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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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19b0bc10.jpeg0e7a2522.jpeg東京駅八重洲口から近くのブリジストン美術館へ。1900年から1945年までのパリを日本人が描く展覧会です。明治半ばから昭和の終戦までの間にパリを訪れた日本人画家の展覧会です。この美術館は印象派の作品を所蔵している事でも知られています。
 
7eaa9d5e.jpegbca0efa4.jpeg久しぶりに八重洲口から降りたら東京駅が工事中、あのがっちりした建物は工事テントに覆われています。そして八重洲の名の発祥のヤン・ヨースンの碑、駅前には京都のアンテナショップ、北海道のアンテナショップ(此処はイートインも出来る。)近くには山梨、山口、日本橋には新潟、奈良、島根のアンテナショップもあります。
 
9984e0cc.jpeg229b1f66.jpeg97dc375f.jpeg4095b357.jpeg8acb6913.jpegacdc384c.jpeg8fb16de1.jpegそのまま銀座方面へ歩くと、福島、茨城、高知、沖縄、山形、大分のアンテナショップが続く。

有楽町駅前の東京交通会館内には和歌山、北海道、大阪、福岡、富山、秋田、滋賀、徳島・香川等が入居。道路向かい側には熊本、日比谷公園側には鹿児島、加賀・能登金沢、東銀座には岩手、群馬、新橋近くには鳥取、香川・愛媛の瀬戸内などと数えたらきりがない。
 
そして各デパートの地下には全国名品コーナーがあります。銀座周辺に来れば大体全国の名産品が手に入る。とても便利ですがあれもこれもとつい買い過ぎてしまうのがたまにキズです。

何の為に八重洲から銀座まで歩いたか解らなくなりました。結局は御菓子の買出しに。これじゃトレーニングする意味があるのかなぁ。

 
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8ba38567.jpeg5c52efad.jpeg銀座松屋では昨日まで北海道VS九州展を開催していました。デパートの物産展の目玉は北海道展、次に大九州展のようですがそれを美味しい所を二つ入れた物産展です。
 
16c0c1d6.jpega1e6ec1a.jpegしかし、会場はいつもの大きさで当然のように普段だったらもっと広範囲に店舗が出るのに半分になっていますから出店は業者が違っても同じような物だけの販売になります。
 
0c90df8b.jpeg北海道は海産物、酪農商品、九州は佐賀牛、鹿児島黒豚、カステラなどでどう考えても北海道の方が美味しそうなものが多い。共通するラーメンは北海道が北海道ラーメンフェスタで何度も優勝していると云う増毛の甘エビの味噌ラーメン、九州は太宰府八ちゃんラーメン。そのハーフセットもあり一度に両方が食べられます。また鮨はなぜか福岡のたつみ寿司だそうです。ラーメンは戴きましたがはっきり言って量もなく味もイマイチ。
 
こんな掟破りを銀座では三越を抜き一番売れている松屋がなぜやったのか解らない。こんな事をすればその内日本全国物産展になってしまう。どうも企画倒れのように見える。

d7628d5c.jpeg渋谷神南の「たばこと塩の博物館」で毎週日曜日14時から行われていました浮世絵講座が終了。
 
全4回でしたが私は第二回から参加、1回目江戸期の工程、2回目役者絵の興奮、3回目美人画の憧憬、4回目が名所絵の流行と云うタイトルで講師は浮世絵研究家新藤茂氏。参加費入館料の100円。
 
9437541a.jpeg中々高尚な掘り下げた中級以上のレベルで初めて聞く事も多く大変勉強になりました。唯見ているだけから側面の知識が必要との認識を得ましたが役者絵は、歌舞伎の勉強なども必要で個人的には風景画、名所絵程度が私には向いているのかと思う。
 
元々浮世絵は、お城めぐりから版画としての城、戦い、武者絵。江戸の生活への興味で始まりました。元々旅が好きで始まった城めぐりでもあり是からは名所絵・風景画を中心にと思っています。
 
7722ffca.jpeg毎週渋谷へ日曜日に行きましたが、学生時代を思い出す若い人の町で相変わらず真っすぐ歩けない大混雑の町、昔と違い外国人も多く、やはりファッションの街です。
 
若い頃は恋文横丁、やきとり横丁などでコンパしましたが今やスペイン通り、公園通り、文化村、ヒカリエなど新しい名前。百軒店なんて言葉は聞かなくなりプラネタリュームもなくなり109,109メンズなど私には縁のない街になっています。
 
こんな事だか浮世絵を楽しんで浮世離れして行くんだろうか。

新藤茂氏とは

9f9fa1a1.jpegaaffc10e.jpegJR目黒駅前の久米美術館、佐賀県生まれの父久米邦武の書物・収集品と長男桂一郎の絵を展示しています。
父の久米邦武は明治4年岩倉使節団の一員として欧米12ヶ国を歴訪、米欧回覧実記を編纂。日本古代史の歴史家として、また岩倉具視の能楽再興を支えた一人でもあるようです。
 
その長男桂一郎は明治19年横浜からパリへ自費留学、ラファエル・コランに黒田清輝と共に師事ブレア島を中心に制作、明治26年帰国し黒田清輝と共に白馬会を結成。
 
明治29年東京美術学校の開設時から教鞭をとる。当時は珍しく、まだ余り見た事がなかったフランスの印象派の手法で屋外制作の光を取り入れた作画。後に画家より教育者として活躍した人です。岡田三郎助などもコランに師事。
 
2e98c4c1.jpegc15c3719.jpeg年に数回此方にはお邪魔しますが、もう大体見た作品ばかりになりました。そして最初は何だか古臭い絵だと思っていましたが段々この作風にハマっている自分がいます。人物画として姉、少女、婦人像などがありますがやはり風景画や作業をしている絵などが好きです。
 
展示では何点か黒田清輝の絵、師匠のコラン、美術学校の教え子の作品も展示しています。美術館のパンフの表紙の林檎拾いより私は晩秋の方が好きです。今の私にはこの程度の展示点数がのんびりして良いです。
http://www.kume-museum.com/corner_kei.html
 
 

 
becd2934.jpeg3093a987.jpeg9a60b489.jpeg川崎砂子の里資料館へ毎月浮世絵を見学に行っています。美術館は旧東海道の川崎宿に面しています。東海道は道幅が6間(10.8m)今は昔の面影を残す所は少なくなっています。
 
2fad3944.jpeg929e33e5.jpeg7f696144.jpeg私は週に数回、大田区の美原通りにあるスポーツセンターでトレーニングの真似ごとをしていますが、その前の道は旧東海道で幾らか面影も有り、江戸時代からのお店も有ります。
 
67758e22.jpega199c62f.jpegそして今、商店街活性化策で各お店が江戸の風情を出す看板、浮世絵のシャッターなど雰囲気づくりに取り組んでいます。美原通りの途中内川から左に曲がると歌舞伎で出てくる幡随院長兵衛が泊っていた宿、駿河屋がありました。(現在は釜屋という左側のお店に)その先は羽田道になっています。
 
3a1c86e0.jpegまた美原通りに戻りその先は京浜第一国道と産業道路になり三角地には大森警察署があります。元々は大森区役所だった所で、裏には西南戦争、日清戦争の戦没者の慰霊の碑があります。(大久保利通の書)
 
32fd0207.jpegfa2c622f.jpegたまにトレーニング後川崎の美術館へ歩いて行く事も有りますが美原通りから第一京浜国道になりもう今では面影はなくなります。やっと六郷橋の手前に旧東海道の名残の道が残っています。しかし道幅だけで見るべきものは何もない。
 
0d93f4d4.jpeg今や交通量の多い六郷橋ですが、徳川家康が江戸へ入ってから橋を掛けましたが何度も流されました。その後は六郷の渡しとして広重の絵にも描かれています。明治以降も掛ければ流されるを繰り返しています。大正2年の橋も流されましたが旧東海道沿いの六郷神社にその親柱は保存されています。(長さ52間(95m)幅3間(5.4m))
 
0f32bf59.jpege62c99ff.jpegefe98849.jpeg大正14年に長さ446.3m、幅16.4mの片側一車線、両側に歩道のある橋が完成。当時の橋のアーチなどが北野神社脇に保存されています。
 
交通量の増大に伴い橋の架け替え工事が行われ現在の橋は平成9年に完成。車道は片側三車線に。
 
280d4579.jpeg063a886b.jpeg川崎側には六郷の渡しの船のモニュメントや明治元年9月に京都から天皇が東京行幸の為10月に川崎に到着し、多摩川を渡る為、川に23艘の船を並べ渡られたモニュメントが橋の脇に飾られています。
 
晴れた日には大森から川崎までの散歩も丁度いい運動にもなります。大田区側は川土が堆積して多くの野球場、テニスコートなどが整備されています。8月15日には大田区の平和のコンサートと花火大会が、またテレビの24時間マラソンではランナーがやっと此処から東京へ入った武道館まで頑張れとテレビで流れところです。

ff42eb8a.jpeg今回は夕方近くになり帰りは近くの京急川崎駅から赤い電車の京浜急行に乗って帰りました。


 
bdf6525e.jpeg0362b60c.jpeg本館の常設展の各展示室は4月14日まで古今の名品が桜にちなんだ展示をしています。また普段開放していない庭園も開放しています。肌寒く東洋館の横のレストランの外のカフェでは半袖の外人も震えていました。


 
2fa923c4.jpeg36751167.jpeg736b2cdd.jpeg10室の浮世絵コーナーも29枚の桜が描かれた絵が展示されています。広重、三代豊国(国貞)、歌麿、鈴木春信、鳥文斉栄之など。

69b65fcf.jpeg3fb770aa.jpeg45792fcb.jpeg幾つか気になった作品を載せてみます。美人画の三代豊国(国貞)の団扇画2枚、広重の京都名所内嵐山。

c4bcfcae.jpeg533f358a.jpeg385ba5d1.jpeg広重の江都名所飛鳥山花見、国貞の北廊月の夜桜、歌麿の三囲花見。

3e55f941.jpeg8244e34a.jpeg444b46ef.jpeg清長の飛鳥山花見、芳年の雪月花の内花、市川左団次、広重の江戸名所百景の上野清水堂不忍池など。 


今回は残念ながら裏の庭園の桜も散った後です。また浮世絵コーナーのガイドツアーは、たばこと塩の博物館の浮世絵講座とぶつかり行けません。
 
717d8033.jpeg武豊駅は由緒があるのですが残念ながら駅前は極端に言うと何もなく寂れていました。廃屋になっている建物は壊す事が出来ないんでしょうか。



365219a6.jpeg旧武豊駅停車場跡はポケットパークとして鉄道遺産を残しています。珍しい転車台などもあり小さな公園になっています。
 

9d60aa5c.jpegdc77cc67.jpeg半田は童話作家新美南吉の生誕地ですが生誕百年を迎えますが旗が有るだけでJR半田駅には記念館案内もなし、逆に安城駅には大きなバギーが飾れています。名鉄半田口駅に行けばあるんだろうか。今月23日から銀座のギャラリー枝香庵では新美南吉応援団展として16人の画家がそれぞれの感性で作品を展示予定。その後6月には半田市のギャラリーでも展示予定。
 
12841d3a.jpeg金谷辺りから東海道線沿いには茶畑が濃い緑色に綺麗に剪定されています。もう間もなく八十八夜を迎えます。この風景を見ると伊豆に居た時は毎年お客さんを案内して姉さんかぶりにあかねだすきに菅の笠で茶摘みをした事を思い出します。
 
fbb9b613.jpeg静岡、浜松の駅前は毎度花で綺麗に飾っています。静岡ではさくら草がピンクのじゅうたんになっています。


 
8d61f600.jpegfae39aca.jpeg久しぶりに東名高速に乗ったが大井川はやはり大きい川で江戸時代は渡しがなければ渡れなかっただろうし雨が降れば何日も足止めになる。広重の浮世絵を思い出す。
 
4ca702df.jpeg35a6ce31.jpeg5a83df7f.jpeg浮世絵で言えば広重は原宿の絵では富士山が画面から飛び出す絵を描いているが、原駅からは手前の山があり大きく見えない。
 
7930a9db.jpeg午前中にお城見学も終わり急ぐ旅でないし乗車券は帰りの最寄り駅まで買っているので100K越えですから三島、熱海で下車。行きも時間調整で熱海で下車して駅前の足湯でのんびり。三島では大社に参拝しようか悩みましたが駅前を散策、郵便局、お土産屋を覗き、久しぶりに伊豆箱根鉄道の駅そばを食べる。グランプリを取ったと云うシイタケそば。なぜか熱海でもアオサとシラスのおそばを食べる。相変わらず美味しい。今回も豊橋ではいつものおばちゃんの所でお稲荷さんを。どうもワンパターンです。
 
時刻表をみれば品川始発の東海道線は川崎で4時45分に乗り熱海6時15分。20分に島田行きがあるが熱海30分後の6時49分発の浜松行きに乗っても同じ電車になるし始発ですのでゆっくり座れる。この30分でお宮の松や、足湯で時間調整が出来ます。
 
4a8be513.jpega395e57e.jpegfe005e97.jpeg三島では好きな「さくらえびめし」、「港あじ鮨」の駅弁を購入しようとするが売店がない、新幹線口では売っている。前は買いに行くだけですので入れてくれたが今回は入場券を買えと言われる。一度大社口から出て購入。駅内に弁当販売がないのに。この時期は桜の葉で包んでいます。普段はわさびの葉です。かみさん、娘はさくらえびめし、私は鯵。

97009296.jpeg844c43d7.jpeg三島は東洋一の柿田川湧水群が近くにあり駅前にも富士の湧水の水の流れ、オブジェが沢山あります。一番好きなのは三島大社までのせせらぎの道。そして懐かしい伊豆箱根鉄道。
 
45b1547b.jpeg熱海では懐かしい特急踊り子、伊豆での行き帰りは毎週乗っていたが喫煙車両が無くなり新幹線に切り替えるまで乗っていた。
 
急ぐ旅ではないと言いながら東海道普通で熱海発に乗り、小田原で同じホームで待っている始発の新宿湘南ライン高崎行き快速に乗る。横浜まではあっという間に着いてしまう。トコトコ電車に乗っているので快速でなく新幹線のように感じてしまう。

今回の旅の前日に東海道線の茅ヶ崎駅近くで車が立ち往生で電車との衝突、長引いたら早朝の電車に乗れなかった。今回も線路で石を感知し電車が遅れた。今月最初の旅行でも1時間半遅れたり分単位での乗り換え行程が全部狂ってしまう。
 
武豊線は多分もう乗る事がない路線、小山城ももう行かないだろうと旅には一期一会がある。一人旅は車窓を楽しみながら停車駅ではこの駅の特徴は何だったかとか一人思い、ニャッとしたり見られていれば変な人に思われるかも。
 
 

 
c7e9ed2d.jpeg城郭構造 連郭式平山城
構造   模擬3層5階建
城主   馬場信春
遺構   土塁、曲輪、堀、馬出し
 
この建物は、町のシンボルとして昭和62年に天守型の展望台として作られた。元々は天守閣はなかった。御殿のみで周りを三重の堀で囲った程度だったようです。
 
a511728b.jpeg53f1bdce.jpeg元々は今川氏が築いた砦を没後大井川を挟み西を徳川、東を武田軍が領有していましたが大井川を越え武田軍が攻め入りこの地に小山城を築く。何度かの攻防を経て徳川になったり武田が奪還したりと13年間の戦いが有りました。
 
元亀3年(1575)5月武田信玄見方が原の戦いで家康軍を破る。翌年(天正元年)4月信玄死去。天正3年武田勝頼、徳川織田軍に長篠の戦いで敗れる。段々武田軍の勢力が弱まり、天正10年勝頼天目山にて亡くなり城に火を放ち甲州へ逃げる。
 
9ce4e133.jpeg948e9532.jpegc8e34f90.jpeg静岡と言えば家康の駿府城です。静岡駅前には竹千代、家康像も飾られています。駅前からバスで約40分、東名を乗り御前崎方面の吉田高校前で下車。小山には何処からも天守閣が見えます。
 
aa7614f6.jpegf357ebf7.jpeg368f297e.jpeg5分ほど歩いて大手門があり、中に入ると立派な天守閣、その周りには三日月堀、御殿跡、馬出しなどがコンパクトに纏まっています。堀は土塁で、三重堀と云う珍しい形で守っています。13年間武田、徳川で取ったり取られたりの攻防が忍ばれます。
 
a53891e9.jpeg4fbc63df.jpeg4087b28b.jpeg天守閣内は1,2階に展示が有り、其の5階には高欄が取り付けられて眺めは良いです。遠くは遠州灘なのか駿河湾なのか海が近く見えます。また写真には写らなかったですが富士山が霞んではいましたが見えます。付け櫓は茶室になって回りの庭園が見え気持ちも落ち着きます。
 
12841d3a.jpega2eda45b.jpeg0e890c57.jpeg廻りは茶畑が広がり湯日川はのどかな綺麗な川です。城郭全体が見渡せます。東海道としては島田駅が近いのですがバスの便としては静岡駅からになるようです。
 
cc132654.jpegaaa111f5.jpeg近くに吉田町郷土博物館があるのですが日曜日のみ開館でした。城は9時から4時半、200円、月曜休館。典型的なレプリカ城ですが周辺から城が見えると云うのは良いものです。
バスは一時間に3本ですが待っていましたが1本飛ばされていました。料金790円。

 
454f4969.jpeg3a5f6163.jpegb7ec428e.jpeg1枚残った青春18きっぷの消化としてこの武豊線全線走破か静岡の御前崎近くの吉田城を攻め入ろうか悩んでいました。吉田城は中途半端に近く、レプリカ城でわざわざ交通費を掛けて行くにはと中々行けなかった所です。
 
結局早朝よりトコトコ電車で武豊線に乗り、静岡で1泊して吉田城を攻め入る両方をやる事にして出かけました。
 
武豊線は、東海道線の名古屋の手前の大府駅から知多半島を南下する鉄道路線です。ローカルなんですが中々栄光のある本来は立派な路線ですが、今や並行する名鉄にコテンパンに負けている路線でもあります。
 
21ddd153.jpeg87afc9dc.jpeg09e58c74.jpeg全長19.3K、単線非電化、昼間はワンマン運転で30分に1本走っています。主力はキハ25の2両編成。朝晩は区間快速も出て名古屋までいけます。名鉄は当然複線電化の電車です。武豊線はデイゼルですから列車になります。15年には電化の予定だそうですがまだ架線が張られていない。(一部工事が進んでいるようですが気が付かなかった)
 
歴史特徴は、明治19年東海道線建設資材を武豊港から陸揚げする為に敷設された路線で愛知県では初めての鉄道路線です。現在は愛知県唯一の非電化路線。駅数は大府駅を入れて10駅。
 
50b28adb.jpeg4552be5a.jpegまず大府駅2番線から武豊駅まで乗りました。此処から特徴のある駅、半田駅、亀崎駅、大府駅を下車してまわりを散策しました。
 
6b332f9e.jpega712e07b.jpeg武豊駅 愛知県下で最も古い駅舎の一つですが、本来の停車場は現在駅より港方面に10分位歩いた所です。そこには転車台なども設置されています。この転車台は昭和2年製で台車に敷かれたレールが直角2線式で全国に此処だけしか残っていないようです。
 
80edb8f2.jpeg4df40754.jpeg周辺は味噌蔵、石屋、ユタカフーズと云う大きい会社位で昼間なのに人に合わない。駅前には潰れたスナックが哀れな姿を残しています。終点の表示も何となく寂しい。しかし転車台近くに豊石神社があり境内は非常に広い。また駅の反対側には武雄神社が有ります。2社足すと偶然か武豊になる。今週末にはお祭りがあるようで大きな立派な屋台が出るようです。
63db7702.jpeg85d7e121.jpegまだ電化の架線工事は進んでいないようです。ディーゼル独特の線路の敷石は油まみれに、これも近いうち無くなります。電車は震災の時停電で止まりましたがディーゼルは退避して車内の灯り暖房も使えて良い部分も沢山あります。
 
郵便局で資料館を聞くが余り良く解っていなく、街の地図で探し探し訪ねる。無料の施設でした一階は昔の生活道具や産業の味噌醸造の説明、2階に武豊線のコーナーがありましたがこの愛知県最初の鉄道に関してはちょっとさびしい展示。
 
00890393.jpeg692b1d57.jpeg半田駅 此処はもう全国的に有名なミツカン酢の本社、工場がデーンと大きく構えている。工場見学は時間で見られますが案内時間が1時間と云う事で残念がら諦めました。(ミツカン酢 酢の里博物館)
 
9bf02706.jpeg907a35a4.jpeg1bbdbb6a.jpeg駅は愛知県下のもっとも古い駅舎の一つで、弧線橋は明治43年製で現存するJR最古のものです。ペンキがしっかり塗られ読みにくいですが新橋の工場でで作られたようです。
 
aefaae7d.jpeg3a539b66.jpeg亀崎駅はもっと凄く、日本最古の駅舎だそうで明治19年。駅の周りはやはりちょっと寂しく殆どが名鉄の利用になっているんでしょうか。少し行った大きい道路に紀伊国屋駅前店として大きく亀崎饅頭の看板があり和菓子以外に洋服も販売しています。この饅頭は小さいのですが中々美味しかった。もうひとつ此処の名物みそを使った焼菓子みそ松風を購入。
 
46cc92a2.jpeg大府駅 此処は東海道線の駅で快速も止まる大きな駅です。歩いて10分位に大倉公園がありそこに歴史民俗資料館が有るとの事で探しました。やはり郵便局で聞きましたが直ぐ近くなのに良く解らないようで歩いている地元の人に聞いて訪ねる。
 
1544ee68.jpeg3c126eb8.jpegはっきり言えば中身のない資料館、図書館の付録のようなものです。どちらも地元の人も行かない施設のようです。大倉公園は元々大倉和親氏の別邸だった所だそうです。入り口には大正からの萱葺きの門、大倉と言えば大倉陶園、大田区蒲田に工場が有った蒲田モダンの一つです。今はノリタケと言った方が有名、その他に日本碍子などがあります。
 
愛知のこの辺も陶器、セラミックなどの窯業、そして味噌・溜醸造、そして全国的にミツカン酢なのでしょう。工場なども点在し武豊線には列車だけでなく衣浦臨海鉄道という貨物も走っています。
 
此処から豊橋、浜松経由で静岡でお泊りになります。夜は一人で静岡おでんと海の幸で一杯です。

長々と書いてしまいました。写真も多く時間が掛かりました。
ab891961.jpeg35a6ce31.jpeg毎月お邪魔している川崎砂子の里資料館で20日まで開催中。東海道五十三次のヒットにより広重は色々な東海道物を描いています。今回は各宿場に狂歌が入り込んだ揃い物で中判、京が三条と内裏があり56枚もの。
 
ad9b401a.jpeg7e8c7aaa.jpeg当時は狂歌が流行り各連を組んで競っていた時代のようで大田南畝、歌舞伎の市川団十郎や武士たちも競って作っていたようです。
 
また東海道張交図会(はりまぜずかい)は1枚に4,5所の宿場が入り、各名所、名産、史跡、行事などが描かれた12枚の揃い物です。今回は展示が有りませんが同じ東海道もので広重、国芳、豊国の歌川3巨頭が描いた東海道五十三對などもあります。
 
此処は普段から少し照明を落とし過ぎ位にしていますので昼間の明るい中から入ると暫くは目が慣れるまで見にくい。今回の作品は見せて貰って失礼ですが画質が悪く、この程度の照明にせざるをえなかったんでしょうか。
 
東海道にはお城が沢山あります。今回も浜松、吉田、岡崎、宮、亀山などにお城が描かれています。また城を攻め入りたくなります。
 
狂歌は小さい字ですから読めません。戴く出展リストには狂歌、作者が丁寧に記入されています。東海道張交図会の解説もあるんですが、リストでなく会場の作品の下に張られていて見るには腰が痛い。作品の上にあれば良かった。
 
無料でカラーのリストまで戴き文句は言えません。此処の作品が6月に東京駅前の三菱1号館へ貸し出され展示されるそうです。たぶん1500円か2000円近く入場料を取るんでしょう。
 

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