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直木賞シリーズ第三回の今回は今年亡くなれた北川亞以子の「恋忘れ草」語りは何時もの元NHKアナウンサー中村昇氏。平成5年上期の直木賞受賞作。
歌川国芳の弟子で女絵師おいち(芳花)が妻も子も有る彫師との一途な恋と仕事に生きる話。時代背景は江戸後期、鳴かず飛ばずの国芳が水滸伝シリーズで一躍武者絵の国芳と呼ばれるようになり経済的には不況で打ち壊しが多発している。
そんな時期に弟子芳花は版元から江戸名所百景の注文を受ける、以前から男女の中の彫師才次郎にその彫を任せたい、そして一緒に下見も行きたい。芳花は父親を亡くしたがその後才次郎は来ない。才次郎は何時の間にか自分の子供を身ごもった女性と所帯をもっている。
しかし彫で難しいほつれ髪の才次郎と言われる腕と才次郎自身がほしいと女性ならでは葛藤が。
浮世絵師の名前、彫の専門用語、時代背景など本題の仕事に生きる女性の話よりそちらに気が行ってしまう。積んどく状態だった北川亜以子氏の文庫本は先月のぎっくり腰で殆どを読破しました。
毎月楽しみにしている朗読会、会場は池上通りの大田文化の森、500円。
歌川国芳の弟子で女絵師おいち(芳花)が妻も子も有る彫師との一途な恋と仕事に生きる話。時代背景は江戸後期、鳴かず飛ばずの国芳が水滸伝シリーズで一躍武者絵の国芳と呼ばれるようになり経済的には不況で打ち壊しが多発している。
そんな時期に弟子芳花は版元から江戸名所百景の注文を受ける、以前から男女の中の彫師才次郎にその彫を任せたい、そして一緒に下見も行きたい。芳花は父親を亡くしたがその後才次郎は来ない。才次郎は何時の間にか自分の子供を身ごもった女性と所帯をもっている。
しかし彫で難しいほつれ髪の才次郎と言われる腕と才次郎自身がほしいと女性ならでは葛藤が。
浮世絵師の名前、彫の専門用語、時代背景など本題の仕事に生きる女性の話よりそちらに気が行ってしまう。積んどく状態だった北川亜以子氏の文庫本は先月のぎっくり腰で殆どを読破しました。
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