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6b2f54e8.jpeg手元にちょっと昔の文藝春秋があります。文藝春秋は大正12年1月の菊池寛により創刊で今でも人気のページ数が多く厚い月刊誌です。
 
持っているのは昭和12年2月号、10月号、昭和22年3月号、6月号、10月号、昭和24年6月号、昭和27年6月号、昭和28年8月号。
 
昭和12年2月号はページ数448頁、値段50銭、発行人菊池武憲、表紙は武内栖鳳。昭和12年10月号はページ数453頁、値段60銭、発行人菊池武憲、表紙は河合玉堂。
 
9460860a.jpeg99813b23.jpega5e3e810.jpeg6c7abea4.jpegb052e14f.jpeg9894af8a.jpeg昭和22年3月号はページ数160頁、値段15円、編集者鷲尾洋三、発行人池島信平、表紙は小林古径。6月号は64頁、値段15円、編集者鷲尾洋三、発行人池島信平、表紙は安田靱彦。10月号は64頁、値段18円、編集者鷲尾洋三、発行人池島信平、表紙は安井曾太郎。
 
86545850.jpeg昭和24年6月号は96頁、値段60円、編集発行人池島信平、表紙は安井曾太郎。昭和27年6月号は252頁、値段95円、編集者車谷弘、発行人池島信平、表紙は安井曾太郎。昭和28年8月号(夏の増刊涼風読本)180頁、70円、編集者田川博一、発行人池島信平、表紙石川滋彦。
 
現在の文藝春秋は大体450頁位で890円と言う値段になっています。中身も読みでがありますが大体読みたい所だけしか読んでいないのが現状です。そして3,9月の芥川賞の時位しか今は購入しない。
 
戦中の昭和22年3月は160頁でしたが6月号、10月号は64頁と紙不足何でしょうか統制品ではあったと思いますがかなり薄いページ数ですが値段は上がっています。
 
また菊池寛と云うつながりなのか表紙を書いている人が武内栖鳳、河合玉堂、戦中は小林古径、安田靱彦、安井曾太郎など今では考えられない作家が描かれています。
 
文藝春秋は昔から文壇の今考えれば大変な大御所たちが書いています。巻頭随筆はありますが決まった人が書いてはいない時代だったようです。
 
もう本は当然古くカビが出て来ていますがパラパラと見るとその時代の事が何となく解り面白い物です。また宣伝も今はまず見ない広告だったりします。これも時代を感じます。

 
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