忘年会で

昨夜は日本全国今年一番のサラリーマンにとっての忘年会の日でした。来週金曜日もまた忘年会の日になるのでしょう。昨夜は雨が降っていました。雨は飲食店には大敵ですが忘年会は大体予約が入りますから昨日の雨はそんなに営業には響かなかったようです。しかし、忘年会を取れないお店は当然苦戦しました。

ハイボールが流行っていますがおじさんが集まると昨夜みたいに寒い日はお燗酒になります。昨夜もお燗酒を少し飲みすぎたようです。夜中に咽喉が渇きお水を飲みに布団からでました。

日本酒も焼酎に押され苦戦をしています。担当の食堂では全くご用意のないお店もあります。ご用意していても中々でません。ちょっと前に米を削りに削った大吟醸が流行りました。私からすれば非常に高いお酒です。ちょっと有名なワインより高くなります。家庭で飲むには良いですが営業的には中々出ません。手が出せません。

私にとって日本酒は一年中お燗か常温でいただきます。高級だからこれは冷でといいますがやっぱりお燗です。口元に持ってきた匂い、そして咽喉越し、その後の鼻から抜ける独特の香り、味はお燗ならではです。

冷でと言う私にとって訳の解らない白ワインみたいなお酒はどうも苦手です。但し、旅館担当の時は現地のお酒を殆ど飲みました。そして価格と味であるお酒を選び従業員でネーミングを決めてラベルをお店独自に作り、造り酒屋に依頼をしました。当初、自分の意に反して四合瓶をアイスペールに入れて若い人にサービスで試飲をしていただきました。

まぁまぁ好評でこれは四合瓶売りで白ワイン感覚で飲んでいただいた事があります。多分まだ販売しているはずです。これは、１合売るより４合売ってしまうというこちらの思惑と値段も宿屋としては格安に販売すると言う飲む人にはお安いというものでした。

酒蔵も色々お酒造りも研究して色々な物をだしていますし洋食にも合うものとしてチャレンジをしているようです。京急上大岡の京急百貨店の１０階ﾚｽﾄﾗﾝ「アンシェルブルー」でも洋食に日本酒と言う事で諏訪の真澄とのコラボをフェアとしてやっています。純米１合５００円、辛口１合５６０円、あらばしり１合６８０円でつまみは洋食で８８０円からで２５日まで開催です。

ウイスキーの復権の次は日本酒ですかね。おじさんの懐古趣味？