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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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浮世絵はその時期(今)の風俗を描いています。当初は1枚の絵が2枚、3枚と続き物になり大きく迫力もでる浮世絵が出現。歌川貞秀の東都両国橋夏景色は6枚続きで一体何人描いているのかと思ってしまう。

 

夏の絵では夕涼みの隅田川、この時期の花火なども多くの絵師が描いています。モデルは役者や遊女、美人、相撲取りなどになったりしています。

 

着物、髷、小物なども当時の流行の物が描かれています。東京国立博物館では浮世絵のコーナーに衣装、小物も一緒に展示しています。

 

人気は役者絵です。今で言うプロマイド的なものだったんでしょう。舞台の名場面だったり。そしてその役者が小間物屋、化粧品を副業で販売もしていたりすると今で言う広告物として自分を描き商品も描かれていたりします。出し物の広告にもなっています。

 

美人画は一般の水茶屋の娘も大人気の今で言うアイドルになったりしています。浮世絵も版元の色々なプロデュースにより手を変え品を変え色々な物が出版されていきます。

 

庶民の楽しみは今でも同じで祭、神田祭、山王祭などはお城の中まで入れました。

 

弥次喜多道中などの本も大人気になり庶民も遠い伊勢参り、富士山、大山などは講を作り順番に宗教がらみの旅が人気になります。江戸近郊への日帰りの旅、逗留も盛んになります。浮世絵も全国の名所絵、東海道五十三次などの風景画も旅の憧れを煽って人気が出ます。

 

しかし明治以降写真という近代製品、印刷機などにより浮世絵は衰退していきます。しかし歌舞伎と共に鳥居派は現在も歌舞伎の看板、挿絵などを描き続けています。

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