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美術館・鉄道・お城・お相撲・お友達の話など趣味のブログです。
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41d0d3f3.jpeg今月27日までホテル・ニューオータニ美術館では「ヨーロッパ絵画に見る永遠の女性美」展が開催されています。山形県山寺の後藤美術館所蔵の17世紀から19世紀に描かれた女性、少女の肖像画を中心の展覧会です。
 
ヨーロッパの女性と云うと古代神話、キリスト教の聖母マリア、キリストの受難による悲しみのマリア、聖母子像になるんでしょうか。18世紀になると女性の肖像を女神仕立てにしたり、19世紀になると印象派が台頭してきます。
 
014190a7.jpeg今回の作品ではフランソワ・ベクリュの貴婦人と犬、ブーグローの愛しの小鳥などが好きな絵でした。しかし、今回の作家は私は一人も知りませんでした。そんな事を自慢しても?しょうがないですが。
 
たまに洋画を見るのも、そしてこの美術館のようにゆったりできて見られるのは良いですね。




 
ホテルニューオータニ美術館HP
http://www.newotani.co.jp/group/museum/index.html
 
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9cf26a14.jpeg足利フラワーパークのお土産で購入した最中。足利市で創業100年を超える老舗の和菓子屋さん。古印最中以外にも同じ印を押した瓦煎餅もあります。
 
最初にこのお店を知ったのは相田みつを美術館へ行って「おかげさん」の図録を購入したした時です。中々足利には行けませんが何処かデパートでと思って見ていますが気が付かずのままでした。
 
此処のパッケージというより包装紙は足利出身の相田みつをが売れない頃アルバイトで描いた包装紙です。
 
足利市は日本で最初の学校として有名な「足利学校」の長印、新田氏、足利氏の古刹「鑁阿寺」(ばんなじ)の印、明治画壇の田崎早雲の落款などを最中の種に記した最中です。餡は沢山入り持った感じも重く、とても甘く時代を感じさせる風味です。個人的には好きです。
 
図録おかげさんの最後に相田みつを自身が書いている文章を少し長くなりますが。


裏見返しにおさめた書は私の住んでいる足利市内にある和菓子の老舗「香雲堂本店」の古印最中の栞として使われていることばです。香雲堂さんは、もなか1つで全国的に有名になりました。

これは若い頃の仕事ですが、当時は専門の染色釜もかまどもありません。庭に安物の素焼きのかまどを置き、その上に古い飯炊き釜をのせ、女房の実家の材木屋から貰ってきた木の屑を燃やして湯を沸かしたものです。

道具がなくて、技術がないんですから何枚染めてもダメ。失敗の連続でした。最後は立ち上る湯気に手を合わせて「これを使ってくれる香雲堂さんが、どうか商売繁盛してくれますように、、、、」とただそれだけを念じました。

現在見ると大変恥ずかしいものですが、このことばは、包装紙と共にいまだに使ってくれております。おかげさまです。

 
922bc05c.jpeg昨日は母の日でしたが映画「わが母の記」を見に京急川崎駅横の「川崎DICE」へ。井上靖の自叙伝的小説の映画化、舞台は伊豆湯ヶ島、沼津千本松原がメインになっている。
 
小説家の主人公が5歳の時母に捨てられたという長年の断絶を母がぼけて行き過去を忘れて行く中で自分をいかに思っていたかという事に気づいていく母と子の愛情物語を主人公の兄弟、家族を巻き込んだドラマです。昭和43年代から10年間の話。
 
好きな伊豆がふんだんに出て最後の海辺で母をおぶっているシーンは沼津の御用邸裏の海岸、湯ヶ島の山葵田など個人的には懐かしいシーンも盛りだくさんだった。樹木さんの演技に何度も笑いがあり心配したハンカチは使わない映画でした。

内容とは別に小説家でスタッフ、家族、兄弟が多くいるので10年間をこなせたが一般家庭では介護だけで疲れ果て、家族崩壊になっているかなぁと思いました。人事で笑っていますが自分が現実の立場だったらと思うと、、、、、、、。
 
53db3d80.jpeg3b68ee4c.jpeg終了後近くの先週行った川崎・砂子の里資料館へお邪魔して今回は浮世絵に付いている駒絵を中心にみました。浮世絵の駒絵とは画面の中のデザインしたフレームで絵や場所に関連したものが描かれています。69枚色々な駒絵があります。ひとつの謎解きでもあります。特に私は歌舞伎が解っていませんので余計解らない物があります。(大きい写真は左側畑宿役者見立の駒絵のアップです。)

今日はお土産や戴き物が多く和菓子は買わず、トレーニングまで時間もあり郵便局巡りを。近くの3局スタンプゲット。
 
6917ccfe.jpeg帰りにはJR川崎駅で沖縄の角角に良くある「石敢當」を見ました。これは昭和41年沖縄が台風被害にあい特に宮古島の被害がひどく川崎市議会などが見舞金を贈ったそのお礼のようです。
 
「石敢當」は中国の名力士の名前だそうで、沖縄では魔よけとして至る所で見る事ができます。

今日は沖縄返還40周年の日にあたります。銀座のわしたショップへ行って瑞泉で島らっきょ、海ぶどうで一杯かなぁ。

 
明日で沖縄本土復帰40年を迎える。返還前から沖縄に毎年のように数カ月づつ滞在していました。その後も何度も行っている好きな県でもあります。また、好きだから行けない分都内のアンテナショップや神奈川鶴見の沖縄村に行ったりしています。
 
今は県市町村の首長が政府に対して不信感を持っていますが、昨年佐賀県では当時の海江田経産、原子力担当大臣から玄海原発の再稼働の依頼に対して県、村も了承した後、管総理からストレステストという訳のわからない方針を出され、政府に対する不信感がつのり現在も迷走。

沖縄でも県、市もほぼ了承していた辺野古移転案を当てのない県外移設と云う御旗を立て折角の了承も当然撤回、結局行き先がなくなり現在も米軍が認めている危ない場所での離着陸をしている。サンゴがどうのこうのと云っても沖縄には他にもっとあります。
 
沖縄は米軍の27年間の統冶で交通、医療、教育などあらゆる分野で本土との経済格差が広がり基地経済に依存する構造が生じてきた。本土復帰後10兆円を超える振興予算が投下され社会インフラは本土並みになっては来ました。公共事業、基地経済、そして観光事業と少しづつ経済の柱になって来ました。
 
未だ全国レベルで県民所得、失業率が全国最悪、そして同じ県内でも離島が多いと言う事もありジニ係数が高く地域間格差が広がっている。沖縄では1000万円を超える納税者が全国9位、所得5000万円を超える人も多いと言う。
 
これからは産業の育成が課題ですがもう40年経ってまだ同じ事が課題になっています。それでも沖縄は全国平均で断トツの人口増加で出生率も一番、平均年齢も40歳と全国一というこの労働力を潜在能力として経済政策を自前で建てて行くのが復興になるのですがじゃぁ何が良いのかという問題が解決できていない。
 
結局、基地反対と云いながら基地経済、観光経済で成り立っている。そして沖縄気質がまた何とかなるさといった良い意味で互助制度?悪く言えば呑気さがある意味邪魔をしている。原発と同じでない方が良いがなければ生活が出来ないというジレンマがある。
 
政府も防衛という国の方針をしっかり立て1部の反対、多くの本土反対活動家に惑われずにしないと、すぐ隣は中国、韓国、北朝鮮、台湾になっています。今の法律では防衛がおろそかになっています。現行米軍の基地は必要です。
 
好きな沖縄、昔から行っていた沖縄、人ごとで言えば基地の町で、南国観光の町で良いのではと思ってしまいます。
 
 

ed474613.jpeg和菓子屋―川崎屋東照
月に1度はお邪魔する川崎・砂子の里資料館の同じ旧東海道川崎宿の多摩川寄りの川崎屋東照(とうてる)、創業100年を迎える老舗の和菓子屋さんです。
 
かわさき餅、かわさき、多摩川と地名が付いた和菓子を購入しました。このお店はどら焼き、大福などレギュラなーお菓子も当然販売しています。お店の看板商品はかわさき餅のようです。
 
かわさき餅は、みたらし団子の大きいのが串に刺してあり味は甘いみそ味です。微妙に違う味が楽しめますが、ちょうど家族で2本づつで良かったですが残したら硬くなってしまうようです。
 
707367d7.jpegかわさきは、蒸した大福?と云ったような感じのふあっとした皮に杏の香りと粒餡がはいった上品なお菓子です。逆に多摩川は皮がパリッとして鮎をデザインした変わったどら焼き?でしょうか。
 
色々和菓子は食べていますが今までの感覚とちょっと違った和菓子です。川崎・砂子の里資料館の帰りにはこのお店のお菓子を少しづつ戴く楽しみが出来ました。

 
4a02264a.jpeg足利には何度か来ていますがフラワーパークは初めてです。隣の佐野市の人間国宝田村耕一陶芸館に弟の後藤さんと毎年行っていますが高齢の為今回は一人ですので丁度藤の時期ですので見学に。
 
東武足利市駅からバスで25分位乗って到着、この時期はシャトルバスは300円です。藤の時期以外は無料、また入場料も藤の咲き具合で900円から1700円のようです。今回は1700円でした。
 
a805021c.jpegb8f87a17.jpega3ceca70.jpeg平日でしたが観光客も多く、広い庭園は人人です。樹齢150年近い600畳敷きの大藤棚、世界でも珍しい八重咲きの大藤棚、白藤、きばな藤などのトンネル、庭園内には350本を超える藤が咲き誇っています。
 
a9fdd5a1.jpeg9ae1e355.jpegfb635ac7.jpegその他につつじ、シャクナゲ、バラなど四季折々に花咲くフラワーパークだそうです。是だけ沢山の藤を見たのも初めてです。またこんなに香りがあるのも初めての体験でした。
 
d9b29937.jpegf60b7fab.jpeg33ef0342.jpeg半袖で汗ばむ位の陽気で栃木名物いもフライ、霧降高原牛串やき、宇都宮ギョウザで缶ビール、〆に佐野ラーメンを戴き、広いお土産売り場で売れない頃の相田みつお氏がアルバイトで描いた包装紙で有名な古印最中を購入してJR両毛線富田駅まで歩き隣駅佐野へ向かいました。

39610b47.jpeg6e10c906.jpegebd34285.jpegc4a97a68.jpege844a1f6.jpeg702bbcba.jpeg佐野市駅前はきれいに整備されてます。真っすぐ歩くと四つ角が人間国宝田村耕一陶芸館です。7月29日まで「田村耕一の技②釉薬入門」を開催しています。入場無料。今回の作品は初めてみる物が何点かあり未だ人間国宝の作品の価値が解らず。
 
帰りに何時も寄る鶴里の佐野ラーメン、踏切寿司を購入、最中、ラーメン、稲荷セットと重いお土産になりました。
 
 
 

 
143acfc5.jpeg53d41193.jpeg鉄道に乗るときは時刻表を見ながら検討をしますが、今はパソコンで調べた方が早く、時間的に早いコース、運賃が安いコースなど直ぐ出てきます。特にJRと私鉄を跨いで使う場合は時刻表より圧倒的に早く結果が出ます。

今日は栃木の足利市の藤で有名なフラワーパークへ行きました。恒例になっている途中の佐野市の田村耕一陶芸館も行く予定で調べました。

34c1b8a9.jpeg自宅からJRで上野駅、東北本線宇都宮行きで久喜で乗り換え東武伊勢崎線で足利市、時間が2時間19分、運賃が1610円。

自宅からJRで日暮里乗換え、常磐線取手行きで北千住、東武伊勢崎線で足利市。時間は同じ2時間19分、運賃は1310円。

自宅からJR上野駅、東京メトロで北千住、東武伊勢崎線で足利市。時間は2時間22分、運賃は1310円。

99df57b1.jpeg自宅からJRで秋葉原、つくばエキスプレスで北千住、東武伊勢崎線で足利市。時間は2時間19分、運賃は1430円。

時刻表はJR優先ですから路線図で調べ、その乗換えを調べ、私鉄が何本かあれば時刻表の後ろ側でまた調べると言ったまどろっこしいことになります。今まではそれも楽しく地方鉄道では良いのですがこのように私鉄が何本もあるとちょっと大変です。

8ec95474.jpegアナログ人間の私でも近県で私鉄が何本もある場合はパソコンを利用します。佐野の田村耕一陶芸館だけなら浅草から東武特急へ乗って行っていましたが今回のようなコースの場合は考えてしまいます。まぁ行きと帰りは違う電車に乗って帰ってきました。

時刻表は駄目かといえば必ず手元には置いて暇つぶしにも見ています。無人島に1冊本を持っていくなら多くの人が聖書と言っても私は大版の時刻表にします。


足利フラワーパークと人間国宝田村耕一陶芸館の話は写真の整理が出来ず明日にします。
e8502331.jpeg当然今日のおやつは一昨日の世田谷線散策のお土産です。
松陰饅頭は中身は白あんで廻りは和菓子屋さんにある栗まんに似ています。硬さはそこまでありませんがほんのり甘いお菓子です。
 
松陰神社近くのニコラス精養堂というパン、ケーキなどを売っているお店で明治からの創業のようです。このお店がある松陰神社商店街は参道に沿って昔の商店が立ち並んで活気があるうれしくなる商店街です。最近元気のある商店街を余り見なくなりましたが、世田谷線沿線の下高井戸の駅前市場、ボロ市通り、松陰神社商店街と活気のあるうれしくなる商店街がいっぱいです。
 
ac7c7a18.jpeg玉電羊羹は玉電のパッケージに小さな練り羊羹が入っています。電車好きでは味は兎も角まず買わなくてはとなります。この手は最中が多いのです。このパッケージは持っていないという単純な理由で購入。粒、練り、茶の3色セットを購入。味は普通、小さな羊羹200円は?此方は世田谷駅近くのまちもりカフェにて販売中。
 

 
95b536d1.jpeg7日から26日(土)まで川崎・砂子の里資料館で「役者見立東海道五十三駅」前期が開催中です。三代歌川豊国の全140枚を前期、後期に分け開催、今月は日本橋から掛川までの70枚を展示しています。

三代豊国は国貞が名乗っていますが自分では初代豊国の命日に2代と称しましたが同門の豊重が2代を称しているので実際は国貞は三代になるようです。国貞は役者絵、国芳が武者絵、広重が名所絵と言われ、浮世絵師の中では1万枚とか言われる大量の作品を残しています。

8dd74778.jpeg初代広重と双筆五十三次55枚を国貞が人物、広重が風景画を描いている変わり絵図もあります。今回の東海道五十三駅は歌舞伎の役者を役柄により間の宿(あいのじゅく)を入れ目録も含め55駅だったのですが天保の改革の制限が緩むに従い大変な人気になり更に55駅が追加されて全部で140枚と言う大作になっています。

今回の展覧会の三代豊国役者見立東海道五十三駅は幾つかは平木浮世絵美術館で五十三次展で見たように思いますが全揃いは当然初めてです。そして、今回の70枚でも多くの版元により発売されているんでしょうか、当然摺師、彫師も変わります。また駒絵も楽しみになりますが70枚はちょっと多過ぎてもう一回は見てみたいと思いました。歌舞伎が良く分かっていないのでちょっと今回は難しい展示会でした。

f3df42d2.jpeg川崎・砂子の里資料館の斉藤さんは119枚を所蔵していましたが10年の歳月をかけて1枚1枚収集し日本唯一の140枚全部揃えられたそうです。この美術館は今月26日から7月22日までフランスのロートレック美術館で浮世絵名画展を開催するそうです。

川崎・砂子資料館
川崎市川崎区砂子1-4-10
10時から17時 日祭日休館、入場無料。044-222-0310
 
3bc75d95.jpeg東急世田谷線は新玉川線三軒茶屋駅から下高井戸駅までの約5Kを結ぶ短い路線です。下高井戸では京王線と接続をしています。東京では都営荒川線と同じ軌道線で始発を入れて10駅、殆どが無人駅です。元々は渋谷から二子多摩川を結んでいた玉電の支線でしたが本線はモータリゼーションの影響でチンチン電車はジャマ電という事で地下鉄になってこの支線だけ残っています。
上の切符は新玉川線35周年記念の先月発売のB型入場券です。

b5fb6668.jpegac7c7a18.jpegff41ff7c.jpeg今月末で切れる東急の株主優待券が何枚かあり時間も有るので東急蒲田駅の多摩川線で多摩川駅から東横線に乗り換え渋谷駅行き急行でしたが自由が丘で乗り換え、大井町線で二子多摩川へ此処から渋谷駅方面の新玉川線で三軒茶屋駅で下車。優待券は東急全線ですので駅員さんに見せ26階建てのキャロットタワーの下から出ている世田谷線に乗り終点下高井戸駅まで行きました。世田谷線は20分も掛からず終点に付きます。

56da1955.jpeg2afe9aaf.jpegさぁ下高井戸から三軒茶屋までとことこ散策の始まりです。まず京王線駅前の「駅前市場」を見学、ずっと昔から残っている細い通路に沢山の小さなお店が軒を連ねています。終戦直後生まれてはいませんがそんな雰囲気が残り活気がとてもあります。デコポンとの掛け合わせのキヨミが5個で300円、大きいトマト3個200円、金目の開き150円など同じ業態が何件もありやすく感じました。肉屋さんで揚げたててのメンチを戴き、ソースまで置いてあり味は最高。久々に正統派メンチを戴きました。af5005a0.jpegd27c8cb8.jpegf2b9cbda.jpeg

d7656b82.jpeg次は松原駅を目指します。世田谷線に沿って歩けば何とかなると思いながらの散策です。途中線路と家で道路が無かったりしますが六所神社を目指します。途中郵便局もありスタンプし局員に聞けば直ぐ横だった。この神社は近隣の小さな神社を合祀した神社のようで服部半蔵につながる一族が府中の大国魂神社から勧請、しかし幼稚園を併設していてうるさく霊験あらたかには?

c6ff655e.jpega2465d36.jpeg次は山下駅へ向かいます。此処は小田急線の豪徳寺駅と接続しています。松原、山下間はこの路線では結構な距離があります。兎に角豪徳寺を目指します。途中線路から離れて迷子に、善性寺へ参拝、とても綺麗な境内のお寺さんです。豪徳寺は山下駅から少し離れていて、大きな境内を持つ井伊家の菩提寺です。結局、この大きなお寺を一周して山門に。

1b25cb4a.jpegabd5dde1.jpeg69722d9f.jpegb2f1ed69.jpegf026619b.jpegb7553cec.jpegc43eb1ce.jpeg56b3dbe8.jpeg3dd43a32.jpeg豪徳寺は徳川家康の時代関が原の戦いで先鋒を務め活躍した井伊直孝が彦根以外にこの地も与えられ菩提寺にしたようで江戸で亡くなった井伊直弼の墓や江戸詰めの多くの正室、側室のお墓が沢山有ります。また直孝が猫に招かれて落雷の難に遭わなかったということから招き猫が沢山奉納してあります。三重塔、立派な山門、裏門、本堂と見るものが沢山あります。豪徳寺の門柱には珍しい高麗が乗っています。

また猫は化け猫が浮世絵でも、干支にも入れませんが、新宿の自性院では迷子になった太田道灌を案内したり、両国の回向院には飼い主が困った時に小判を持ってきた報恩猫塚など良いことをする猫も居たようです。我が家の猫は?

5963befc.jpeg10f8152d.jpegaf12c0a2.jpeg世田谷線では豪徳寺には宮の坂駅が近くです。豪徳寺から世田谷城址公園へ、北条家や太田道灌などの時代の吉良氏の居城で天守閣はなく居館だったようです。北条家滅亡と共に消滅し後に井伊家がこの地を治めます。今は土塁程度しかありません。

e8948da5.jpeg5281f4a2.jpeg宮の坂駅横には昔の玉電デハ80形が保存されています。大正14年の製造で昭和44年まで玉電を走りその後江ノ電で601号として活躍したものです。私もこの電車に乗ったと記憶があります。

宮の坂駅にはこの他に後三年の戦勝の源頼家の創建という世田谷八幡宮があります。境内には立派な土俵もあり江戸の三大相撲の一つと言われています。神社に多い力石もあります。

宮の坂から上町駅を見ながら世田谷駅へ向かいます。此処からは細かい道を通らず世田谷通りを歩きます。静かだった住宅街から喧騒の車が多い道になります。世田谷駅は暮と正月のボロ市で有名です。彦根藩大場家の代官屋敷を中心に冬の風物詩になっています。

07d38445.jpeg世田谷駅近くのまちもりカフェで「玉電羊羹」「世田谷線旧車両の絵葉書」を購入。もう此処からは世田谷通りを歩けば松蔭神社、三軒茶屋になりますので、カフェのマダムに教えてもらった銭湯「天狗湯」で汗をぬぐいます。

正統な銭湯で富士山のペンキ画、最近リニュアルしたようで館内、浴槽はピッカピカ、常連さんの会話が弾んでいました。80過ぎの叔父さんも毎日来ている様で酔っ払って交通事故で足が少し不自由だが掃除のバイトをしてこのお風呂が楽しみだとのこと。お風呂は誰でも直ぐ知り合いになれます。私にも余り飲まないようにと教示。2日続けての銭湯とても気持ちが良いです。

166ec10b.jpeg730b766b.jpeg8cc9f444.jpege9b49d53.jpegさっぱりして円光寺、隣の目出度い名前の大吉寺を参拝、松蔭神社前駅から吉田松陰を高杉晋作、伊藤博文らが祀った由緒ある神社、5時を過ぎていたので閉門されて中に入れず。前に来たこともあり中には松蔭坐像、松下村塾を模した建物があります。

風呂上りでTシャツで歩いて風が心地良く6時前には三軒茶屋に到着、電車だと20分弱が色々散策して風呂も入りましたが約6時間歩きました。三軒茶屋での友人との待ち合わせでしたが遅れるようで「魚しん」という居酒屋寿司で沖縄料理もある面白いお店で先に一杯。久々の友人とで10時過ぎまで楽しい酒を戴きました。

e116ca51.jpeg3bbc3bf8.jpeg2da434f8.jpeg世田谷線は短い路線ですが多くの見るところもありあちこちに緑道、遊歩道が整備され花々が綺麗に咲いています。約6時間2万2千歩でした。お土産に玉電パッケージの最中ならぬ羊羹セット、松蔭饅頭、玉電絵葉書、買い食いはメンチ、みたらし団子、ソフトクリームなど郵便局2局、お店の人や銭湯での裸の会話、久々の友人との一杯と楽しい散策でした。
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