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f4b27950.jpg昨日は待ち合わせの時間つぶしも兼ね銀座の松屋で明日26日まで開催されています「柳宗悦展」を見ました。連休2日目、それでなくても混んでいる百貨店ですから大勢の女性の方がいました。
 
日本民芸運動の中心人物の柳宗悦が収集した展覧会です。大正末期に河井寛次郎、浜田庄司、バーナードリーチなど陶芸家と日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品の中に用の美を見出し、日常品として使う中の名もなき工芸職人の作品を紹介し地方の手づくり活動の継続させる運動と理解しています。
 
一度目黒の日本民芸館へ浜田庄司、棟方志功の作品を見に行った事があります。朝鮮陶磁器から始まったようですがその時は雑誌白樺などのブルジァの人がたまには名もなき人の器で食べるお茶漬けが旨いと言った目黒のサンマと思っていました。今もそう思っています。現在日本橋三越でやっている日本伝統工芸展の作品の枠で良いのではと思っています。
 
時間、多くの人がいましたからざっと見ただけですが北海道はアイヌの着物、小物、沖縄、此処では琉球の紅型の衣装、秋田の錠前、朝鮮陶磁器、棟方志功の柳への病気見舞いの版画、柳の自宅居間の再現など。此処のイスはバラバラでしたが一つ私の使っている椅子がちょっと似ていました。多分同じ飛騨産だと思います。

美術史に正当に評価されていないと言っても日常品ですからそれはしょうがないと思っています。普段使いの品が美術品なんて其れこそ民衆は使えません。逆にこの人たちが運動して保存、継続がなされていますが反面、高価になって民衆が買える物から一部は収集品になっているものもあります。
 
折角見せて戴いたんですがスペースの関係でしょうかこれなら目黒で見た方が落ち着く。拝観料も同じ千円ですから。そして百貨店ですから隣の大きいスペースで「用の美」として手仕事直売所として全国の手作りの工芸品が販売しています。此方だけでも良かったかもしれませんでした。
柳宗悦展
http://www.matsuya.com/m_ginza/exhib_gal/details/20110915_yanagi.html 


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