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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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04314ecb.jpeg二日目4月10日、今日で青春18きっぷの使用期限が切れます。そして今日は「駅弁の日」でもあるようです。早朝まだお店は開いていません。朝食はホテルの食事(7時から)を捨ててきましたから非常食の菓子パンをかじりながらの乗車です。昼食も那珂湊の海鮮物を予定しています。駅弁は前日戴いたから良しとします。

本日の予定は新白河から黒磯、小山を経由して水戸線で勝田ひたちなか湊線終点阿字ヶ浦、戻って那珂湊散策、那珂湊魚市場で昼食、水戸に戻り水戸城址、弘道館、東照宮などみて東京でラッシュを避け早めの帰宅予定。今日も乗っている時間が多いのんびりの旅の予定。
 
5時23分新白河発の黒磯行きに乗車、クハ700系乗車している人は流石に少ない。郡山、黒磯間はロングシート、途中山から朝日が昇る。東海道線の真鶴あたりの海からの朝日も良いが山からも素晴らしく寝不足にはまぶしい。
 
36b504d4.jpegac444d0c.jpegc31a3395.jpeg昔は車窓から畑などに広告看板があったが今は少なくなっているような気がした。東北本線で小山まで戻り水戸線に乗り換える。途中また下館で待ち時間が出る。本来水戸線は小山、友部を結ぶ幹線バイパス路線ですが下館までの路線が多いようです。
 
24a7680e.jpeg途中の結城は紬で有名な町、下館はこの路線で一番の大きい駅でSLを出している三セクの真岡鉄道と接続しています。笠間は神社や陶器で有名な町です。
 
このあたりの車窓は屋根がブルーシートで覆われているのが多く見られます。先日の暴風雨による被害だったのでしょうか。水戸でまた乗り変えなくてならない。隣の勝田駅なのですが。水戸駅手前では偕楽園が良く見え桜が満開です。此処は梅が有名ですが桜の本数も多いようです。とても車窓から綺麗なお花見が出来ました。
 
b539edb7.jpeg勝田駅からは今回の目的の一つ東日本大震災で大被害を受けた「ひたちなか海浜鉄道」湊線に乗ります。一番線にはキハ205が待っています。

 
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8f12864f.jpeg白河城
通称  小峰城
構造  平山城
天守  三重櫓(1991年木造復元)
城主  結城、蒲生、丹羽、松平、阿部遺構  石垣、土塁、堀
見学  現在修復工事の為入場できず

このお城は東北では珍しい総石垣造りで、盛岡城、若松城と共に東北三名城と言われていた。また白河の関など東北の交通の要でもあった。
 
79177c5c.jpeg1590年(天正18年)豊臣秀吉による奥州仕置により結城氏改易、会津領となり蒲生、上杉氏が支配、1627年(寛永4年)丹羽氏入城により4年の歳月をかけ大改修、丹羽氏は安土城の築城奉行だったことで土木工事に秀でた人材を多く抱え、棚倉、白河、二本松と移封先で見事な城を築いている。
その後城主が目まぐるしく変わり最後の阿部氏以降は幕領となり二本松藩の預かりとなる。1868年(慶応4年)戊辰戦争で奥州越列藩同盟軍と新政府軍との攻防戦になり大半を焼失、落城となる。二本松藩は何もできない少年隊を結成(二本松少年隊)官軍と戦わせていながら丹羽長国一家は米沢に逃げている。
 
6fc2fe61.jpeg1991年(平成3年)本丸跡に昔の資料に基づき三重櫓を復元。しかし木造での建築は当時の建築基準法、消防法などの規制で出来ない。人を入れないと言うような事で建築、その後一般開放して問題になる。法の抜け穴を突いた建築物だった。(木造復元天守の最初になる)
 
現在は昨年の東日本大震災で石垣が崩れ、中には入れません。工事柵から見るとあと少しで天守も崩落しそうです。至る所の石垣が崩れています。これを組み直すには大分時間がかかるのではないでしょうか。白河駅のホームからの見えるコンパクトなお城ですがちょっと残念です。
 
2ef24452.jpeg木造による復元天守はこの他に平成6年静岡の掛川城、ここは建築基準法、消防法の適用除外、特例を認可された最初の木造復元によるお城となる。平成15年愛媛の大洲城は法的に認められた最初の復元天守となるようです。

復元するなら木造建築のほうがお城らしい昔の建築技術の伝承にもなります。
 
行けませんでしたが寛政の改革で有名な松平定信の作った南湖公園も少し離れていますがあるようです。
92aa4d93.jpeg 左は月曜休館では入れなかった集古苑。

 
970c74e9.jpeg会津若松には会津藩時代の「什の掟」が学校でも一部変更して今でも教えているようです。

什の掟」

年長者の言う事に背向いてはなりませぬ。

年長者には御辞儀をしなければなりませぬ。

虚言をいうことはなりませぬ。

卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。

弱いものをいじめてはなりませぬ。

戸外で物を食べてはなりませぬ。

戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。

ならぬことはならぬのです。

まぁ6番7番は今ではなりませぬではないでしょうが、1~5を今でも小学校で教えているとの事です。この精神が戊辰戦争につながったりしたんでしょうか。「ならぬことはならなぬのです」この歳になって色々教えられます。

そんな会津若松を後にしてまた郡山まで戻り東北本線上り黒磯行きに乗りこむ。時間もなく駅弁を車内にて食べる。駅弁はオーソドックスに幕の内を選ばず「ソースかつ弁」にする。白河名物だそうですが福井でもあったし本来名古屋だろうと思いながら戴いた。
 
白河に向かうが暫くすると停車。線路に障害物があるとの事で結局40分位停車。
 
是からは白河城、宿泊だけなので良いですが行き帰りの数分での乗り換えのスケジュールですと全部が変わってしまいます。特にローカルでの乗り継ぎがスムースに行かないと待ち時間ばかりくってしまいます。
 
2fa9bc4e.jpegfa0662ab.jpeg結局白河での郵便局は行けなくなりました。白河城は駅のホームから見えます。此方では雨が降っていたのでしょうかホームから虹も見えます。虹が見えて何か良い事でもあるかと思っていましたが、結果はその逆でした。
 
郵便局には行けない、お城は昨年の震災で石垣が崩れ、現在工事中で中には入れないとの事。また白河集古苑も月曜日で休館となっていました。とりあえずお城の周りを見て駅周辺を散策。白河の関でもとバス会社に聞くも行きはあるが帰りのバス便は無いとの事。
 
bab4e131.jpeg63f944a6.jpeg駅からすぐの天恩皇徳寺には小原庄助さんの墓があるとの事で向かう。

かなり古いお寺さんで墓石もかなり昔の物が多い。(平安末期?)看板が出ていてすぐ小原庄助さんのお墓は見つかった。同じ墓域には羅漢山人のお墓がある。羅漢山人とは谷文晁の高弟で羅漢山の下に住み酒を好み絵を描いていた人で、この山人に絵を習いに来てこの地に住みついたのが会津塗師久五郎で小原庄助というようです。墓石が銚子、徳利、盃になっています。
 
8a20f00b.jpeg近くには白河口の戦いで戦死した新撰組菊池央(たのむ)の墓、同じ戦いで戦死した会津同盟兵士を祀る碑もある。線香はなかったが一応お参りをしました。此処から隣の今日のお泊り先新白河駅へ向かいます。
 

 
fcb0a167.jpeg会津若松城
通称  鶴ヶ城、若松城
構造  平山城
天守  層塔型5重5階RC造り1965年
城主  蘆名、蒲生、上杉、加藤、保科氏など
遺構  石垣、土塁、堀
時間  8時半~17時 500円、駅から40分
 
再建された天守は郷土博物館になっている。蘆名氏を伊達政宗が攻め落とし、その後蒲生氏が入封城を整備、その後上杉景勝120万石で入場も西軍加担により30万石で米沢へ移封、加藤嘉明が入封、会津地震で倒壊した天守を再建、家光の庶弟保科正之が23万石で入場。この城は陸奥、会津の両方を睨む東北の要の地。
 
7b80af0d.jpeg931be818.jpeg06ed730f.jpeg個人的には蒲生氏郷、保科正之、最後の松平容保のイメージが強いが蒲生時代に会津塗などの特産品、千利休の実子少庵ゆかりの「麟閣」酒、駄菓子、絵ろうそくなど郷土特産品がある。
 
戊辰戦争では城に立て籠もり1ヶ月持ちこたえ落城はしなかったが少年まで戦争に駆り出し町の火事を落城と勘違いした白虎隊40名は可哀そう、しかし降伏式では責任者として城代家老西郷頼母は切腹せず家族は全員自刃。この戦争は殿様、筆頭家老がなぜか生き延びる。
 
平成23年3月に黒瓦から赤瓦へ葺き替え。雪も無く瓦は良く見えたが数年前とそんなにイメージは変わらなかった。
会津若松城、次の白河城も司令官や殿様の問題があり城にいくとワクワクしますがこの2つは配下の人が可愛そうであまり気分的に乗らないお城です。
 
鶴ヶ城は4年前大森いさ美寿司のバス旅行で東山温泉に泊まり城は前日に見たのですが夜からの大雪で太平洋側は通行止めで新潟経由で12時間かけて大森まで帰った思い出があります。トイレが大変だった。私のバス最長時間。

此方では伝統的な工芸品も多くありますが「五郎兵衛飴」は柔らかい飴にパラフィン?が付いた物で何処となく懐かしい物です。創業800年以上の老舗、義経、弁慶の平泉落ちの際の飴購入の借用書などもある。
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6267e841.jpeg38b2487a.jpeg641b1a6e.jpeg後二回分の青春18きっぷを消費するため早朝家を出てとりあえず会津若松へ向かいました。京浜東北線南浦和5時19分、外が明るくなってきました。浦和の付く駅名が多いなぁと思いながら大宮で東北本線宇都宮線に乗り換え、大宮あたりで日の出、JR東日本の通勤電車は隙間風が入り人も少なく寒い。

宇都宮、黒磯、郡山と乗り換える予定。途中岡本ー宝積寺間の川では釣り人が川の中に入り棹を下ろしている人が数人見える。寒くないのかとか思ったり。今日も快晴の様ですが車内には暖房が入り窓ガラスが曇る。やはり外は寒いようだ。

乗客も普段はドア近くに座るがドアの開閉で冷気が入り多くの人がロングシートの場合は真ん中に座っている。途中から私も真ん中に座る。ドアの開閉ボタンはここらでは飾りでなく自分で押して開ける。雪国に向かっているのを感じる。

宇都宮まで座れたが乗換えで黒磯行きに乗るが学生でびっちりの満員電車、黒田原で全員下車、黒磯まではガラガラになる。地方線の朝はやはり学生の足なんだと実感。それにしてもうるさい学生達で特に女子がうるさかった。満員の車内の時は栃木弁のオンパレード、東京ボン太を思い出した。こいつらカバンでなく唐草の風呂敷で学校へ行けなんて思ったり。

93365553.jpeg64de0733.jpeg郡山では接続待ち時間が40分くらいあり9時を過ぎているので郵便局を探す。駅舎、駅前は新幹線駅で立派な構えです。大宮駅もそうですが駅からはぺディストリアンデッキでその下はバスターミナルになっています。福島交通バスのようで福島へ来たという実感がわく。

4683d20e.jpeg9a1650a0.jpegあかべこを貼った会津若松駅行きモハ718が待っています。ボックスシートでのんびり会津若松へ、磐越西線は郡山から新潟の新津までを結んでいます。喜多方までは電化されています。車窓には安達太良山が雪をかむり、猪苗代湖近くの磐梯山も、周りも雪景色に一変します。会津へ来たんだと実感します。

宇都宮までは車窓から桜を楽しんでいたのが嘘のようです。磐梯熱海は温泉で有名なところですが午前中、平日という事で駅前には人影が見当たらない。やはり震災、原発の影響でしょうかちょっと寂しくなります。駅も無人駅が続きます。

14d9d98e.jpeg5a931b15.jpeg途中、電車からピーピーという汽笛が聞こえます。東京の電車では聞かない音でローカル線の旅に出たという感じになります。

会津若松駅ではこの電車が着く時間に駅前からJRの「会津駅からまちなか歴史散策」というボランティアガイドによるガイドツアーが無料で毎日行なわれています。3時間の予定。このツアーは途中抜けても良いとのことで私も参加しました。

参加人員4名、延命地蔵、羽金家住宅、西軍墓地、田中稲荷神社、野口英世青春広場、山川健次郎生誕地、西郷頼母邸跡、降伏式会場、鶴ヶ城にて解散。

03538ff8.jpeg2854d748.jpeg1b08cfaf.jpegあの凄惨な戊辰戦争で徹底的にやられ会津の亡くなった人は上野でもそうですが野ざらしにされて、あれだけいたぶられたのですが新政府軍も多くの人が亡くなっています。ひどい目に合わされた会津の人が今でも敵の西軍墓地としてなくなった10藩の人達を祀っています。これは白河でもありました。会津の人は懐が広いのでしょうか。

cddc68ae.jpeg会津は歴史のある街ですから見るべき物も多く、来年のNHK大河ドラマは新島襄の奥さんの新島八重を主題にした「八重の桜」だそうです。新島八重は戊辰戦争の時篭城し男装して刀を差し銃をもって戦った勇ましい女性で新島襄の奥さん位しか私は知りませんが町では準備で大変なようです。多くの人が訪れると良いですね。

私はこのツアーの野口英世青春広場で抜け、お城へ一人向かいました。


(小さい写真はクリックすれば大きくなります。)

  5:36   6:51   7:47  
4月9日 大宮 東北本線 宇都宮   黒磯  
      6:56   7:54  
             
  9:01   10:57   13:11  
  郡山 磐越西線 会津若松   会津若松 磐越西線
  9:45   会津若松城    
  郵便局   郵便局      
      会津戦争慰霊碑    
             
      14:59      
  郡山   白河 宿泊    
  14:24   白河城 (新白河)    
      小原正助      
             
             
  6:18   6:42   8:10  
4月10日 新白河 東北本線 黒磯   小山 水戸線
      6:53   8:25  
             
  9:44   9:51      
  水戸   勝田 ひたちなか湊線  
  9:46     終点まで阿字ヶ浦全線走破
        那珂湊散策  
        郵便局    
             
        14:30   17:00
  水戸     水戸 常磐線 自宅
  水戸弘道館        
  水戸城址          
  東照宮          
  郵便局          

エクセルの表が旨く乗っていませんが上記のこんな行程を前日の夜、ママリンの体調が治らないとの事で日帰り予定が急遽1泊での一人旅の行程を作りました。

ひたちなか海浜鉄道に乗って那珂湊のお魚市場で美味しい物を食べる、偕楽園は梅だけでなく桜もきれいという事でこの2つだけ決まっていました。ママリンが行かないというのでチケットが1枚余りますので急遽会津若松と白河をいれました。

そして東北本線、磐越西線、ひたちなか海浜鉄道湊線、水戸線、常磐線を入れて何処も何度か行った事があるところですから鉄道にトコトコと乗っていこうという方針に決めました。時間がもう少しあれば磐越東線もと考えましたが那珂湊か水戸の時間が無くなるので今回は諦めました。白河城を外せば、いやこの城は外せないと時刻表片手に色々検討しました。早く寝ないと翌日は始発に乗るのでこの程度で諦めました。

1泊ですから荷物も無く手ぶらで行こうかと思いましたが途中銭湯か立ち寄り湯があればと考え下着といつもの私の場合戦闘道具(銭湯)をバックにいれて用意。さて会津は福島の中で1番寒い所ですから厚手のダウン、いや普段の散歩用の薄い上着と悩みましたが薄い上着で決行しました。

詳細は後ほど。
昨日は久しぶりと言うより何年振りの御勉強会に出席、2回講習ですが今回は第一部大田区の神社と旧地名、第二部大森貝塚とモース博士と言うタイトルです。
 
1部はスライド中心で大田区の神社を見せて戴きました。やはり明治の廃仏毀釈と戦災で数は減っているようです。ちょっと歩けばお稲荷さんが沢山ありますがそれでも昔に比べれば少なくなっているようです。
 
2部は大森貝塚保存会会長で大田区史委員でもある方でモースの人となりや心情など今のボストン美術館、セーラムのピーボディミュージアムの基礎を作ったといったただ単なる考古学者の話でも動物学者の話でもなく、自分を犠牲にしても集めたものを町に、美術館へ寄付する。それも高級な物でなく其の当時の日本の庶民の生活用具など今、残念がら日本にはない物がアメリカにある。
 
同じように西洋にはシーボルトが持っていったものが展示されている。そして日本にはもうない物ばかりで日本の生活を見るには外国へ行かなければ見られない。
 
現在の日本も大田区も歴史ある物を壊し新しい物ばかりになっている。歴史ある物との共生ができない。新しければモダンで快適だと勘違いしている。と云ったお話でした。
 
1時半から4時まで久しぶりの座学、考古学でなくて良かったのですがやはりちょっと疲れました。6月の最後の講義まで事前にちょっと予習をしようと思っています。

86d323b7.jpeg食べ物の話ですが百貨店は毎月幾つかの催しを必ず開催します。地方の物産展は必ず何処かの百貨店で開催しています。一番人気は大北海道展だそうです。
 
9日まで日本橋三越では全国銘菓展を開催しています。北海道から九州までの有名菓子舗をセレクトし実演販売もあり多くの女性を集客しています。
 
そんな圧倒的な女性の中を軽やかに縫って余り食べた事がない物やまた食べたい物のコーナーへ向かいます。院展で疲れたものも嘘のようです。
 
444df1d0.jpeg05d97304.jpeg81bfc345.jpeg今回の収穫は佐賀の村岡屋の小城羊羹、京都の豆政の五色豆、神戸の本高砂屋のショコラカラメル(きんつばアンフィユ)福井の松岡軒の羽二重餅、小布施の栗柏餅,金沢の紫舟小出のきんつば等をゲット。
 
出店は各県の有名どころが出ています。六花亭、両口屋是清、赤福、鹿児島明石屋かるかん、とらやの生菓子、静岡の間瀬、長崎福砂屋、高知の西川屋のけんぴなど。見ているとすぐ買いたくなってしまいます。
 
松屋銀座は「おいしいニッポン」11日から19日まで開催。京都から出町ふたばの豆餅(大福)、鶴屋寿の嵐山さ久ら餅(柏で包んでいます)村上開新堂ロシアケーキ、三宮一貫楼の豚まん、芦屋ゆるりの春菜ずし(ばらちらし)、点天ひとくち餃子、長崎からは料亭御宿坂本屋の角煮めし、蘇州林のちゃんぽん、岩崎本舗の角煮まんじゅう。
 
沖縄から黒糖アガラサー(蒸しカステラ饅頭)、仙台伊達の牛タン、米沢牛メンチ、新潟布乃利生そば、福島あわまんじゅう、日光水羊羹、北海道からは六花亭、開拓おかき、月寒あんぱん、小樽めるかーどの桜いぶしベーコン、札幌蟹工船のカニ満足弁当、利尻磯めしなど堂々の蟹づくしの多種の弁当。
 
此方はどちらかと言うとお菓子より食事的な食べ物が多く、どれも買ってしまいそうです。イートインも多く落合シェフのラ・ペットラのスパゲティ、鳥つねの親子丼、イノダコーヒーのビーフカツサンド、レモンパイなど。今はイートインできたり、実演販売が多くなっているようです。
 
トレーニングしてもこれでは体重は減らないしお金も続かない。でも相変わらずあれも食べたいと喰い意地が張っています。友人の内科医は笑いながら其の喰い意地がある限り元気だ、大丈夫だと言ってくれるが。
 
旅先で食べたお菓子、その土地を思い出しながら百貨店情報に目が行っている自分がいます。
 
 

恒例になっています「時代小説へのお誘い」今月は山本周五郎「つゆのひぬま」中村昇 元NHKアナウンサーの名調子であっと言う間の90分です。
 
山本周五郎の岡場所を扱った秀作のようです。佃の岡場所の話で遊女とお客の恋物語。「つゆのひぬまに」は「露の干ぬま」と書くようでほんの一時、きれいで楽しいのはほんの僅かと言う事のようです。
 
話は悲恋で終わらずハッピーエンドで中村氏の女性の声色も素晴らしく話術に引きこまれました。流石です。来月は藤沢周平「花のあと」。
 
b738c92c.jpeg000f5a48.jpeg会場の大田文化の森ではエントランスにこの建物での教室の3E押し花教室の展示がされていました。とても素晴らしい作品です。植物資源開発研究所といういかめしい名前の先生が教えているようです。
 
冷たい風が吹いてきましたが静から動へとトレーニングをして帰りは何となく温かくなり午後があっという間に過ごせました。

 
e0b42271.jpeg今、上野は桜が満開、上野の東京国立博物館では「博物館でお花見を」というタイトルで15日まで本館を中心に沢山の催しを行っています。
 
東京国立博物館は本館を中心に特別展の「平成館」法隆寺から皇室に献納された宝物を収蔵する「法隆寺宝物館」東洋館の耐震工事中の為展示している「資料館」その他に休館しているのが「表慶館」「黒田記念館」などがあり本館裏には日本庭園になっています。
 

439f4fa1.jpeg本館は日本美術中心の常設展になっています。2階が1、日本美術のあけぼの(縄文、弥生、古墳、仏教の興隆)、2、国宝室、3、仏教美術(宮延の美術、禅と水墨画)4、茶の芸術、5、武士の装い、7、屏風と襖絵、8、暮らしの調度、9、書画の展開、10、能と歌舞伎、11、浮世絵と衣装などになっています。
 
1階は余り行かないのですが1、彫刻、2、漆工、3、金工、4、刀剣、5、陶磁、6、民族衣装(アイヌ、琉球)、7、近代美術(絵画、彫刻)、8、近代工芸になっています。
 
今回は花見と言うテーマで各コーナーが桜にちなんだものになっています。私はその中の浮世絵のガイドツアーに参加しました。浮世絵展示は全作品(今回展示30点)をボランティアの方の説明を聞きながら見学。やはり見方が違ったりして勉強になりました。
7d2341bf.jpeg0bd37ae1.jpeg04c873f5.jpeg 
6c5d718a.jpeg1805fd22.jpeg7d460596.jpeged4f2f27.jpege3f3e838.jpeg今回は本館裏の日本庭園も開放されていて初めて散策をしました。(春と秋に解放)とても広い回遊式庭園で中には江戸時代の河村瑞賢が建て大阪から横浜の三渓園、埼玉の耳庵から寄贈された「春草庵」、小堀遠州が京都伏見に建てた茶室「転合庵」奈良の興福寺慈眼院に建てられた「六窓庵」尾張の明眼院の書院だった「応挙庵」赤坂の九条家の「九条館」などの茶室が点在してしいます。茶室は有料にて貸し出しをしています。
 
48a079ec.jpeg歩きながらの花見、夜に向かっての席取りでシートに寒そうに座っている人、上野動物園からの帰りのファミリー、美術館の行き帰りの人。人人人です。美術館の静けさこの花見の喧騒。何か別世界のようです。


4455a56f.jpeg帰りは好きな国立西洋美術館の前庭を通りロダン作品を見ながら。

温かい日だまりと日蔭の寒さと桜を愛でながらののんびりした時間を過ごせました。

 

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