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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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ef937cb6.jpg7日から19日まで国立新美術館で開催の土日会に鴫原裕明氏からの案内で六本木までかみさんと行きました。第三十六回と言いますから大分長くやっている展覧会です。
 
鴫原さんは、色鉛筆画家です。それも色鉛筆で描くのではなく特殊な方法で重ねた色から削りだしていく変わった方法で幻想的な絵を描く日本では唯一の作家です。
 
彼の代表作はタンポポの綿毛シリーズです。とてもブルーのバックに白いタンポポの綿毛が幻想的です。私は今年新シリーズを1枚購入し現在2枚持っています。
 
63d32fdc.jpg052ef1f2.jpg今回も50号2点で秋草、情炎というタイトルです。会場は撮影禁止ですから今回の彼の作品「秋草」は絵ハガキでの撮影です。62名の画家が参加しています。とても大きいサイズですから迫力はあります。それにしてもこの大きい絵は我が家では飾る所がない。
 
国立新美術館は、一般には企画展として「モダンアート、アメリカンー珠玉のフィリップスコレクション展を開催していますが各ブースで色々な展覧会があります。企画展、土日会は有料ですが無料の展覧会も多く開催しています。そんな中2つばかり覗きました。
 
e0ef3626.jpg0b86de1a.jpg第18回雪舟国際美術協会展は文化庁や東京都が後援の雪舟賞のコンクールの出品作品の展覧会です。日本画、水墨画、書の展覧会で私は初めて聞く名前の方々ばかりですが個性豊かな作品が多く展示されています。また、雪舟の作品も何点か展示されています。
 
414d82a2.jpg第29回白峰社書展は毎日新聞、全日本書道連盟が後援の書道の展覧会で今流行りの大きな筆で勢い良く書く書から昔ながらの書体まで沢山の展示があります。
 
東京ミッドタウンではフジフィルムスクエアで29日まで幕末・明治の記録展ー日本を紹介した「横浜写真」アルバムよりーが開催されています。日光、箱根、静岡、京都、長崎などセピア色の写真が何とも言えません。この当時は色つきは写真に絵具で塗ったんでしょうかそんな感じのカラー?写真もあります。
 
0bc12e3b.jpg前日に討ち入りコースをへとへとになりながら歩いたのに六本木をかみさんとデートで新美術館を見て東京ミッドタウン、森ビルの六本木ヒルズと夕方までイルミネーションの芸術を楽しみました。

イルミネーションの写真は名カメラマンじゅんこ姫のページでご覧ください。猫の餌やりを心配しながら?頑張って撮影していました。
http://www.freeml.com/ep.umzx/grid/Photo/node/PhotoFront/user_id/8744462

 
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5dbc3ee3.jpg一昨日の赤穂浪士引き上げ道を散策に途中何年振りかでカトレアのカレーパンを戴きました。菓子パンの中でカレーパンは好きな商品です。コンビニでも菓子パンを買う時は大体カレーパンを手にします。

そんな中で此処はカレーパンの元祖と詠っているお店です。前身の明治10年創業の名花堂が昭和2年洋食パンの名で実用新案として登録されたカレーパンだそうです。

中のカレーは昔のカレーの味で何処か懐かしいものです。たまたま一昨日は出来たてをいただけました。出来たてを食べるのは初めてでした。やはり冷たいカレーとは違います。一層美味しく感じました。1つ160円。

ce3f0427.jpg同じカレーパンですが此処も滅多に最近は行かない世田谷の池尻にありますカレー料理のビストロ喜楽亭のカレーパン。カレー専門店のカレーですから辛口、甘口等もあり本格的なカレーが入っています。262円。前は近くに行く用がありテイクアウトしていました。

高級なカレーパンは、もうカレーパンの枠を超えていますがホテルニューオータニのSATUKIのカレーパンです。やはり辛口、甘口があります。肉がごろっと入っています。ここは基本はケーキですが同じような揚げパンの海老のチリソースなどもあります。味は此処が私は一番だと思っています。値段は1つ700円位だったと思います。
写真が無いのでHPで
http://www.newotani.co.jp/tokyo/restaurant/p_satsuki/menu/agepan/index.html

今は余り食べませんがミスタードーナツのカレーパンやピロシキも大好きです。カレーパンのカレーはどちらかと言うと昔のライスカレーの味とカレーライスの汁無しの味に分かれます。たまに食べるのはやはりライスカレーの味が良いです。

カレーライスとライスカレーの区別は私の勝手な感覚です。ライスカレーはお袋の味ぽく、ジャガイモがゴロゴロしてちょっと黄色が強く汁も少ないカレーを言っています。正式な学問的な分け方ではないです。

でもカレーパンは好きだなぁ。今は2つ位で胸焼けを心配して押さえています。
 
コース概略はJR両国駅→本所松坂町公園吉良邸跡→回向院→両国橋→仙台藩蔵屋敷跡→ちくま味噌(休息の場)→永代橋→浅野内匠頭邸跡→田村右京太夫屋敷跡→泉岳寺→細川家下屋敷跡

0dee9732.jpg476cea78.jpgちくま味噌の赤穂浪士の休息の碑から右にあります永代橋を渡ります。この時間はもうきっと渡れる時間だったんでしょうか。渡って直ぐ左側の鍛冶橋通りを歩き今の八丁堀駅を目指します。

駅にぶっかって新大橋通りを南下し左に佃大橋の標識が出ます。大橋に少し向かうと右側に聖路加病院がその先には有名な大きな聖路加ガーデンが見えてきます。病院の間に聖路加看護大学がありその脇に浅野内匠頭邸跡の碑があります。私は此処で病院の方へ行き過ぎ結局この付近を1周してしまいました。

この地域は明石町といいます。隅田川沿いは播州明石の風景に似ていたそうで地名が誕生したそうです。赤穂浪士はこの世の見納めと浅野家上屋敷方面に迂回をしたのでしょう。当時はお家没収でしたからこの屋敷には他の大名のものになっていました。

581cc54a.jpg3dc132f9.jpga52461bd.jpgこの碑を西に行けば築地に出ます。日刊スポーツ社などの看板も出てきます。築地駅の先が築地本願寺です。京都の浄土真宗西本願寺の東京別院で明暦の大火でこの埋立地の方へ横山町から移転していました。

72299294.jpgこの本願寺は入って左側に間新六の供養碑があります。遺体を引き取った家族が埋葬したとか泉岳寺に向かう時自身が供養依頼文を書いて槍にきんすを付けて投げ入れたとか言われています。

本願寺は古代インド風の建物で遠目からは日本のお寺には見えませんし中もステンドグラスが入っていたり本殿参拝も仏像画だけで何となく異教のような気がします。此処はエックスジャパンの「ヒデ」フアンの聖地でもあり前は本堂左前方にありましたが今は左側後方にHiDEノートなどがあります。

d6701b5d.jpg築地から銀座方面を目指します。築地の場外市場も多くの人で溢れています。美味しい寿司や刺身を求めているんでしょうか。今日の昼食は寂しかったが次へ行かなくては。

次は新橋4丁目の浅野内匠頭の切腹した田村右京太夫屋敷跡です。銀座は大変な混雑で其れでなくても細い歩道が溢れ前に中々いけません。多くの人がブランドビルからデパートから買い物袋を持って出てきます。景気が良くないと言いながら此処は少し違うようです。

途中横にそれ新橋駅を目指します。しかし、新橋4丁目と言う住所は西側汽車ぽっぽが置いてある方ですが4丁目は芝方面で結局1丁目から4丁目まで南下しました。目的の切腹の地は現在工事中で看板はありません。

1331cc29.jpgb83cfad7.jpg                   この由来で和菓子屋新正堂が有名な切腹最中、義士羊羹、仮名手本忠臣蔵味こよみなどを販売しています。切腹最中は皮から餡が溢れるくらい飛び出し最中が切腹しているように作られています。義士羊羹は国芳の浮世絵の各義士の絵がパッケージされています。今日はお店の人も討ち入りスタイルです。

後は亡き殿の墓前報告をした泉岳寺になりました。第一京浜国道、昔の東海道を南下すれば直ぐです。此処で気が緩みました。もう直ぐだと。気が付けば此処からまだ浜松町、田町と泉岳寺とあります。

足がじんじんして足裏には豆が出来かけていました。スニーカーを代えたのがいけないのかと悔やみながら速度は急に落ちました。新橋を3時に出ました。もう此処まで5時間歩いています。もう直線距離ですが着物のご婦人にも抜かれます。

40分掛けて何とか泉岳寺に着きました。何十年振りかの泉岳寺です。山門を入ると大勢の人が参拝しています。右には昔なかった大石内蔵助像、義士の菩提所は石囲いが新しくなっています。

6e7836dd.jpg4228cbb4.jpg4c9158db.jpg






8e028be1.jpg61600086.jpgcc0a656e.jpgお線香を購入して全員のお墓に参拝しました。此処のお線香はもの凄く本数が多く全員に配れます。墓は手前が婦人の墓、その前が殿様、横の一角に大石内蔵助の墓が別角であり、各お預けの屋敷毎にお墓が建っています。その他義士の遺物等を展示している宝物館、首を洗った井戸などがあります。話が違いますが脇には横浜を作ったといわれる易聖・高島嘉右衛門の墓などもあります。

さぁこれでゴールと思いきや泉岳寺の裏の旧細川家下屋敷跡が近くにあると看板が出ています。此処で内蔵助などが切腹をしたところだそうです。今は高松宮家の屋敷の一部だそうです。非常に細い裏道、人が一人通れる生活道を登り前の人について行きました。前の人たちがいなければ分からなかった道順です。

27017e8d.jpg門が今日は特別に開けられていました。入り口に碑があるだけで中は何もなく落ち葉だらけの小さいスペースでした。ここが忠烈の跡というそうです。

これで全て終わりゴールとなりました。昼食も隅田川テラスで簡単におにぎりで済ませ10時から4時過ぎまで歩きました。家から出発到着で約8時間の日帰りの旅となりました。足に豆を作り面の皮は厚くなっていますが足裏は軟になっていました。

赤穂浪士は命がけの戦いをして重い武具を着け上杉の追っ手を気にしながら傷付いた身体で此処まで歩いて1度の甘酒休息で来たのに比べれば大したことではないでしょうが四国1週間城廻より疲れました。

途中咽喉も渇き1杯飲んで帰ろうと思うも早く帰って風呂へ入ろうという気持ちのほうが強かったです。







295ac0d3.jpg1acf07f6.jpg9d3d3531.jpg昨日は久しぶりの好天気で前から計画をしていた赤穂浪士引き上げの道を歩く事にしました。本当は前日に予定していましたが天候が朝雨でしたので延期をしていました。14日は討ち入り当日ですから大変な人出が予想され人が少ない日を考えていました。

このコースはバラバラでは知っていますが通して歩くのは初めてです。大体6Kとか8Kとか言われています。前からコースを頭に入れて机上訓練はしていました。しかし、結果は結構迷ったり行き過ぎで戻ったりコース外に寄ったりと当初の予定とはかなり違いました。一人で歩いていますから文句を言う人がいないのが幸いでした。

コース概略はJR両国駅→本所松坂町公園吉良邸跡→回向院→両国橋→仙台藩蔵屋敷跡→ちくま味噌(休息の場)→永代橋→浅野内匠頭邸跡→田村右京太夫屋敷跡→泉岳寺→細川家下屋敷跡

時は元禄15年12月14日の夜明けまえ所は、、、と講談の名調子の赤穂浪士の討ち入りの場面です。時期的な散策としては丁度良いと思って散策を計画していました。初めてですからまず一人で歩きしっかり道を頭に身体に入れないと迷っても違っても今回は迷惑を掛けません。

10時にはJR両国駅に着きました。小旗をもっているガイドさんたちが沢山居ます。あぁ国技館、江戸東京博物館でも行くのかはたまた両国散策かと思っていました。駅には忠臣蔵のポスター、隣の江戸東京博物館も絵で見る忠臣蔵をやっています。いやがおうにも気合が入ります。

この人達も義士引き上げの道散策ツアーだと途中から気が付きました。10時の段階でかなりの団体がいました。有料のツアー、無料は少ないようです。バスで目ぼしい所を廻るツアーなどがあるようです。

まず回向院を見ながら裏門から吉良邸跡へ行きました。横丁にはテントが立って多くの人がいます。今日が義士祭とは別に元禄祭が土日に開催中でした。模擬店や羊羹、まんじゅうの売店など各町会で出店しています。

f658295f.jpg63757a76.jpg576614b1.jpgこの付近は衣料品の問屋街でもあり各会社が店前でダンボールバーゲンをいたるところで開催もして多くの女性達が群がっています。普段は小売はしていないお店ばかりです。

c6f66749.jpgc81684aa.jpg28972190.jpg何度も来ている吉良邸跡は多くの人が参拝しています。普段は殆ど見学者がいないのですがやはり12月は忠臣蔵なんでしょう。狭い敷地ですが中には昔の屋敷跡の地図、上野介の首を洗った井戸、上野介の像、小さい神社、吉良家臣の供養碑などがあります。

順序が違っていますがこの吉良邸の近くの堀部安兵衛などの数箇所の家から集まり討ち入りをしました。本懐を遂げ近くの回向院へ行きますが関わりあいを避け休息を断られ、両国橋へ向かいますがここでも渡橋を断られます。

b0c68b68.jpg昔は江戸内でも橋には門番がいたんでしょうか。橋の袂には大高源吾の句碑、大きな日露戦争の戦没者の大山厳書の大きな碑が立派です。この辺にはももんじやという東京では今は珍しい猪料理のお店があります。店横には大きな猪がぶら下がっています。


c4bf909d.jpge8baf391.jpgももんじやは四足の動物の料理屋に付けられた名前でこのお店は享保3年からだそうです。今は「山くじら」と呼ばれる猪料理のお店です。この前は通りますので目印の金色の猪看板を目にしますが一度も入ったことがありません。伊豆では牡丹鍋、イノブタを使った料理を何度か戴きましたが。此方では猪以外に鹿、熊の鍋や刺身、焼き、揚げなどがあります。熊は時期によるようです。値段を見ますとそんなに高くも無く一度話の種に訪れてみたい所です。

また京葉道路を少し戻り一ッ目通りを南下します。暫くすると右に新大橋がでます。本来はそのまま南下するんですが私は左に曲がり地下鉄大江戸線森下駅に向かい、駅近くの「カトレア」というパン屋さんへ行きました。このお店のカレーパンが元祖で1度食べた事がありますが中々森下へ来る事も無いので横道にそれて食い意地を張り買いに行きました。ラッキーなことにちょうど揚げたてのパンを購入できました。

9f204e50.jpg08843741.jpg新大橋に戻り、暫くするとと芭蕉記念館、芭蕉庵史跡展望庭園、芭蕉稲荷神社があります。江東区立ですので100円で見学できます。今年は伊賀の芭蕉記念館で見ましたので内容的にはやはり伊賀の方が充実しているように感じましたが小さな庭園を上手に枯山水風に作られています。

9d55548a.jpg大高源吾は芭蕉の弟子の其角に習っていました。そんな繋がりで見学。隅田川親水テラスから時間で動く芭蕉像を見ました。清洲橋はドイツのケルンのつり橋をモデルとしています。芭蕉像は毎日このケルンの眺めを見ているんでしょう。

隅田川は水上バスめぐりでもそうですが沢山の橋があり一つづつみんな造りが違います。ですから橋めぐりの旅でもあります。今回も両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋などが見られます。

6faf74aa.jpg小名木川に掛かる萬年橋を渡り清洲橋を見ながら歩くと清澄公園、庭園が見えます。仙台藩蔵屋敷跡があります。現在はセメント発祥の地で浅野セメント工場です。庭園は紀伊国屋文左衛門別邸跡でもあります。

fc4845d3.jpgb53ae6b3.jpg永代橋の手前にちくま味噌があり義士一行に此処の乳熊屋の主人が甘酒粥を振る舞い休息を取った地です。此処の主人も源吾と同じ俳句仲間だったそうです。今日はお店の人が私達にやはり甘酒を振舞ってくれました。量は少ないですがほんのり甘く歩き疲れた身体にはとても美味しく戴きました。お味噌を販売していますが私には分からないのでこの甘酒をお土産に購入しました。
長くなりましたので次回に。










17201df3.jpg昨日は雨が午後まで降っていました。傘をさしての散策は嫌なので朗読会に参加しました。今年最後になった聞いて楽しむ「文学散歩」時代小説へのお誘いは乙川優三郎「椿山」より「花の顔」でした。語り手はいつもの元NHKアナウンサー中村昇氏。
 
乙川優三郎という作家の本は読んだ事がなく初めて聞く名前です。尤もそんなに時代小説は読んではいないのですが、また顔(かんばせ)と読むことも初めて知りました。
 
かんばせとは「かおはせ」→「かおばせ」→「かんばせ」と変化して表情がさっと変わった状態、花のかんばせは花のように美しい顔を指し生き生きとした表情が輝く時をいうようです。
 
話は下級武士の家に嫁ぎ20数年義母から小言ばかりの毎日を過ごす。義父が亡くなり夫、子は江戸へ1年のお勤めになり義母と二人きりで大変な毎日を過ごしているがその内義母が狂いだし、その看病もままならず何時か殺そうと思いつめて行くが、その狂人の義母の顔がいつの間にかかんばせになっていた。(この義母も自分と同じように義母に仕え同じ毎日を送っていた事を知りその義母の顔が狂人ながら若い頃の顔になっていた。)
 
説明が下手ですが朗読を聴いている時は納得をしていました。今回も寝ないで真面目に聞き入っていました。嫁舅問題はいつの世にも、昔からあったんですね。まして昔は今より世間体を気にして厳しいしつけがあったんでしょうか。

男は仕事仕事で家庭を、妻をかえりみないと言われますが今の生活を維持する為、会社で生き残る為に頑張っているんですが。これは男の言い訳なんでしょうか。
 
この手作りの朗読会は来年も楽しみにしています。

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会場入り口に絵画教室の展示会があり上手に書かれていました。

1f200ffb.jpg何年か振りにグロンサン強力内服液を買った。伊豆に単身赴任をしていた時は良くこの内服液を住んでいたマンションの下のハックキミサワというドラックストアーで買っていました。
 
風邪気味かと思う時、食欲がない時この内服液を2本位いっぺんに飲んでいました。風邪気味の時は一緒にかみさんが用意してくれていた救急箱に入っていたかぜ薬と一緒でした。
 
当時は風邪なんて子供と老人しかひかないと嘯いていました。若い人が風邪で休みますなんて平気で言ってくると脅したもんです。現実に風邪で休んだと言う事はあまり記憶にありません。
 
最近はインフルエンザで他の人にうつされては困るので文句も言わず黙っていましたが。それでも風邪は睡眠をたっぷりとれば治ると思っています。手洗い、うがいで風邪かなと思えば早めに薬を飲んで身体内の消毒として百薬の長の御薬を戴いて寝てしまいます。
 
大きなドラックストアーとマックスバリューというスーパーが下にありドラックストアーではこの内服液が1000円位で売っていると何箱か購入していました。この強力という文字が良いのです。普通のグロンサン内服液では駄目で私には効かないと思っていました。
 
そしてこれを飲めば食欲も出て風邪なんてすぐ治ってしまうと暗示も掛けていました。友人はユンケル、ゼナのアンプルが良いとか言って飲んでいましたが私は断固この内服液でした。なんせ「強力」と書いてあります。
 
昨日はこれを買うつもりでなく他のもので行ったのですが何と880円で売っていました。別に風邪も食欲減退でもないのですが昔の癖か何となく買っていました。
 
そうなんです。私にはこの強力グロンサンが手元にあれば良いんです。風邪も疲労も逃げて行くのです。な~んて勝手に思っています。さて今日も歩きまわります。

 
馬込ウォーキングはかなり前に書いてそのまま中途半端でしたが遅まきながら最後の説明になります。

①大田文化の森ー②大田区立川端龍子記念館ー③大田区立熊谷恒子記念館ー④大田区立郷土博物館ー⑤長遠寺ー⑥旧馬込小学校時計台ー⑦庚申燈篭(神明社)-⑧万福寺ー⑨富士講燈篭ー⑩名馬磨墨塚ー大田文化の森
 

b15611e8.jpg20485ec2.jpg⑤長遠寺 南馬込5-2-1
真言宗智山派 海岳山 馬込不動尊 本尊は不動明王
天仁元年(1108)創建、現在地には文亀2年に移る。本堂内の本尊裏に11面観世音菩薩立像(非公開)があります。1度拝見させていただきました釜作り観音と呼ばれています。
境内には庚申供養塔・念仏供養塔、松原薬師から移された渡辺対馬の逆修供養を兼ねる灯篭など。
春先には大きな枝垂れ桜が咲き乱れます。此処からの眺めも馬込が高台であると実感します。
 
0320f539.jpg⑥旧馬込小学校時計台 南馬込1-55-8

大正14年から新校舎建設の昭和37年まで馬込小学校のシンボルだった時計台です。現在は個人のお宅に移設されています。現在は針が止まっています。

 
1c41ff1a.jpg⑦庚申灯篭(神明社) 南馬込1-40-11

時計台から下り左側に行くと神明社があります。享保3年(1718)造立、竿石の正面に青面金剛立像と三猿が陽刻、庚申供養塔の灯籠は区内では此処だけです。狭い所で金網からの見学になります。
 
9b9a4aa9.jpgf2a6352e.jpg⑧万福寺 南馬込1-49-1

曹洞宗別格 慈眼山 無量院 本尊は阿弥陀如来三尊
建久年間(1190-99)梶原景時が大井丸山に創建し元応2年(1320)現在地に移転。
 
境内には沢山の見るものがあります。梶原景時五輪塔、木原家累代供養塔、名馬磨墨像、有名人のお墓、本堂には善光寺式鋳銅製の阿弥陀如来立像、全国にある中でも大きいものです。88㎝。その他馬具や50を超える板碑群。庚申供養塔から入りますから裏参道ですが山門は今も茅葺の立派な門です。その横に名馬磨墨像があります。
とても気さくな住職で時間があれば質問にも気軽に応えてくださります。
 
8eaace94.jpgc3dd49e4.jpg⑩磨墨塚 南馬込3-18 臼田坂の道路沿いにあります。

磨墨は鎌倉時代に宇治川の合戦で活躍した名馬です。梶原景時の愛馬で佐々木高綱の頼朝から拝領の名馬池月との先陣争いの話にでてきます。池月は大田区の洗足池で月の中、頼朝が捕らえたと言われる名馬です。この拝領、先陣争いは共に人間臭い話でとても興味深い話ですが信憑性は?
 
磨墨塚を見て臼田坂を下れば元の大田文化の森の池上通りに出ます。
その他の説明は一回目の中でしておりますので省略します。

大田区立龍子記念館 中央4-2-1 入場料200円
大田区立熊谷恒子記念館 南馬込4-5-15 入場料100円
大田区立郷土博物館 南馬込5-11-13 入場料無料
富士講灯籠 南馬込2-25-17

また途中には佐伯栄養専門学校があり秋の文化祭では他の学校の文化祭とは違った楽しい催しがあります。今流行りの学校レストランがあればもっと良いのですが。蒲田3丁目の誠心栄養専門学校は学生レストランが3月まで予約で一杯になっています。

このコースは美術館や博物館がありそこでの時間の取り方によりかなり変わります。時間があれば午前中から出かけることをお勧めします。馬込は谷と坂ですのでシューズは歩きやすいもの、地図を持参する事をお勧めします。

この冬でもかなり汗をかきますので夏と同じタオル、飲み物をお持ちください。また美術館、博物館は基本的に月曜休館ですが年末年始の休館等はHPでお確かめください。特に龍子記念館は現在は耐震工事中です。
 

今日が今週の中で一番温かい日のようですので外出の予定をずらし朝の散歩がてらの墓参では年末のお墓掃除をしてきました。掃除と言っても毎月やっている花台、焼香台を降ろし墓石全体を掃除し、名前の彫られた所は小さなブラシや歯ブラシなどで洗剤を少し入れて洗う程度です。
 
午後からはかみさんから厳しく指示されている大掃除の私の分担、雨戸、網戸、硝子戸の清掃をし始めました。1階は泥が舞うのでしょうか物凄く埃や泥が固まってホースで流すと泥水のように流れます。
 
1階の雨戸はこの所やっていないのでやはり埃がへばりついてタオルが何枚あっても足りない位真っ黒になります。いやぁ今までこんな汚くしている所に居たんだと変な意味の感慨深くため息が出ます。
 
何とか1階は終わり2階は大半が残りました。また天候の良い日を選んで掃除をしなくてはなりません。3時間で腰が痛くギブアップ、これからトレーニングへ行く予定ですがストレッチと腹筋、背筋位で辞めようと行く前から情けない状態です。
 
雨の日は年賀状のあて名書きに充てようと思っています。また14日までには本所松坂町吉良邸跡から泉岳寺まで歩こうと思っています。14日に行ったら義士祭本番です。狭い境内が足の踏む所も無い状態です。今月の浮世絵見学も忠臣蔵になります。
 
17日からは浅草羽子板市が始まります。その間に友人の展覧会に新国立美術館へご挨拶をしてその日に同じ六本木の森アーツセンターでの国芳展を見学予定。
 
その他骨董市、ボロ市、高砂部屋パーティ、餅つきもあり年末まで旨く計画をしないと大変な事になってしまいます。まぁ全部が遊びですから少々のことは予定を変えれば済む事です。忙しがっているだけなのです。

 昨日は午後から雨との予報でしたから散歩でなく夫婦で見ると良いと言われている「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」を見に行きました。前作は49歳で一流会社のエリートを捨て郷里に帰り運転手になった男の物語でした。
 
今回は定年まじかの運転手夫妻の互いの理解不足からの夫婦の絆を描いた映画です。今回の舞台は富山です。前作が島根の一畑電車、今回は富山地方鉄道、旧西武のレッドアローや旧京阪電車などが多く走りバックに雪の立山連峰、チューリップ、桜ととてもきれいな風景です。
 
内容は此処では兎も角私個人的には本年度見た中では秀一の映画でした。三浦友和、余貴美子の好演技が光っていました。
 
7bc37359.jpg川崎チネチッタで見ましたので京急川崎駅の海側の旧東海道にあります川崎・砂子の里資料館を初めて覗きました。今月17日まで開館10周年記念企画「浮世絵黄金期に活躍した絵師達 後期―清長・歌麿・栄之・春章・写楽・豊国らーと題された大判5,6枚組を含む62点です。
 
小さいスペースですが内容盛り沢山です。来年は広重の初の武州多満川の肉質画も公開されるようです。入場無料。

雨の中でしたがかみさんと川崎を楽しみました。吾夫婦の絆は、会話は、さて?愛を伝えているだろうか?昨日の天候と同じ私は濡れ落ち葉ですから。
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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへHP
http://www.railways2.jp/
富山地方鉄道車両たち
http://www.chitetsu.co.jp/train/stock.html
川崎砂子の里資料館Hp
http://www.saito-fumio.gr.jp/
 

 
昨夜はJR大森駅東口居酒屋正助市場地下で行司木村朝之助&呼び出し邦夫を囲む会の忘年会を主催しました。毎回人数が集まらずアタフタします。

この会は今年3回目の集まりです。やり始めて10年は経っています。会長をこのお店のマスターにお願いしています。正助会長になってから郷里の秋田湯沢出身の特に湯沢高校OBが多く会員になってくれています。

747519be.jpg9bb37b98.jpg4c03b651.jpg木村朝之助、呼び出し邦夫さんは高砂部屋所属の裏方さんです。二人とも十両格です。現在はBS放送が無くなりましたからテレビでは見られませんが十両の取り組みの前半に出ています。

行司の仕事は裁きだけでなく本場所は館内放送、決め手、翌日の顔ぶれ口上の相撲文字など色々有ります。十両ですので立派な装束を着て裁いています。呼び出しも朝晩の太鼓、土俵の維持、力水、塩、紙の補給、懸賞幕など取り組みの呼び上げ以外にも沢山あるようです。

毎場所呼び出しさんが土俵を作りなおします。また各部屋の土俵も掘り起こし新たな土俵にして番付発表の翌日に行司が土俵を清めます。祭主として行司が土俵の真ん中にお供えを埋め相撲の安全を毎場所願っています。

朝之助さんは神奈川出身、石田会長の甥っ子さん、私もなぜか石田さんと親方と彼の高校へご一緒した。呼び出し邦夫は埼玉出身でこれもなぜか私もチラッと映った当時の若松部屋を取材した「ギミアブレイク」という番組をみて入門したそうで,ちょこっとだけですが私も何となく二人とご縁があったようです。

会場の正助マスターはゴルフ、相撲、プロレスなどスポーツが好きでこのお店を訪れる方々などの写真やグッズが店の1階から地下に所狭しと貼ったり置いてあります。ゴルフは今では有名な石川、園田選手の優勝カップやサイン入りゴルフバックなど。

プロレスは三沢、大仁多、藤原、石川、沢宗紀、池田大輔、アレキサンダー大塚、野球は三浦大輔、川口など大相撲は高砂親方など至る所に写真があります。好きな人のところにそういう関係の人が集まるようです。

今日は料理も盛り沢山で鍋はチャンコともつ鍋で〆は雑炊でした。今日のお土産は先日の湯沢まつりの稲庭うどんです。恒例の彼らからの提供品をあみだくじで彼らならでは珍しい賞品です。皆さん自分が当たるか息を詰めてみています。

5ece0e7a.jpg今回は私も珍しく当たりました。この時期は着るのは無理でしょうが高砂・八角・錦戸部屋の浴衣地を縫い合わせた甚平でした。サイズはお相撲さん用です。

17名と少ない人数でしたが和気藹々の会で時間をオーバーしてしまいました。最後に長老の日大理工学部の中村先生のお好み一番で郷里の照国、三瀬の里の一番を即席で呼び上げ、裁いていただき終了となりました。

今年は日本も、相撲界も色々あり皆さん個人的にも嫌なものを忘れ、さっぱりして新年を迎えられるんではないでしょうか。

朝之助、邦夫さん遅くまでありがとうございました。
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