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618f74ed.jpeg609aa248.jpeg8月4日まで広尾の山種美術館で開催中です。7月9日から後期が始まります。今日は暑かった。JR恵比寿駅からだらだら坂を炎天下15分位歩きます。
 
川合玉堂と云うと私のイメージは日本画家でありながら花鳥風月より日本の里山、原風景を描く日本画の大家で東京美術学校の教授、師匠の橋本雅邦について横山大観などと岡倉天心の日本美術院創設参加。日本を代表する作家。
 
山種美術館は山崎種二の収集した作品の日本美術館で特に玉堂とは懇意にしていたようで多くの玉堂作品が所蔵されています。今回は前期後期で所蔵作品70点、玉堂美術館、五島美術館(後期)、松岡美術館(後期)の作品も展示される一大企画展です。
 
686e6fb6.jpeg玉堂は明治6年から昭和32年没と長寿でしたが今回の展示作品では15歳から21歳くらいまでの写生帖も展示、是が凄い、この人は天才だと思わざるを得ない。写生ですがもう完成した作品のようです。色々な所で写生をしそれが頭に入っているんでしょう。本作品ではそれを其のままでなく変更しながらバランスを考え作品にしているようです。
 
作品は若い時から順々に展示されて行きますが、私的には50歳代までの作品が好きです。70を越えた作品は枯れ過ぎて私にはよく解らず好きな作品は無かった。渓山秋趣、二日月、行く春 小下図、悠紀地方風俗 小下図、竹生嶋山、湖村春晴が良かった作品でした。
 
前期終了間際で大勢の方が見られ一つ一つ解説など読んでいるので前に進めず、また解説が下で読みにくい。そして一番の欠点は何処から廻るのか解らない展示方法です。年に数回しか行かない美術館ですが何時もそのような展示で残念です。
 
 

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無題
お早うございます!
いつ観ても感動しますが、昔は今より社会全体が貧しいのに、よくぞこの様な絵が描かれ、そして残った事と思います。
産み育てた社会、そして残してくれた社会を感謝します。ご先祖様は偉大でした!
渓流の民! 2013/07/09(Tue)07:01:39 編集
Re:無題
渓流の民様
こんにちは
渓流さんらしいコメントですね。
自然も段々無くなっては行きますがまだ日本も捨てたもんじゃないですね。
絵はかなり戦災で焼失しています。ただ最晩年まで描かれていますから点数はかなり残っているようです。
【2013/07/09 12:01】
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