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山手線の新駅構想はもう10数年前から言われています。私が知っているのだからかなりの人がもっと前から御存じだったと思います。それがいよいよ実現の目処が見えてきました。
 
事の発端はJR東日本管内での混雑緩和から始まります。1番の混雑は山手線、京浜東北線とも上野、御徒町間です。上野に着く宇都宮線、高崎線、常磐線からの通勤客が乗り換えそれぞれの目的地へ乗り換える為です。
 
対応策として国鉄時代からの発想で全て東京駅発着にしてしまい、宇都宮線、高崎線、常磐線をもっと南の横浜、大船、熱海まで持って行こうと云う「東北縦貫線」構想が出てきます。
 
現実に2008年からもう工事は始まっています。何処にレールを引くのかは上野、東京間は東北新幹線の上に高架橋をつくりそのまま東海道線に接続させます。(写真は秋葉原駅京浜東北線ホームから)
 
そこで現在留置されている品川車両基地が要らなくなります。現在の留置車両は田端運転所、尾久車両センター、小山車両センターへ配置換えが出来ます。
 
現在の山手線、京浜東北線を東に200M位移設すると広大な土地が浮き上がります。約15haの土地です。田町、品川間は間隔が長い、新駅はレールを移設するので駅の建設も容易。JRでは期せずして収入増の不動産開発が出来る。
 
そして新駅付近は期せずして東京都のアジア地域における業務統括拠点、研究開発拠点になるアジアヘッドクォータ特区になっています。
 
羽田には品川から京急で最短で結ばれています。またJR東日本でなくJR東海が品川駅から全新幹線が停車しています。また品川始発ののリニア中央新幹線が2027年にはスタートします。道路も当然白金方面から海側に抜ける横断道路が東京都によって出来る。交通アクセスも万全になります。
 
新橋の再開発、品川港南口再開発とただビルを作ったりでない世界からみた国際都市構想が出来るように思います。
 
東北縦貫線で高崎、宇都宮、水戸から横浜、小田原、熱海が近くなります。予定では2014年頃には完成との事です。
 
個人的には品川のインターシティ、グランドコモンズのようなビルだけでその東側は人がいないといった閑散たる開発でない事を祈ります。もう当分都心での大規模開発は望めません。

勝手な言い分ですが鉄道フアンとしてはJR東日本、東海などの垣根を越えて東京発からと言わず札幌から新大阪、鹿児島まで乗り換えなしで繋がるのがベストです。そうなれば当然スピードアップの技術も向上してひいては在来線にもその安全技術が受けつながれて行くように思います。

話がばらけて仕舞いました。もう少し精査して書けば良かったと反省しています。まだ時間がありますので各パートで詳細に精査しようと思っています。
鉄道に関するニュースはhttp://www.tetsudo.com/ 
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