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笠間市にあります笠間日動美術館、昨年笠間城の帰りに見学するつもりでしたが山の中で二時間迷子になり諦めて帰った美術館へ今回は、笠間稲荷の菊祭り見学を兼ねて訪問。
自宅から友部駅までは2時間半、昨日は7時20分には乗車して上野から常磐線で向かいました。友部駅前から笠間の循環バスが出ているという事でコミュニティバスですぐの日動美術館へ。
此処は山の麓にあるような感じで企画展の会場と常設展会場とはブリッジで繋がりその間の庭には彫刻作品が点在しています。
今回は向井潤吉展が企画展で実はこの人の専門美術館は世田谷美術館の分館で昔見たことがあります。今回見たかった常設展は流石銀座の日動画廊の美術館です。
ルノアール、モネ、ドガ、ルドン、藤田嗣治、ユトリロ、ローランサン、シャガール、ルオー、ピカソ、など名前を揚げたらきりのないフランス館です。
ピカソのまとも?の絵を初めて見ました。「ピカソの妹ローラの肖像」「女の顔」と言うような題名ですがしっかり私でも解る素晴らしい絵です。またユトリロの「パレット」は自身の使うパレットに描かれた絵。此処から発想で此処のオーナーが各画家に描いてもらったパレット画も別の会場に展示しています。流石ものすごい数です。初めて見ましたがこの発想は面白い。
企画展の向井潤吉展ですが全国の茅葺民家を描いています。東北、長野、甲州岐阜、北陸、京都丹波などが多い感じです。風景画は好きですが、どうもこの人の絵は山間、谷合、海・・河など季節を問わず重く、冷たい感じがしてしまいます。
まず人が殆ど描かれていなく生活感がなく(上の絵は人がいますが、洗濯物が描かれたりしていますが)暗い感じを受けてしまう絵です。梅が咲いたり晴れていたり明るい色を使っていてもそう感じてしまいます。
油彩だけでなく水彩も展示されています。水彩は暗く重たい感じは薄れていますので個人的には水彩画の方が好きな絵がありました。向井潤吉展は12月7日まで。月曜休館、65歳以上800円。
近くには北大路魯山人の鎌倉のアトリエを移築した建物もあります。次に向かうため今回は見ませんでした。展示点数も多く広く2時間見ましたが大半はパスしています。
二の句が継げない
自分自身が絡む二の句が継げない場面を古い話や最近の床屋などを趣味以外に閑話休題的に書いてみました。
旅行から帰ってきたら猫がいた。
パパ「動物は飼うと亡くなった時大変だよ。」
ママ「大丈夫、パパが先に亡くなっているから。」
パパ「・・・・・」
歳と共に髪は伸びるより落ちる方が多いのか、1ヶ月経ってもそんなに気にならなくなった。ただ襟足だけは伸びてくるのでもったいないけど床屋さんへ行く。
なじみの床屋さんだから冗談で此れだけ髪の毛が減ったんだから減額してと言ったら。黙って私の首を右に回され横のお客さんの髪の毛を見せられた。
ちょっと古い鉄道ネタですが11月4日、京王線の線路にお酢の1升瓶を置き、電車を緊急停止させた56歳の男が逮捕されました。
「欲求不満解消するため」が理由だそうです。乗客に怪我がなくて良かったが。56にもなって何故?
毎日のように色々な事件があり二の句が継げない事が多い。
川崎砂子の里資料館では先月に続いて国貞(三代豊国)の懐古展が22日まで開催中。無料。
今月の見どころは、四代目中村芝翫の浮世伊之助 玉藻の前、玉藻前は平安時代末期の鳥羽上皇に仕えた絶世の美女で九尾ある狐が化けた話。安倍晴明が暴く。(作品は上段右のちらし左上の縦長の熊手を持っている図)
春游十二時シリーズ12枚花魁の24時間を描いたシリーズで世間の時間は駒絵の中で描いています。写真の駒絵では職人が仕事に出かける絵でその時間を示しています。十二支の子から亥まで。
あかし風呂は6枚続きの大判で置屋の中が大きく描かれていますが1階の井戸から水を2階に汲み上げられるようで上段左上の風呂に入れるのでしょうか。ただ何処で湯を沸かすのか解らない。まさか水風呂なのだろうか?
歌舞伎の内容、文語体の文字などが解ればもっと面白くなるのだが残念。やはり風景画などを楽しんでいるのが無難かも。
原宿の太田記念美術館の国貞展後期も見に行かなくては。
JR蒲田駅近くのアロマスクエアー内の大田区民ホール・アプリコ展示室で11日まで開催中です。入場無料。
今年も日本画、洋画、立体の大田区在住の作家が所属団体を超えて出展、日本画・洋画46人、立体8人が参加しています。
その他に各作家が小品をオークションに出展、65点で気に入ったものを最低金額以上で応募箱に入れて高い人が落札。昨年は2点落としましたが今年は?その他に作家の色紙の抽選プレゼントもあります。
今年の展示作品では良いなぁと思った作品は平 権氏の「綴じられた邪悪」題名と違い氷の中に閉じ込められた女神と云った感じ。玉有万範「花の静物」写実的な静物画。塚本吉廣「霧晴れる」山の中を流れる靄が幻想的です。
弦田英太郎「子猫をじゃらす舞子」舞子の絵を得意とした作家ですが亡くなったようです。何年か前に卒寿の展覧会でお会いしたが、他に深見實郎、山崎弘、鎌田令子氏などの作品も好きな絵です。
写真NGでした。友人の色鉛筆作家鴫原氏は、日本画・洋画での範疇に入らないようで此処には出展が出来ないようです。私的には色鉛筆ですから技法は別にして小学生でも描けるので新たな絵画ファン発掘にもなると思うのですが。
来年のカレンダーが届きました。年賀状も発売され、お歳暮の案内も、手帳も買った。もう何だか年末の気分になっています。
大相撲のカレンダーはちょっと寂しい。表紙は3横綱の取組寸前の鋭い目つきで始まります。良いなぁと思ったのはそこだけ。
6枚の写真は3横綱、3大関の6枚、下には幕内の顔だけ。もう少し、行司、呼出し、床山などの作業でも少しは欲しかったし、関取と言われる十両ぐらいは載せてほしかった。
たまには各部屋の師匠達でも載せて欲しいなぁ。今日は肌寒くもう晩秋のようです。
博物館前の噴水広場では3日までのあかりパーク2014が開催中、これは夜に博物館の壁面に歌麿などの浮世絵を照らし出したり、太陽光発電などの創エネや発光ダイオードなどの高効率照明などの紹介があるようです。沢山のテントでは被災地の物産なども開店していました。ステージではイベントも開催のようです。
小松宮の銅像、皇族で明治維新では議定、戊辰戦争では奥羽征伐総統、佐賀の乱、西南戦争、日清戦争などにも出征。社会事業でも日本赤十字などの総裁を務められた。三島の別荘だった場所は今は楽寿園として市民に開放されています。
東照宮、藤堂高虎の敷地に祀られた家康を祭神とした神社。8代将軍吉宗15代慶喜も祀る。多くの重要文化財がある神社で冬の牡丹が有名。参道には諸大名からの200基以上の石灯籠、48基の銅灯籠が並ぶ。参道横の寛永寺の五重塔も。場所柄絵馬も外国語が目につきます。
何度も来ていたが此処に広島・長崎の火がずっと灯りつづけていたのは知らなかった。広島・長崎の火を灯す会http://www.uenomorinohi.com/yurai.html
参拝後上野パゴタへ、丘の上に上野大仏と言われる現在はお顔だけをレリーフ状にしてお祀りしています。関東大震災でも残ったという事から「落ちない」という事から合格祈願にも。壁面固定されているから落ちないのであって実際は安政の地震で修復、関東大震災で大仏の頭部が落ち、身体と足は大戦で供出。近くには時の鐘。未だに朝夕叩かれているようです。
次に上野清水堂へ、舞台上からは不忍池が月の松から広重の浮世絵のように見えます。大分松の幹が大きくなってきました。
京成上野駅に向かい彰義隊の慰霊碑、本来の墓は南千住の圓通寺に当時の黒門と共にあります。以前の散策で書きましたが門には刀、玉跡などの傷が沢山あります。
最後は上野の象徴、西郷像。約1時間半の散策でした。
今月も浮世絵の始まりである墨摺絵、紅摺絵、多色の錦絵、サイズも1枚物、細長い柱絵、2枚続き、3枚続きなどの大きいもの、3丁掛けという珍しいものなどまた絵師がじかに描いた肉質画の展示で季節的な萩、紅葉など季節の作品も展示されています。(写真はロダンの彫刻が点在している国立西洋美術館の中庭)
2代目鳥居清信の以呂子三夕、錦絵の創始鈴木春信など紅葉
鈴木春信の浮世美人寄花・萩、広重の名所江戸百景の虎ノ門、夜の溜池の水を外堀に流す堰に葵坂を蕎麦売りなどに裸の職人が金毘羅さんに祈願する図で裸ですが実は季節は冬です。
窪俊満の六玉川・調布の図、玉川で洗い張りをしたり洗濯をしたりしています。私の子供の頃は近くの呑川で泳いだり、洗い張りの風景は普通にありました。北斎の詩歌写真、北斎らしい素晴らしい作品。
広重の葉越しの月、風景画の巨匠らしく素晴らしい。国貞の市川團十郎助六図。まだ此れを見て何代目かがすぐ出ない。
西川祐信の柱時計美人図、当時柱時計がある家は高貴な家でしょう。
品川の海晏寺の紅葉狩、このお寺は紅葉で有名で多くの浮世絵に描かれています。現在はそんなに楓はないが松平春嶽、岩倉具視などのお墓がある。北斎の富岳百景。
浮世絵に描かれている女性の髪飾りも沢山展示されています。素晴らしい工芸品です。
まだ紅葉には早く秋を感じるのはやはり菊祭りという事で1日から始まった湯島天神の菊祭りに。
今日は暖かく半袖で充分です。最寄駅はJR御徒町ですので下車真っ直ぐ歩くのもと暮れには一気に店が変わってしまうアメ横をぶらぶらして途中、「みつばち」で小倉アイスを戴きながら天神様へ。
どうやってこれだけ大きい菊を咲かせるんだろうという大輪が迎えてくれます。まずはお参りをしてから見学を開始。
今年の菊人形はNHK軍師官兵衛の信長から刀を戴く場面。真ん中は濃姫、右が信長、左が官兵衛。
もう一場面は秀吉と官兵衛のシーン。
大きな懸崖、そして渡しの上では此れから結婚式を迎えるお目出度い方々。
菊は大体が1本から3つに枝を分ける3本仕立てが基本ですが1本から白、黄、赤と3色の花を咲かせています。どうやって咲かせるんだろうか。
学問の神様ですから合格祈願の絵馬が山のように重なっています。また境内には泉鏡花の筆塚、猿回しなども行われています。狭い参道には沢山の屋台が子供たちを集めています。
関係者は23日まで毎日水やりや菊の手入れが大変でしょう。帰りは久しぶりに風月堂本店で食事して銀座で買い物がてら散策。
絵自体もタイトルも春の木洩れ日なので今の時期に合いませんが最近買った絵で一番上にありましたので今月の絵として載せます。少し整理しないと何が何だかわからない状態です。
森の小道に木漏れ日を浴びて道が何処までも続くようで春の希望に満ちた気持ちと木々の生き生きとした緑が生命力を感じます。タイトルの春紫苑は右下に咲いている花のようです。
一番買う銀座のギャラリー枝香庵に行った時、神戸の須貝さんの絵を取ってありますとオーナーから言われ作品を待っている間に展示作品を見ていてちょっと気になり最終日まで売れていなければ購入しようと思っていました。
作家は時代がかった金乃助と言う名前ですが今時の若い人です。画家のイメージから遠く、Xジャパンのヨシキに似ていてパッと見ちゃらい恰好ですが礼儀正しくお客さんの質問や絵の説明をしていました。賞を受賞しているようで此れから楽しみな作家のようです。
2点出展していてもう一点は全く画風の違う作品です。そちらは私には全く好みの違う作品でした。
第一印象の生命力を作品に感じ購入となりました。まだ飾っていませんがそのうち飾ろうかと思っています。
第二部は来年2月14日から戦後世代の画家の横顔として展示予定のようです。
フジタ以前の画家としては勝海舟、篤姫などを描いた維新の洋画家川村清雄、その後の唐子木孟郎、山下新太郎、梅原龍三郎、安井曽太郎などの作品が並ぶ。
今回のメイン藤田嗣治の作品も相当な数が展示されています。そして作品以外にも旅のトランク、地下鉄の切符なども生活の一部として展示されています。
今回の藤田の作品では私の見聞きした作品とは違う作品が多いのも特徴かもしれません。3つのコーナーに分かれとても見やすく展示されていました。写真は今回の展示の物ではありません。
友人との昼酒の帰り道五反田で東京駅100周年記念のラッピングの煉瓦色の山手線を初めて見ました。
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