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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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cd10dc18.jpeg今週は家で大人しくしていようと思っていました。でもモクモクと気持ちが湧き上がり午後から広尾の山種美術館に行きました。

何度か行っている日本画の美術館で山種証券の創業者が収集した作品を展示しています。「美術館で旅行」と言うテーマは夏休みや秋には結構出てきます。

今回は、歌川広重の東海道五十三次(前期、後期)、横山大観、黒田清輝、安井曽太郎、奥村土牛、椿椿山、池大雅、速水御舟、東山魁夷、平山郁夫、千住博、佐伯祐三といったビックネームの方の絵が展示されています。

7月28日から9月23日まで開催です。7月後半、8月前半とプール、旅行があり早く行きたいと心では思っていてもお盆休みは結構混むだろうと来週辺りを予定していましたが気持ちは早く行こうとなり暑い中お邪魔しました。

江戸時代、中々庶民が旅行へいけるという事は少なく、東海道中膝栗毛の本や広重の東海道五十三次などの風景画がお土産として喜ばれていました。徳川幕府の街道整備により一部の人、講中の人ぐらいが旅に出られた時代。

明治になり近代化により鉄道の発達により庶民にも旅が定着していき、画家も新しい風景などの題材を求めたり画家自身の自己を求める旅だったりします。(北海道から沖縄まで)

また船で海外へと渡って新しい技法、異国の風景なども描いていきます。(中国、台湾、フランス、エジプト、シルクロードなど)

交通手段の発達で絵画の世界も広がっていきます。そんな流れの中でのビックネームの絵を楽しみました。何だか久しぶりの感じで楽しかった。
山種美術館HP

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無題
風景画は、昔は、お土産としての面もあったんですね。
江戸時代だと、日本国内であっても、他の地方は、今の感覚でいうと外国のような感じだったのかもしれないですね。
すすむ URL 2012/08/31(Fri)12:57:20 編集
Re:無題
すすむ様
初めまして、コメありがとうございます。
武士でも江戸に来て郷里へ帰る時のお土産には軽くて、安く、皆が興味がある江戸風景、歌舞伎役者などの浮世絵がお土産になったようですね。
確かに外国の感覚かもしれませんね。
【2012/08/31 17:49】
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