京急の先見性は

京浜急行は元々は路面電車でした。同じ路面電車の京王電鉄は軌間は1372ミリと標準軌より狭い。これは明治に開業した馬車鉄道の軌間の名残だそうです。当然京急も最初は同じ軌間でした。

 

ところが1933年湘南電鉄との直通運転を機に1435ミリの標準軌間に変更し将来の東京地下鉄との乗り入れを見越した決断だったようだ。そして京成も同じ決断をして今では京急の三崎口から都営浅草線、京成押上線、京成本線とものすごく長い相互乗り入れが行われている。

 

また、羽田空港の第一ターミナルへの乗り入れは京急と東京モノレールが乗り入れています。第二ターミナルが出来るのに伴い東京モノレールは新駅を作りましたが京急は今までの駅の改良で電車の前方部分で第二ターミナルへ後方から第一ターミナルへとスムースに行けます。

 

今年の秋開業の国際線ターミナルビルへの延長した新駅には京急の先見性が何かあるんだろうか。また、今年９月で閉鎖をする品川のホテルパシフィックは、時代の流れの中で老朽化やニーズに合わないとのことで一年半前位に発表しました。今、閉鎖をして品川駅周辺の再開発や新駅などを見ながら何かをされるんでしょう。

確かに手間とお金がかかる維持費を考えて運営するのかまた、違う切り口で始めるのかどちらが良いか解りませんがこれも将来京急の先見性があったと云う結論になってほしいですね。