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 東京国立博物館本館では浮世絵コーナーを見て、近代美術は先月と同じ展示、隣の東京芸大も見る物がなく時間がありましたので久しぶりにお山の中を散策。

    

博物館前の噴水広場では3日までのあかりパーク2014が開催中、これは夜に博物館の壁面に歌麿などの浮世絵を照らし出したり、太陽光発電などの創エネや発光ダイオードなどの高効率照明などの紹介があるようです。沢山のテントでは被災地の物産なども開店していました。ステージではイベントも開催のようです。

 

小松宮の銅像、皇族で明治維新では議定、戊辰戦争では奥羽征伐総統、佐賀の乱、西南戦争、日清戦争などにも出征。社会事業でも日本赤十字などの総裁を務められた。三島の別荘だった場所は今は楽寿園として市民に開放されています。

   

東照宮、藤堂高虎の敷地に祀られた家康を祭神とした神社。8代将軍吉宗15代慶喜も祀る。多くの重要文化財がある神社で冬の牡丹が有名。参道には諸大名からの200基以上の石灯籠、48基の銅灯籠が並ぶ。参道横の寛永寺の五重塔も。場所柄絵馬も外国語が目につきます。

 

何度も来ていたが此処に広島・長崎の火がずっと灯りつづけていたのは知らなかった。広島・長崎の火を灯す会http://www.uenomorinohi.com/yurai.html

参拝後上野パゴタへ、丘の上に上野大仏と言われる現在はお顔だけをレリーフ状にしてお祀りしています。関東大震災でも残ったという事から「落ちない」という事から合格祈願にも。壁面固定されているから落ちないのであって実際は安政の地震で修復、関東大震災で大仏の頭部が落ち、身体と足は大戦で供出。近くには時の鐘。未だに朝夕叩かれているようです。

 
 

次に上野清水堂へ、舞台上からは不忍池が月の松から広重の浮世絵のように見えます。大分松の幹が大きくなってきました。

 

京成上野駅に向かい彰義隊の慰霊碑、本来の墓は南千住の圓通寺に当時の黒門と共にあります。以前の散策で書きましたが門には刀、玉跡などの傷が沢山あります。

最後は上野の象徴、西郷像。約1時間半の散策でした。

 

 

 

 

 

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