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列車の中でSLが1番の人気のようです。白い蒸気を吐き、煙突から黒い煙を吐き、鉄の塊がゆっくり少しづつ走り、急な勾配も力強く、場合によっては連結をして頑張っていく姿。また廃止になって復活した懐かしさなどもあるのでしょうか。静態保存されていた蒸気機関車も復活させたりしています。

企画がなくなると困った時のSL頼みになっています。SLは一時は全国で走っていましたが電化に伴い徐々に無くなって行きました。SLと云うとなぜか北海道の鉄道、重い貨物を曳いているイメージがあります。

個人的にはSLは乗り心地も良くなく、特にトンネルでは窓から入る煤などあまり良いイメージはありません。写真には絵になるので復活したSLや土日に定期運行しているSLは大変な人気です。しかし整備や運行技術、重量もあり線路補修、部品の供給も無いなど色々維持するには大変なようです。
今年の夏の北海道でも幾つかSLが走ります。そんな人気に便乗して昔の切符ですが載せてみました。今回は北海道の旭川管内さよならSL記念シリーズです。

74042a70.jpeg36c61d26.jpegさよならSL記念 シリーズ1
国鉄旭川鉄道管理局 昭和50年5月1日 旭川から100Kの急行券200円。
C55形蒸気機関車
大正時代のC51形に変わり昭和10年から12年にかけて62両が制作された。
きっぷの解説書によると
動輪が水かきのように縁とりのあるスポーク動輪は美しく高性能であった。これまでの機関車は蒸気ドームと砂箱が別々のいわゆる2コブ式のものだったがC55形から1コブ式になっている。旭川管内では昭和15年から49年まで配属、宗谷本線、函館本線で活躍。
写真は宗谷本線を321列車を牽引するC5550.
 
913abeba.jpegde8f0b93.jpegさよならSL記念 シリーズ2
C57 形蒸気機関車 昭和50年5月1日 稚内から100Kの急行券200円
国鉄の中形機関車随一のスマートさを持った機関車。昭和12年から17年までに169両、その後22年までに32両と合計201両が製造。最後の12両はC58形同様の密閉式運転室が採用され、初期からの形とはかなり異なった感じをうける。
この機関車はC55形のボイラーの使用圧力を増し、光芒形スポークの動輪をボックス形へと近代化したもので、C51、C50時代の使用圧力は13気圧が普通であったがC57形は16気圧に上昇している。
C57形は改良されたD51形につぐ旅客用蒸気機関車の決定版といえる。旭川管内では昭和29年から49年まで配属、宗谷本線、函館本線で活躍した。
写真は宗谷本線を324列車を牽引するC57130.
 
e39b8be0.jpeg575e2398.jpegさよならSL記念 シリーズ3
D61形蒸気機関車 昭和50年6月1日 深川から100Kの急行券200円。
戦後国鉄の電化に伴い各線区で使用されていた貨物列車用機関車が余り始め、従台車を改良して2軸台車として機関車の動輪上重量を軽くして線路規格の低い地方の支線区でも使用できるようにした。
昭和35年から36年の間D51形を改良して6両を完成。豪雪地帯で使用するため密閉式運転室に改良し留萌区に配属。昭和35年から50年まで留萌本線、羽幌線、函館本線で活躍。写真は留萌本線を走るD614.


相変らず写真が私と同じボケで見にくいと思いますがお許しください。
 
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