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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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8cb0d648.jpeg今月東京メトロ丸の内線が全線開業50周年を迎えるようです。記憶では大分前に50周年記念があったような気がします。部分開業したりして開業記念が良く解りませんが今回は全線開業との事です。

この路線は路線図は当然各駅を真っすぐに書いていますが実際はUの字を描いています。池袋から東京駅へ向かいそこから戻るように新宿まで山手線に沿って走り新宿から直線で荻窪まで走ります。途中中野坂上から支線が出て方南町へ走ります。本来池袋ー新宿はJRで2駅です。

137c4d2c.jpeg営業距離は池袋―荻窪24.2K、中野坂上―方南町3.2K、駅数28駅で東京駅を通るので丸の内線となったようです。切符は東京メトロ(東京地下鉄)になる前の帝都高速度交通営団と呼ばれていた時代の懐かしい硬券です。

東京の中心の霞ヶ関、国会議事堂前などの地下を走り東京オリンピックの前年に華々しくオープンしたのですが丸ノ内線と言うと平成7年3月の地下鉄サリン事件を思い出します。当初は何だ何だと思っていましたがオウムのとんでもない殺戮事件で多くの人が亡くなり今も苦しんでいます。

丸ノ内線300形3Dケーキ東京メトロでは50周年を記念してグッズなどの販売をするようです。最近話題の3Dケーキも販売予定、また地下鉄博物館(東西線葛西駅下)でも50周年記念展を開催するようです。

しかし時の経つのは早いものです。しかしオウム事件はまだ終わっていません。風化をさせてはいけない事件です。
東京メトロ50周年の詳細は下記です。

http://www.tetsudo.com/
 
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都内の私鉄は現在多くの人に利用されていますが開業当初は多数の人に利用されたわけでもなくささやかな規模で出発し一人でも利用者を増やすため、魅力的な車両を開発し施設を整備、沿線人口を増やすため宅地開発、行楽施設の開業、学校の誘致などの施策を長い間実行していきました。
 
何とか利用者が多くなり定期利用の朝晩だけが混む状態でも利用者の安全、快適を求め電車の増発、それに伴うホーム・線路の複々線化工事などが必要になります。膨大な設備投資を定期利用者増大に対応するには採算が合わなくもなっています。
 
現在は大手私鉄でも全体の輸送人員が年々減少をしてきています。特に問題なのが普通客が減少してきています。原因は社会構造の変化、都市の空洞化、経済不況、少子化、マイカーの普及、電子社会の普及などと言われています。
 
鉄道は車両、設備の年次更新、バリアフリー工事、ホームドア工事などの社会事情、路線維持の保安設備の更新などや乗客サービス、運行中の痴漢防止、マナー違反対策、解りにくい列車運行対策、朝夕以外の全員着席要望など要望、設備投資は売り上げ減少には比例しない経費がかかって行きます。
 
各社では普通客誘致による運賃の増加、不動産賃貸などの付帯収入の増加、駅近くの保有土地の有効利用などによる収入を目指しています。運賃以外の電車としては特急料金や指定席料金、イベント列車の増発などを実施ています。大半の会社が新線・新駅や今の路線延長は難しくなっています。

東急電鉄のように鉄道事業は大きな利益が出ていますが会社全体としての連結決算としては不動産、建設、流通、宿泊事業などが足を引っ張っている会社も有ります。
 
鉄道会社単独では難しい面もありますが利用者の立場からどう解決していくか、利用者にいかに電車を利用してもらうか公共交通機関として存続していくなかで難しい問題があります。
全国の鉄道に興味のある方はTetsudo.com(鉄道コム) 

http://www.tetsudo.com/
3e5f45a8.jpeg今月の絵―新吉原朝桜之図
東都名所 歌川広重(幽斉書)大判 横型 極印 川口正蔵板
 
今年は梅が咲くのも遅れています。そんな中桜の絵では早いかもしれません。

広重の出世につながる「東都名所」は10枚のシリーズですがその内桜は三枚あります。
 
今回の「新吉原朝桜之図」「御殿山の夕桜」「隅田川の葉桜」とそれぞれ表情を変えたニュアンスに富む景観を作り出しています。最後の葉桜は5月になります。
 
bab0bf31.jpeg東北では5月のGWに満開の知らせが来ます。弓なりに長い日本列島は桜前線も徐々に上がっていきます。また岡の桜の次に山に登れば美しい桜も待っています。昔から日本人の心をとらえる代表的な花は桜です。
 
花見の後の吉原遊郭は華やいでいた事でしょう。絵はたなびき渡る朝もやの中、大門口にきぬぎぬのお別れを惜しむ遊女と馴染み客が描かれ大門の中の桜がかぐわしく朝もやの中匂っています。
 
f40ef255.jpeg朝もやを水平に水色白で直線的に描き、並行して上段では朝焼けの赤が水平に描き真ん中に満開の桜を描き画面全体の奥行きを出しています。馴染み客を待つカゴ一人、もう一人は何処へ居るんでしょうか。どうせ別れを惜しみ時間がかかると思っているんでしょうか。夜桜の賑やかな場面から早朝ののんびりした風景を想像させます。
 
acacc7fd.jpeg梅まつりが期間終了してもまだ梅は満開にならないという今年の異常気象です。それでも確実に木々は春の準備をしています。
 
 
 
 

 
今日は2月29日うるう年です。鉄道では229で富士急の日です。4年に一度の日です。語呂合わせでしたんでしょうが4年に一度になってしまいます。最近は富士吉田を富士山駅と駅名を変えましたから富士急、富士山で2月23日と云うのでしょうか。
 
今日は富士急では新型6000系を初登場します。3両編成で普通車に投入との事です。また同じグループの富士急ハイランドは入場料が無料になるようです。今日は雪で乗り物は動くんでしょうか、あのドドンパ怖かったなぁ。
 
23af9066.jpeg写真は第五回鉄道の日記念での10・10・10の入場券です。右側は富士急ターミナル完成記念、左上がふじやま号特別急行券です。
 
その下は国鉄が富士急線へ乗り入れ運転開始45周年記念切符です。今は懐かしいクハ86、モハ80形電車、横須賀線形、山スカ形モハ71、クハ76.昭和51年の115系の登場まで通勤用国電を山用に改造した山ゲタ形のモハ72、クハ79でした。
 
e4096961.jpeg下の切符は19・10・14の14回鉄道の日記念全線入場券です。フジサン特急1号車、フジサン特急3号車、マッターホルン号、右側が主力の1000形です。

最近の富士山駅の入場券は残念ながら持っていません。
鉄道に興味ある方は下記鉄道ドットコムをご覧ください。http://www.tetsudo.com/



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青森の三沢市から十和田市駅までの11駅を結ぶ小さい十和田観光電鉄は3月31日で廃線になります。

昭和45年には年間165万人が利用したのをピークに平成22年に東北新幹線が開業し七戸十和田駅がオープンすると十和田湖周辺の観光客の利用者が激減年間46万人になり昨年の東日本大震災が拍車を掛け鉄道の赤字を補てんしていたバス収入やホテル事業も激減となりました。
 
沿線の三沢市、十和田市などに資金援助を求めたが「経営改善が見込めない、市民の合意が得られないと経営改善計画を求めたが有効な回答が得られず、自治体側が要請を拒否したことにより電車経営を断念となりました。
 
現在は多くの利用者は高校生などの通学定期利用者で割引率が高く利益率も低い。そして悪い事にバスの方が市内まで乗り入れている事もあるようです。
 
鉄道は現在「許可制」から「届出制」に緩和されて鉄道事業者の一存で撤退も容易になりました。これでは地方鉄道が壊滅的になるのを防ぐため自公で平成19年には地域公共交通活性化再生法が施行、しかし平成21年の民主の事業仕訳で地域公共交通活性化・再生総合事業補助は無駄とされ直ちに廃止とされてしまいました。これにより鉄道の損失補てんはなくなりました。
 
逆に地域から応援もあり復興に向けているのは東日本大震災で壊滅的な打撃を受けた三陸鉄道などもあります。やはり地元住人から応援、観光資源があるなどがなければ難しいようです。
 
そんな十和田観光電鉄の東京での感謝イベントが3月4日新宿「ギャルリートラン・デュ・モンドで行われるそうです。タイトルは十鉄電車―三本木平を駆け抜けた小さな鉄路の記録―。
 
会場では過去のダイヤグラム、図面、記録映像の上映、鉄道グッズ、記念切符。またレールバスの南部縦貫鉄道のグッズなども販売されます。さて行きたいのですが凄い混むでしょうし小石川植物園もあるしどうしよう。
ニュースソースは

http://www.tetsudo.com/
浮世絵は元々は芸術品でなく庶民が簡単に買える、情報であったり観光絵だったりしました。年末に神社仏閣で戴く初夢用や七福神が書かれたものと同じだったようです。
 
値段もそば一杯程度だったそうですが、今は北斎冨嶽三十六景46枚一揃えは何十億とか言います。復刻版の浮世絵でも1枚1万5千円以上します。
 
余り価値が解らなかった時代は輸出の陶磁器のクッションに使われたりして丸められていたそうです。それがパリの万博でこの浮世絵などが陶磁器と共に印象派の画家達に価値が見出され彼らがその構図などを見習ったりして模倣をして作画をしている事は有名です。

今はゴッホの絵は凄い評価をされていますが生存中は売れず弟が一生懸命援助しています。そして亡くなってから評価されています。何も解らない私はひまわりをありがたく見させていただいたりしますが誰かが評価して認められるとなぜかありがたく感じます。(権威に負けているのか自分が解らないのですがピカソやジャクソンポロックなど今だに解りません。)
 
印象派も当時のフランスでは評価されずアメリカ人によって評価されてから再評価されています。明治の富国強兵、文明開化と言う御旗で日本文化品の多くが海外に渡っています。
 
そのため多くの浮世絵も日本より海外に収集されています。岡倉天心などによるボストン美術館、大英博物館、現在京都文化博物館で行われているホノルル美術館の北斎展と今更言ってもしょうがないですがちょっと残念です。結局数少ないコレクターが収集した浮世絵だけが国内に残って小さな専門美術館として開館している状況です。
 
国内にもバラバラに所蔵しています。東京国立博物館、東京大学、慶応大学など沢山あるようです。これを一つにして保存維持復元していけば将来の財産になると思うのですがこれも中々難しいようです。パリのルーブルは古い所蔵、オルセーは印象派以降から、ポンピドゥは近代芸術と区分けされて収集するのは解りやすい。
 
今は都内で少額で見せて戴いています。何10億と云う価値を千円からワンコインだったり凄いのは無料だったりこれでは維持も中々難しいようです。
 
当然海外から借りてくれば経費もかかり高い入場料になります。大きい美術館は宣伝費を掛け多くの集客をしています。同じ冨嶽三十六景46枚ニューオータニでは800円、平木浮世絵美術館では東海道53次500円、サントリー美術館では借りものですから1300円、森アーツセンターでは国芳展1500円、同じ国芳展太田記念美術館では1000円です。それでも知らないのか宣伝が旨いのか圧倒的に集客をしているようです。
 
そんな中、普段行く小さな美術館で感謝しながらゆっくり見させていただこうと思っています。

57def701.jpgこの所浮世絵、版画に興味を持って見ています。浮世絵でも版画でもないのですが吉田初三郎という京都生まれの絵師が大正から昭和にかけて多くの鉄道会社、観光地、宿屋などの依頼で名所絵図を描いています。
 
大正の終わりから昭和の初めに鉄道などの交通機関の発達に伴い、全国で観光地、宿泊、娯楽設備が整い余暇の過ごし方として交通機関を利用して観光地を訪れる旅行ブームが始まりました。

広重や北斎が版元の要望により名所絵、風景絵を旅に憧れる当時の庶民の要望に応える様に誇張したり俯瞰した絵を興味が湧くように描いたのと同じように吉田初三郎は浮世絵ではないですが依頼者の要望に沿った誇張した絵図を描いています。

吉田初三郎の鳥瞰図が人気になり細長い幅の画面の中にパノラマ的にデフォルメ的に実際には見えない遠景も入れ大胆な鳥瞰図を描いています。鉄道図ではライバル社の路線、観光地は無視し売り込みたい観光地を強調して描いています。
 
最初の鉄道図絵は大正2年の京阪電車御案内で多色づりで裏には「絵に添えて一筆」という描いた名所や施設の説明が掲載されています。昭和の広重とも言われています。この人気に多くの人が同じような名所案内図絵を描いています。
 
復刻版ですが持っているのは湘南電鉄沿線名所図絵(現京急)、目黒蒲田・東京横浜電鉄沿線案内鳥瞰図(現東急)、小田原急行鉄道沿線名所図絵(現小田急)ですが右側上には北海道、樺太左側上段には釜山、琉球、台湾などが書かれています。そして3枚の絵図ですが中央上段には富士山が描かれています。
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344bdb7c.jpg8bab4910.jpg7c461ca3.jpg5464d54a.jpg12c8ed1c.jpg各絵には今は無き施設や駅、そしてこれから予定している路線なども描かれています。現在の路線と比べたりしても興味が湧く絵図です。
 
吉田初三郎には鉄道以外にも多くの所から注文が殺到したようですが戦前はこの鳥瞰図が敵に渡っては戦略的に各施設などが解り、まずいと言う事で鳥瞰図を描くことは出来なくなります。戦後広島原爆の瞬間やその後を描いたHIROSHIMAが最後になっています。

多分多くの方が懐かしく昔見たような気がすると思います。今は逆に正確な鉄道地図が人気になっています。

 
2ef44b8a.jpg現在はお相撲さんは大阪へ行っていますから鬢付けの匂いが無い両国界隈、ちょっと寂しいですが国技館内の博物館では21日から4月13日まで「現代相撲版画展」を開催中です。
 
江戸時代は多色摺の浮世絵の錦絵には多くのお相撲さんが描かれています。明治になると印刷技術の発展で浮世絵も姿を消していきます。
 
その後京都版画院の尽力で相撲錦絵が復活、その版画を中心に相撲博物館が所蔵する大正から現代までの相撲版画を展示しています。今回はその他に版木、彫刻刀、摺道具や版画が出来る過程を版木を並べながら解りやすく展示しています。
 
a9ffd4a5.jpgfea8cb59.jpg8be069f0.jpg写真は相撲の元祖的な当麻蹴速(たきまのけはや)と野見宿襺(のみのすくね)の相撲?打撃、蹴りの応酬の格闘技だったようです。絶命させるまで戦ったようです。
 
次は三段構えで吉田司家の考案?、上段、中段、下段の各構えで特別な日に横綱や大関が行うようで、写真は男女ノ川、双葉山、部屋開きや奉納相撲などで行うようです。天皇陛下が早く回復され天覧相撲にお越しになれれば見られるかもしれません。
 
版画は雪の蔵前国技館や北の湖、千代の富士など現代のお相撲さん、昔の若乃花、栃錦、柏戸などポスター表紙は白鵬などが描かれています。現高砂親方の大関朝潮なども浮世絵のお相撲さんらしく描かれています。
 
大相撲の非開催時の平日と言う期間が開館ですので無料ですがあまり知られていない事もあり何時行ってもゆっくり見られます。今日は外人さんのツアーだったようで普段よりは多くの人がいました。
 
また相撲土産もお店があけています。東京へお越しの際の一つの観光コースにも最適だと思うのですが。

海上自衛隊が青森県から持ち帰った雪を使い雪を余り見る機会のない沖縄の子供たちへの雪遊びのプレゼントがドタバタになっているようです。このイベントは今回が18回目の予定でした。
 
事の発端は自衛隊が運んだ雪を那覇市のにぎわい広場で開催予定でした。この事を知った本土から自主避難している人達が放射能が心配で子供の被ばくを恐れ反対し中止を求めていました。
 
市は青森十和田市で集めた雪で放射能線も測定して安全性を説明したが自主避難者からは「政府や自治体の説明は信用できない」などの意見で納得が得られず、市は被ばくを恐れて避難している人達の心情に配慮して中止を決定。
 
雪遊びの中止が報じられると「青森県が安全と言っている」「風評被害につながる判断は残念」「避難者のエゴだ」と開催を望む声が多くなり市は開催方向で検討し28日に場所を変え実施すると言う事になったようです。

雪ではありませんが神奈川でも東北の瓦礫処理の受け入れを黒岩知事が安全だと言う事を現地説明をしましたが地元民からNOが出され頓挫しています。
 
確かに今の政府の報道は隠されたものだったり発言が一転したり国民特に避難をしている人からは特に信用が出来ないという不信感が根強いのも事実です。国や自治体が信用できないと言うのは異常事態です。

0b3c3dd4.jpgJR東日本 総武線両国駅に駅員による恒例のお雛様が飾られています。両国駅は昔は千葉方面のターミナル駅でした。その名残で3番線ホームがあります。
 
普段は使用されませんがこの時期に長い赤いじゅうたんを敷いてホームへの階段一杯にお雛様が飾られています。これはかつうらビックひな祭りのイベントの一環で26日、27日には「かつうらひなまつり号」が発車します。

9283396c.jpgb38205e4.jpg400c85d1.jpgかつうらビックひな祭りは2500体以上のお雛様をしない各所で飾っています。そのメイン会場は遠見岬神社の60段の石段一面に1200体以上のお雛様が飾られていて春の風物詩になっています。勝浦ですからお魚も美味しく特に金目が観光客のお目当てにもなっています。


パワフル×スマイルちばフリーパスも出ていますので春を求めて、美味しいお魚を求めて千葉へ行きましょう。
 
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