で名古屋へと向かいました。宇治山田郵便局で千円貯金が出来ちょっとうれしい。
次回はゆっくり。と云ってもいつ来るのやら。まず犬山に用があれば別だがもう来る事はないと思うのが本音です。ですから限られた時間での一期一会です。ちなみにこの村の村長は私の好きな小沢昭一さんです。
http://www.meijimura.com/visit/index.html
3月18日から撮影所があった大田区民ホールアプリコで日本の有数の映画資料を持つ松田コレクションの資料展示が行われる予定でした。
その他にイベントとして①山田洋次監督記念講演及び映画上映。テーマは「蒲田から大船へ受け継がれたもの」。映画はキネマの天地を上映。3月19日予定だった。
②松竹キネマ蒲田撮影所作品無声映画上映会 活弁士と楽団付きで斉藤寅次郎監督「子宝騒動」 小津安二郎監督 「生まれてはみたけれど」の2作品。3月20日予定だった。
なんと素晴らしい企画だったんだろう。両方とも予定を空けていました。無声映画で活弁士、楽団付きなんて初めての経験だったので非常に楽しみにしていました。企画は大田区文化振興会でしたが昨日中止の連絡を戴きました。本当に残念です。
余震もあり多くの人が集まる事はこの時期問題もあるのでしょうがないと思います。そう言いながらちょっと寂しい。でも松田コレクションはまたやれるでしょうからそれを楽しみにしよう。この時期我が儘はいけない。
今を感謝しなくては。
http://www.city.ota.tokyo.jp/event/event_bunka/syouchiku/index.html
昨日は、広尾の山種美術館でちょっとのんびり浮世絵を見て楽しみました。外国では印象派の人々に影響を与えたと言う日本の浮世絵。外国の浮世絵といえばボストン美術館と言う位沢山所蔵されています。
来月も5日から約一ヶ月上野の東京国立博物館 平成館で「写楽展」が開催される予定です。日本所蔵以外に米国メトロポリタン、ベルギー王立、アムステルダム国立の各美術館からのものもあるようです。
さて、山種美術館は実は久しぶりです。前はお壕近くにあり東条会館の帰りなんかに寄っていました。此処は日本画専門美術館です。山種と言いますから山種証券会社の創業者のコレクションの美術館です。
横山大観、上村松園、川合玉堂など歳と共に何か落ち着き、気持ちにもぴったりしてきました。そしてここのロビーにある普通の喫茶店が何となく好きです。前がミュージアムショップもありちょっとうるさい時もありますが。
今回は鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽の三人をメインにした144枚の浮世絵展です。ボストン美術館は浮世絵を5万点所蔵しているそうです。ボストン発の日本初というキャッチコピーです。実は2008年に江戸東京博物館15周年記念展でボストン美術館浮世絵名品展がありここでも日本初と言っていました。勿論これだけの点数があるのですからこの作品は日本初と言っているんでしょうか。
2009年にはベルギー王立の浮世絵展が日本橋高島屋で開催されました。これは多くの人が押し寄せた時に行ってえらい目にあった苦い経験があります。
浮世絵は絵から出てくる何となくふぉっとした雰囲気が好きです。実は午前中は昨日から始まった東京流通センターでの骨董展でも浮世絵を色々見て周りました。此方はちょっと汚れていたり破けたり保存状態が悪いものが多いのですが何となく触れる事も出来て楽しいです。
今年は浮世絵を少し多く見ようと思っています。オオタニ美術館にある肉筆の浮世絵なども見ようと思っています。陽だまりの喫茶店で買ったばかりの浮世絵名品展のカタログを見てのお茶するのが一番かも。
山種美術館HP
http://www.yamatane-museum.or.jp/exh/current.html
フェルメールは良質な鑑定では20数点から30数点という数少ない作品しか現在確認されていません。日本で有名なのはテレビ東京の美の巨人たちのスタート画面でも出ます「真珠の耳飾りの少女」だと私は思っています。
今回は「地理学者」が東京初ということが売り物になっています。関西では大分前に開催していますしその後も神戸辺りでも何点か展示しています。東京都美術館でも何年か前に数点見た記憶があります。
余りフェルメールを知らない、展示方法も解らずフェルメール「地理学者」とオランダ・フランドル絵画展です。わざわざ、地理学者と書いているんですからこの一点しかないですよ。と感じなければいけなかったようです。「モナ・リザ」クラスなら解りますがちょっとガッカリ、勘違いをしていました。
知らないながらフェルメールブルーと呼ばれるものをもう少し見てみたかった。まぁレンブラント(サウル王の前で竪琴を弾くダヴィデ)、ルーベンス(竪琴を弾くダヴィデ王)、フランス・ハルス(男の肖像・女の肖像)などは良かったです。
Bunkamuraミュージアムは前回のモネ展は良くて3回通いましたが今回は私が勝手に勘違いをしたようです。やっぱりよっぽど大きい展覧会や国が絡まないと無理のようです。
昼からワインを飲んでちょっと気持ちも良く、ほろ酔いの見学は歩くのがだるくなりやっぱり素面の見学にしよう。
http://www.vermeer2011.com/highlight.html
今日のバロン
今日も寒そうだ。おいらをおいて一人にしないでくれ。
16日で終わってしまったが代官山のヒルサイドテラスでアートフロントギャラリー主催の「船田玉樹 現代日本画の精髄」というタイトルの展覧会が行われていた。
個人的にちょっと代官山という地名は何か行っては、言ってはいけない地名のように呪縛されているようです。現実に車で通ることはあってもわざわざ電車で降り立ったのは何年振りなのでしょうか。
広島県出身の日本画家で速水御舟、小林古径に師事したようです。私はもともと良く分かっていなくお宝鑑定団に出てくる有名人でも知らないくらいで今回の船田玉樹さんという名前も今回初めて知りました。
四曲一双の屏風絵、扇絵、掛軸小品などですがこれ日本画?といった感じもあり屏風絵はとても迫力があり立ちどまざるをえないような力強さです。今回は船田玉樹という人の紹介も兼ねているようで入場無料でした。ギャラリーへ行ったような気がしました。
掛軸小品と書きましたがちょっと良いなぁと思ったのは280萬円だそうです。個人的には表装も?これが?と思いましたが。私が解っていないからなんでしょう。手も足も出ないとはこの事か。
アートフロントギャラリー
http://artfrontgallery.com/exhibition/archive/2011_02/579.html
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