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昨日は久しぶりの好天気で前から計画をしていた赤穂浪士引き上げの道を歩く事にしました。本当は前日に予定していましたが天候が朝雨でしたので延期をしていました。14日は討ち入り当日ですから大変な人出が予想され人が少ない日を考えていました。
このコースはバラバラでは知っていますが通して歩くのは初めてです。大体6Kとか8Kとか言われています。前からコースを頭に入れて机上訓練はしていました。しかし、結果は結構迷ったり行き過ぎで戻ったりコース外に寄ったりと当初の予定とはかなり違いました。一人で歩いていますから文句を言う人がいないのが幸いでした。
コース概略はJR両国駅→本所松坂町公園吉良邸跡→回向院→両国橋→仙台藩蔵屋敷跡→ちくま味噌(休息の場)→永代橋→浅野内匠頭邸跡→田村右京太夫屋敷跡→泉岳寺→細川家下屋敷跡
時は元禄15年12月14日の夜明けまえ所は、、、と講談の名調子の赤穂浪士の討ち入りの場面です。時期的な散策としては丁度良いと思って散策を計画していました。初めてですからまず一人で歩きしっかり道を頭に身体に入れないと迷っても違っても今回は迷惑を掛けません。
10時にはJR両国駅に着きました。小旗をもっているガイドさんたちが沢山居ます。あぁ国技館、江戸東京博物館でも行くのかはたまた両国散策かと思っていました。駅には忠臣蔵のポスター、隣の江戸東京博物館も絵で見る忠臣蔵をやっています。いやがおうにも気合が入ります。
この人達も義士引き上げの道散策ツアーだと途中から気が付きました。10時の段階でかなりの団体がいました。有料のツアー、無料は少ないようです。バスで目ぼしい所を廻るツアーなどがあるようです。
まず回向院を見ながら裏門から吉良邸跡へ行きました。横丁にはテントが立って多くの人がいます。今日が義士祭とは別に元禄祭が土日に開催中でした。模擬店や羊羹、まんじゅうの売店など各町会で出店しています。
この付近は衣料品の問屋街でもあり各会社が店前でダンボールバーゲンをいたるところで開催もして多くの女性達が群がっています。普段は小売はしていないお店ばかりです。
何度も来ている吉良邸跡は多くの人が参拝しています。普段は殆ど見学者がいないのですがやはり12月は忠臣蔵なんでしょう。狭い敷地ですが中には昔の屋敷跡の地図、上野介の首を洗った井戸、上野介の像、小さい神社、吉良家臣の供養碑などがあります。
順序が違っていますがこの吉良邸の近くの堀部安兵衛などの数箇所の家から集まり討ち入りをしました。本懐を遂げ近くの回向院へ行きますが関わりあいを避け休息を断られ、両国橋へ向かいますがここでも渡橋を断られます。
昔は江戸内でも橋には門番がいたんでしょうか。橋の袂には大高源吾の句碑、大きな日露戦争の戦没者の大山厳書の大きな碑が立派です。この辺にはももんじやという東京では今は珍しい猪料理のお店があります。店横には大きな猪がぶら下がっています。
ももんじやは四足の動物の料理屋に付けられた名前でこのお店は享保3年からだそうです。今は「山くじら」と呼ばれる猪料理のお店です。この前は通りますので目印の金色の猪看板を目にしますが一度も入ったことがありません。伊豆では牡丹鍋、イノブタを使った料理を何度か戴きましたが。此方では猪以外に鹿、熊の鍋や刺身、焼き、揚げなどがあります。熊は時期によるようです。値段を見ますとそんなに高くも無く一度話の種に訪れてみたい所です。
また京葉道路を少し戻り一ッ目通りを南下します。暫くすると右に新大橋がでます。本来はそのまま南下するんですが私は左に曲がり地下鉄大江戸線森下駅に向かい、駅近くの「カトレア」というパン屋さんへ行きました。このお店のカレーパンが元祖で1度食べた事がありますが中々森下へ来る事も無いので横道にそれて食い意地を張り買いに行きました。ラッキーなことにちょうど揚げたてのパンを購入できました。
新大橋に戻り、暫くするとと芭蕉記念館、芭蕉庵史跡展望庭園、芭蕉稲荷神社があります。江東区立ですので100円で見学できます。今年は伊賀の芭蕉記念館で見ましたので内容的にはやはり伊賀の方が充実しているように感じましたが小さな庭園を上手に枯山水風に作られています。
大高源吾は芭蕉の弟子の其角に習っていました。そんな繋がりで見学。隅田川親水テラスから時間で動く芭蕉像を見ました。清洲橋はドイツのケルンのつり橋をモデルとしています。芭蕉像は毎日このケルンの眺めを見ているんでしょう。
隅田川は水上バスめぐりでもそうですが沢山の橋があり一つづつみんな造りが違います。ですから橋めぐりの旅でもあります。今回も両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋などが見られます。
小名木川に掛かる萬年橋を渡り清洲橋を見ながら歩くと清澄公園、庭園が見えます。仙台藩蔵屋敷跡があります。現在はセメント発祥の地で浅野セメント工場です。庭園は紀伊国屋文左衛門別邸跡でもあります。
永代橋の手前にちくま味噌があり義士一行に此処の乳熊屋の主人が甘酒粥を振る舞い休息を取った地です。此処の主人も源吾と同じ俳句仲間だったそうです。今日はお店の人が私達にやはり甘酒を振舞ってくれました。量は少ないですがほんのり甘く歩き疲れた身体にはとても美味しく戴きました。お味噌を販売していますが私には分からないのでこの甘酒をお土産に購入しました。
長くなりましたので次回に。
このコースはバラバラでは知っていますが通して歩くのは初めてです。大体6Kとか8Kとか言われています。前からコースを頭に入れて机上訓練はしていました。しかし、結果は結構迷ったり行き過ぎで戻ったりコース外に寄ったりと当初の予定とはかなり違いました。一人で歩いていますから文句を言う人がいないのが幸いでした。
コース概略はJR両国駅→本所松坂町公園吉良邸跡→回向院→両国橋→仙台藩蔵屋敷跡→ちくま味噌(休息の場)→永代橋→浅野内匠頭邸跡→田村右京太夫屋敷跡→泉岳寺→細川家下屋敷跡
時は元禄15年12月14日の夜明けまえ所は、、、と講談の名調子の赤穂浪士の討ち入りの場面です。時期的な散策としては丁度良いと思って散策を計画していました。初めてですからまず一人で歩きしっかり道を頭に身体に入れないと迷っても違っても今回は迷惑を掛けません。
10時にはJR両国駅に着きました。小旗をもっているガイドさんたちが沢山居ます。あぁ国技館、江戸東京博物館でも行くのかはたまた両国散策かと思っていました。駅には忠臣蔵のポスター、隣の江戸東京博物館も絵で見る忠臣蔵をやっています。いやがおうにも気合が入ります。
この人達も義士引き上げの道散策ツアーだと途中から気が付きました。10時の段階でかなりの団体がいました。有料のツアー、無料は少ないようです。バスで目ぼしい所を廻るツアーなどがあるようです。
まず回向院を見ながら裏門から吉良邸跡へ行きました。横丁にはテントが立って多くの人がいます。今日が義士祭とは別に元禄祭が土日に開催中でした。模擬店や羊羹、まんじゅうの売店など各町会で出店しています。
この付近は衣料品の問屋街でもあり各会社が店前でダンボールバーゲンをいたるところで開催もして多くの女性達が群がっています。普段は小売はしていないお店ばかりです。
何度も来ている吉良邸跡は多くの人が参拝しています。普段は殆ど見学者がいないのですがやはり12月は忠臣蔵なんでしょう。狭い敷地ですが中には昔の屋敷跡の地図、上野介の首を洗った井戸、上野介の像、小さい神社、吉良家臣の供養碑などがあります。
順序が違っていますがこの吉良邸の近くの堀部安兵衛などの数箇所の家から集まり討ち入りをしました。本懐を遂げ近くの回向院へ行きますが関わりあいを避け休息を断られ、両国橋へ向かいますがここでも渡橋を断られます。
昔は江戸内でも橋には門番がいたんでしょうか。橋の袂には大高源吾の句碑、大きな日露戦争の戦没者の大山厳書の大きな碑が立派です。この辺にはももんじやという東京では今は珍しい猪料理のお店があります。店横には大きな猪がぶら下がっています。
ももんじやは四足の動物の料理屋に付けられた名前でこのお店は享保3年からだそうです。今は「山くじら」と呼ばれる猪料理のお店です。この前は通りますので目印の金色の猪看板を目にしますが一度も入ったことがありません。伊豆では牡丹鍋、イノブタを使った料理を何度か戴きましたが。此方では猪以外に鹿、熊の鍋や刺身、焼き、揚げなどがあります。熊は時期によるようです。値段を見ますとそんなに高くも無く一度話の種に訪れてみたい所です。
また京葉道路を少し戻り一ッ目通りを南下します。暫くすると右に新大橋がでます。本来はそのまま南下するんですが私は左に曲がり地下鉄大江戸線森下駅に向かい、駅近くの「カトレア」というパン屋さんへ行きました。このお店のカレーパンが元祖で1度食べた事がありますが中々森下へ来る事も無いので横道にそれて食い意地を張り買いに行きました。ラッキーなことにちょうど揚げたてのパンを購入できました。
新大橋に戻り、暫くするとと芭蕉記念館、芭蕉庵史跡展望庭園、芭蕉稲荷神社があります。江東区立ですので100円で見学できます。今年は伊賀の芭蕉記念館で見ましたので内容的にはやはり伊賀の方が充実しているように感じましたが小さな庭園を上手に枯山水風に作られています。
大高源吾は芭蕉の弟子の其角に習っていました。そんな繋がりで見学。隅田川親水テラスから時間で動く芭蕉像を見ました。清洲橋はドイツのケルンのつり橋をモデルとしています。芭蕉像は毎日このケルンの眺めを見ているんでしょう。
隅田川は水上バスめぐりでもそうですが沢山の橋があり一つづつみんな造りが違います。ですから橋めぐりの旅でもあります。今回も両国橋、新大橋、清洲橋、隅田川大橋、永代橋、中央大橋、佃大橋などが見られます。
小名木川に掛かる萬年橋を渡り清洲橋を見ながら歩くと清澄公園、庭園が見えます。仙台藩蔵屋敷跡があります。現在はセメント発祥の地で浅野セメント工場です。庭園は紀伊国屋文左衛門別邸跡でもあります。
永代橋の手前にちくま味噌があり義士一行に此処の乳熊屋の主人が甘酒粥を振る舞い休息を取った地です。此処の主人も源吾と同じ俳句仲間だったそうです。今日はお店の人が私達にやはり甘酒を振舞ってくれました。量は少ないですがほんのり甘く歩き疲れた身体にはとても美味しく戴きました。お味噌を販売していますが私には分からないのでこの甘酒をお土産に購入しました。
長くなりましたので次回に。
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